政策の重要度を聞いた政府の意識調査では、郵政民営化は10項目中8番目。

読売新聞社調べの「内閣に優先的に取り組んでほしい課題」調査でも、上位を占めたのは景気対策・年金制度改革で、郵政民営化は17項目中15位だった。


国民にとってさほど重要と感じられない法案を通すために、「解散」をやらかした首相の支持率が何故か上がっている。俺から見たら○○○○な「ガリレオ気取り」小泉のパフォーマンスが、「信念」という肯定的なイメージとともに何度も流れていたので、「反対派にいじめられてかわいそうな首相を支持しなければ」と錯覚を起こしたのではないだろうか。


支持率が上がったことで、マスコミの、「どっちが旗色が多いか」多数派旗揚げ競争も激化した。

とたんに小泉礼賛の番組編成である。小泉屋三代目、祖父はイレズミっ!よっかっこいい!!かっこいい!!バカか?テレビ朝日!!!

支持率が上がったからといって途端に誉めそやすのには信念がまったく感じられない。


しかし、俺は悲観していない。30%の反対派でもうまく立ち回れば勝機はある。

自民党が勝手に候補をつぶしあい、これ以上の独裁制を憂慮する勢力が結託すれば、政権交代も可能だ。

その際に「反対派の議員も当選後公認する」といった信念のない行動を、信念大好きな自民党支持者および英雄小泉が容認するわけないよな?といったことを念押ししておきたい。