私の7冊目の著書『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』の出版(共著を合わせると10冊目の書籍の出版)を記念して開催した、初の出版記念講演会のレポートですが、前回から続きを書くのが、すーっかり遅れてしまいました!(>_<)
(レポート1は、こちらをご覧ください。)
でも、「私の人生で最も幸せな日」といっても過言ではない、大切な日のことですので、間が空いても、最後までしっかりレポートしていく予定です。皆様、どうかおつきあいくださいませ。
『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』の推薦の帯文を書いてくださった衞藤隆先生(東京大学名誉教授)にオープニングのご挨拶をいただいた後は、いよいよ私の講演スタート。
今回、初めて、レジリエンスとSOC (Sense of Coherence)、心的外傷後成長、という3つの「生き抜く力」について解説し、これらの概念の相違点をお話しました。
でも、概念ばかりお話していてもおもしろくないので、
幼少期の困難を乗り越えたココ・シャネルのエピソードや
若き日の松下幸之助さんが倒産の危機を乗り越えたエピソード、
過酷な経験をして心の病気を発症した後に、夢を叶えた旧ユーゴ紛争生存者のエピソード
等についてお話しながら、「生き抜く力」のメカニズムを理解していただきました。
それから、生き抜く力を高める究極のコミュニケーションのポイントを。
カウンセラー等の話を聞く専門家がやっている、基本的な話の聞き方とは?
失敗続きで、やる気や自信を失っている人には、どう接したらいいのか?
悲観的になりすぎている人と、どう話したらいいのか?
「ありのままの自分」を認められるようになるためには、日頃、どのようなコミュニケーションをとる必要があるのか?
人間関係を悪化させることなく、言いにくいことを言うときのポイントとは?
こうしたことをクイズやワークを入れながら説明していったのですが、
皆様が積極的にご参加くださったので、楽しく、有意義な時間になったと思います!
ご発表者には、可愛いカップケーキをプレゼント♪
講演会は本当に楽しい雰囲気のなかで、無事、終えることができました。
さいごに、写真公開をされても良い参加者の皆様だけお集まりいただき記念撮影をしたのですが、皆様に、こんなステキな笑顔になっていただけて、とてもハッピー!
急な諸事情によりお越しになれなかった、クロアチア名誉領事の小島弘氏や、過去の連載を担当してくださった編集者の高橋良成氏は、素晴らしいお花をお送りくださり、講演中、なんだか見守られているような、温かい気持ちになりながら、お話することができました。
いただいたお花は、講演台の反対側のスクリーン横に置かせていただきました(ブーケは出席もしてくださった長見まき子教授から。)
仕事をしていて悩むこと、迷うことは多々ありますが、全国からお集まりくださった皆様のおかげで、「今までやってきたことは間違っていなかった」と感じられました。
本当に、ありがとうございました!
そして、講演会に来られなかったブログ読者の皆様、私が全力を出し切った著書『生き抜く力の育て方:逆境を成長につなげるために』(大修館書店)を、ぜひ読んでみてください!
エビデンスに基づくアプローチができるようになると、自分も、まわりも、元気になれやすくなりますよん♪