「カトリーナはヤクザの仕業」 米天気キャスターが発言

 【ロサンゼルス=岡田敏一】大型ハリケーン「カトリーナ」は日本のヤクザが起こしたもので、原爆投下に対する報復が目的だった-。米テレビ局のお天気キャスターがこんな意見を全米の多くのラジオ番組で開陳し、話題を集めている。

 アイダホ州のテレビ局KPVIのキャスター、スコット・スティーブンス氏は、カトリーナについて、「雲の形状から自然に発生したものではない」と断定。先物取引でボロもうけしたヤクザが、ハリケーンや台風を人工的につくり出すため一九七六年に開発されたロシア製機器を購入、米国による原爆投下への報復措置とし発生させた-と話した。

 この話がネットを通じて広まり、全米の約四十のラジオ局が同氏にインタビューを申し込む騒ぎに。多くの局がその内容を放送している。

 同氏は産経新聞の電話取材にも応じ、「多くの国や組織が、超音波を利用してハリケーンや台風を人工的につくる最新機器を隠し持っていると確信している。『カトリーナ』の場合、日本のヤクザが起こした可能性が最も高い」と大真面目に話した。

【2005/09/16 大阪夕刊から】

産経(09/16 15:44)


陰謀とされる国の側からすれば、ヤクザはともかく祈念式典を初めて欠席しちゃうような総理大臣を評価している日本人の大半が「復讐」するほど広島の犠牲者の無念を思うことはないだろうというのが実感としてある。

こんな与太が広まってしまうアメリカってなんだ、と思うだろう。


しかし、自分が普段から差別している相手や、他国の考え方に対する無知から生まれる「陰謀論」といったものは意外と簡単に信じ込まれてしまうものだ。


たとえば民主党改憲案が外国に主権を売り渡す「売国目的」だというもの。

http://www.dpj.or.jp/seisaku/sogo/BOX_SG0058.html


このヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。の部分の「ヨーロッパ連合」が抜け落ちて、中国へ日本を売り渡そうとしているのだ、と喧伝されている。


しかし、こういった考え方は戦前に「八紘一宇」や「五族協和王道楽土」といったことで語られていたものであり、

日本からこんな提案が出されたら中国はおろかアジア各国が確実に反発するだろう。

(おそらく西村眞吾あたりが言い出したんじゃないだろーか)


今の日本国民の一部がいかに「中国(あるいは韓国北朝鮮)から何かされるんじゃないか」という不安ベースで誘導されているかがわかる。


参考リンク


うわ、今気づいた!


民主党の選挙CMキャッチコピー「日本をあきらめない」って実は…
中国共産党の気持ちを代弁していたんだ!

>ナ、ナンダッテーΩ ΩΩ