U.S. to allow 7,000 Iraqi refugees (CNN)

戦争、相次ぐテロの被害によって今1万8千人のイラクからの難民が生まれている。
しかし、アメリカは2003年たった488人のイラク難民しか受け入れておらず、
そこを国連の人権委員会から突っ込まれ、(いやいや)7000人のイラク難民を受け入れる意思があることを水曜、ブッシュは発表した。

現在実際にイラク難民を受け入れているのはサウジアラビア、ヨルダンあたりなんだと思う。以前サウジアラビアに難民としてたどり着いたイラク人のリポート(?)を見た記憶があるのだが、難民に対する差別がなく、みんな親切にしてくれて意外と非常に快適、というのでほっとしたのだが、それは同じイスラムの国で虐げられたイラク国民に対する同情もあるだろうし。アメリカではどうなることだろう。

イラク戦争を支持し現在の状況を作り出すのに加担したクソ貧乏アメリカ人どもが、
「国に支援されてやってきたイラク難民」に対する差別で鬱屈を発散しようとするんじゃないかと想像するだに欝。


(週刊現代の町山さんの連載でも、「イラク人はテロの仲間」と蔑まれたイラク系アメリカ人の話や、FOXでブッシュを批判したイラク系(カルディアン)アメリカ人に対して「ブッシュがよくないと言うがそれならフセインのほうがマシだったというのか」と馬鹿げた非難を浴びせたキャスターの話が載ってたし。)

でも、まあ、アメリカは「自分たちが起こした戦争」で生まれた難民くらいは受け入れなきゃダメじゃん、っていうのが政策として通るからいいよね。

日本が「イラク難民の受け入れ」を申し立てられたら、素で「えー、なんでー」とかはじまりそう。
ウソで始めたイラク戦争に加担しただろが!!

どこぞの「北朝鮮に核を落としたい」っていうバカと知事とか、バカ外相なんか、
実際に自分たちがやってきた、支持してきた政策によって生まれた「難民」すら「絶対受け入れない」と湧き上がるであろうことが見え見え。国粋主義だから。

そういう「差別主義」の国じゃ「国際的に」まだまだ「一丁前」の国として受け止められない、
国連常任理事国なんて夢のまた夢、っつーのを

「威張ってさえいれば美しい国の誇り」みたいに思い違いしている「と知事」支持層にはわからないかもしんない、永遠に(笑