やはり出遅れ株の循環物色に利がある。
先駆した東京三菱UFJ(8306)がかわらずの621円など、
伸び悩み傾向を鮮明化する一方、
値上り幅が小さい中小型の金融株はこの日も続伸です。
例えば琉球銀行(8399)は16円高の867円、
東京都民銀行(8339)が35円高の1633円、
京都銀行(8369)が19円高の900円、
京葉銀行(8544)が8円高の437円、
北越銀行(8325)が3円高の193円と上げが目立つ。
このほか景気の先行指標である広告代理も動意付く。
フジメディア(4676)が1900円高の13万1200円、
オプト(2389)が500円高の14万500円と買いが継続しています。
エレクトロニクスの一角にも要注目。
なかでもソニー(6758)は55円高の2745円と続伸。
このところ株価上昇が一服していたものの、
昨日あたりから再度、動意付いたように見える。
他の個別株も見渡す。
明治海運(9115)が43円高の558円、
半導体商社の宮越商事(6766)が25円高の370円、
西松屋チェーン(7545)が38円高の822円と上値を所望する展開です。
(^・^)
------------------注目ニュース-----------------
北朝鮮核実験:貨物検査の義務化決議、中国外相が慎重姿勢 (毎日新聞)
中曽根弘文外相は2日、北朝鮮の核実験を受けた対応をめぐり中国の楊潔※(よう・けつち)外相と電話で協議した。中曽根外相が国連安全保障理事会での制裁決議へ向けた協力を要請したのに対し、楊外相は「安保理決議と制裁だけでは問題は解決できない。圧力を加えるとともに北朝鮮を交渉に引き戻す必要がある」と、日米が求める貨物検査の義務化などを含む決議に慎重姿勢を示した。
また、麻生太郎首相は同日、インドのシン首相と電話で協議し「国際社会が一致して北朝鮮の核開発を認めないとのメッセージを送ることが重要である」と協力を要請。シン首相は「日本の懸念を共有する」と応じた。【中澤雄大】
(※は、竹かんむりに褫のつくり)
米Mスタンレー MS.N 、1株27.44ドルで普通株8020万株を発行へ
[2日 ロイター]
米モルガン・スタンレー は、22億ドル規模の普通株発行計画の詳細を発表した。1株27.44ドルで8020万株を発行する。 中国投資有限責任公司(CIC)が4470万株、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T> が1600万株を購入する。
株式発行により不良資産救済プログラム(TARP)資金返済の条件を満たし、6月末までの返済を見込むとしている。