今日の朝めざましテレビを見ていて吹いた。


円高でフクダソーリが急激な変化は望まないという憂慮コメントを紹介した後で、


そんな憂慮など何することかと変調するかのごとく、

アナウンサーがことさら明るくはではでしく

円高で楽しみなのは「円高差益還元セール」

とつかみがはいり、


「たとえば外国産のバッグを12万で買っていたのが、円高で10万になるんです!これは嬉しい」


(うろ覚えだがこんな感じ)

だそうです。


( ̄□ ̄;)

あまりの能天気さに怖気が走ってその後の展開を見なかったのですが


一週間前からドルだけが全面的に安くなっててドル安ユーロ高になってるのをフジサン「ケイ」グループが知らないわけがあるまい?

円高というよりドル安


円急騰、1ドル=99円台…米経済懸念でドル売り加速


13日の東京外国為替市場で、円相場は一気に円高が進み、一時、1ドル=99円台後半まで上昇した。

 1995年10月以来、12年5か月ぶりに100円を突破した。米経済の先行き懸念などを背景に円買い・ドル売りが加速した。

 13日の東京市場で、円は101円台後半から急速に値を上げ、午後5時、前日(午後5時)比2円90銭円高・ドル安の100円17~20銭で大方の取引を終えた。ロンドン市場に取引の中心が移った午後5時30分ごろ円は99円台に突入、一時、99円77銭前後を付けた。年初に109円台だった円相場は2か月で9円近く上昇したことになる。ヘッジファンドを運用する米投資会社の経営不安説が流れるなどし、米国の信用不安を懸念した投資家がドルを売り急いだことが主な要因だ。

 13日午前のニューヨーク外国為替市場でも円相場は一時、1ドル=99円96銭前後まで円高が進んだ。

 株安も進んでいる。13日の東京株式市場は全面安となり、日経平均株価(225種)の終値は前日比427円69銭安の1万2433円44銭、東証株価指数(TOPIX)も39・26ポイント低い1215・87と、2年7か月ぶりの低水準となった。

 【ニューヨーク=山本正実】13日午前のニューヨーク株式市場も、景気後退への懸念からダウ平均株価(30種)が一時、前日より230ドル以上、値下がりした。その後、やや値を戻し、午前11時35分(日本時間14日午前0時35分)、前日比101・76ドル安の1万2008・48ドル。13日の欧州主要株式市場でも株価が下落している。

(2008年3月14日01時44分 読売新聞)



日本の円高を能天気に喜んでる場合じゃなくて、

アメリカ経済を心配し、世界的インフレ・金融危機を警戒する事態なのではないかと、


アメリカABCとかイギリスBBCとかドイツZDF・スペインTVEなどを見てると、他の国はそういう憂慮をしてるんですが、

さすがフジテレビは独自の視点を持ってらっしゃる。


(ノ_-;)


フジサンケイの脳内では世界にアメリカと日本しかないので「円高やったーー」とか思えちゃうのかもしれない。

これでもともとは経済紙のグループ企業・・・南無阿弥陀仏・・・


じゃばさんとこの記事にTB.


円安がじつは進行していることを、知ってしまった、今日の僕。



1ユーロ=156円!!!!!!!!!!


なによ。それ!
1年前より、全然円は安くなってるじゃないの