今日はクリニックはお休みですが
新しく導入する予定のキメてる
レーザー&画像診断機のデモで出勤しています

ってほぼ毎回お休みも出勤してるんですけど
まぁそんなに苦にはならない指差し



院長Mammy、元気です飛び出すハート



どうも〜

よーしゃべる皮膚科専門医

院長Mammyです


彦根市民あるある?

ビバシティ特招会の影響を

モロに受けてwww

今週は体力有り余ってます泣き笑い


ブログの更新が多い=元気w


ということで←

今日はクリニックでもお問い合わせの多い

自費内服薬についてご説明します




美容内服って何⁉️



そもそもふくなが皮膚科では


美容内服


なるメニューはございませんw


最近だとSNSとかで
美容ナースを名乗る方たちが
「これが常識」と言わんばかりに
ご自身が内服している処方医薬品を
まるでサプリメントかのように
公開しておりますがあんぐり

諸々のリテラシー大丈夫?
と思わずにはいられません…

ご自身の肌状態を鑑みて
必要のないものを飲む必要は全く無いし
過剰になれば副作用もあります

漫然と飲み続けても
ただの金ドブ←まぁ口悪い滝汗

意味も知らずにず〜っと飲んでる方とか♡
保険で(※一切保険適応ありません)
こっそり(少量)出してもらってるの♡とか
臆面もなく言えちゃう方とか

残念でしかないチーン

多少なりともお金を払って
(なんなら他人の保険料まで使って)
自分のリテラシーの低さを露呈して
健康を害してるとか

損でしかない真顔



意味ある、終わりある治療を



医薬品のうち

美容目的に内服する意義のある薬剤は

決して多くありません


ちゃんと適切に研究され

エビデンスがある(科学的根拠がある)ものは

ごくわずかです



●肝斑にトラネキサム酸


木村有太子(2020)
「肝斑におけるトラネキサム酸のエビデンス」
日本美容皮膚科学会雑誌30(4)309-315

 

そもそも論で

トラネキサム酸を用いた肝斑治療は

外用、内服、イオン導入など

種々の方法がありますから

内服による副作用リスクがある方が

闇雲に内服するのはお勧めしません


スキンケアに正しく注意すれば

内服期間は

3〜4ヶ月もあれば十分です



●紫外線浴びる前のVit.C

●炎症後色素沈着にVit.C



▶︎ビタミンC塗布による光老化の予防


強い日焼けやニキビ跡

レーザー後の炎症後色素沈着(PIH)には

Vit.Cの内服が効果的です

※この場合、保険適応はありません


しかし長期内服による

肺がん発生率の上昇(女性のみ)が

報告されていますから

あくまでも症状改善までの短期間

必要量を十分に取る、に留めましょう


あ!喫煙によって

大量にVit.Cは破壊されますので

禁煙せずにVit.C内服するとか

ほんまに無駄です




●循環不全にVit.E



末端冷え症や

循環不全による肌のくすみには

Vit.Eの内服が効果的です


Vit.Eは脂溶性ビタミンなので

過剰に摂取すると体内に蓄積します


また血液をサラサラにする

お薬を飲んでいる方や

脳卒中リスクの高い方は

内服すべきではありません注意




シミは内服では消えません



いわゆるシミやそばかすは

内服治療では消えません


いくらトラネキサム酸を飲んでも

摩擦や紫外線を浴びれば

簡単に肝斑は再燃します


ご自身でセルフ診断?し

〇〇ください!とおっしゃる方が

時々おられますが

お金と時間の無駄ですのでやめましょう


保険診療で美容処方?

違法ですので、お断りします



内服の適応があるか、も含めて

まずは一度ご相談ください


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