7日続落の後、やっと反発の兆しが見えてきました。
米株急落を織り込んでの逆行高なので、ただの「陽線」ではなく、
かなり強い反発のシグナルです。
ただどの銘柄でも上るというわけではない。
信用取り組みの改善した銘柄群や、
仕手系の材料株がまず、
叛旗の狼煙を上げるだろう。
日本水産(1332)が28円高の542円、
東京特殊電線(5807)が16円高の203円、
昭和電工(4004)が5円高の271円、
住友林業(1911)が31円高の877円、
日本板硝子(5202)が28円高の529円など、
出来高を伴いつつ上値を所望しています。
反発と云えばグッドウィル(4723)も然り。
悪材料の出尽くし感が広がるなか、
なにも追い風が吹いていないにもかかわらず、
370円高の4980円と急反発で推移しています。
同業のフルキャスト(4848)も急反発し、
2500円高の3万8000円に戻しました。
このほか社長による遣い込みが発覚したアジア・メディア(2149)。
決算報告書の提出が遅延するなど、
社内統制の混乱が明るみになるなか、
とうしょう先週には監理ポストに格下げされました。
にもかかわらず株価の方は堅調です。
18円高の60円と急伸し、
1日の上昇率が43%を記録しました。
今後の相場動向に注視しています。
一方、大型優良の電力も上げが目立つ。
全市場でもっとも強い上昇力を誇示しています。
東京電力(9501)は110円高の2740円、
東北電力(9506)は105円高の2305円、
関西電力(9503)は85円高の2480円、
中国電力(9504)は65円高の2270円と
いずれも軽快な足どりで上昇トレンドに入りました。
うち最も注目したいのはJパワー(9513)か。
送電網を全国に保有する強みがあり、
業界再編の機会があれば必ず動意付くだろう。
しかもクリーンな水力発電設備を豊富に保有。
英ファンドが大株主に浮上するなど、
海外投資家の視線も熱い。
これは20円高の3900円と小じっかり。
(^・^)
---------注目ニュース--------------
「株式」 日清オイリオ---プラスに転じる、7月1日より値上げを実施/注目ディーリング銘柄 (フィスコ)
10:38JST <2602.T> 日清オイリオ 451 +3
プラスに転じる。7月1日より食用油全商品の値上げを実施するが、あらためて製品価格転嫁による業績改善期待が材料視される可能性が期待される。25日線が上値抵抗線として意識されているが、一目均衡表では雲上限レベルでの推移が続いている。信用倍率0.42倍の需給も手掛りに。
ホットストック:東京特殊電線 5807.T が大幅高、東証1部で値上がり率第3位
[東京 30日 ロイター] 東京特殊電線<5807.T> が大幅高となっている。10時05分現在、同社株は東証1部で値上がり率第3位。とりわけ目新しい材料は出ておらず、相場全体の地合いが不安定となる中の材料株物色の一環として買いを集めた。 直近の信用倍率が1.11倍と取り組み妙味があることも注目されている。
ホットストック:日本風力開発 2766.T が売り気配、公募増資による希薄化懸念で