<宙に浮いた貝殻>不思議体験 | ☆同窓生の窓☆西一之江小&松江五中

☆同窓生の窓☆西一之江小&松江五中

西一之江小&松江五中の卒業生のブログ

 

 ↓(葛西海岸への2コース)↓
05葛西海岸への2コース 

 
<宙に浮いた貝殻>不思議体験


小学高学年になると、
自転車で遠乗りも多くなった。
西一之江から、
船堀の江戸川競艇場の辺りや、
葛西の海岸まで行った。
 
あるとき友達5人位で、
葛西の海岸まで行くとき、
不思議なものを見た。
人生のうちで唯一の不思議体験である。
 
もう海岸に近い川づたいで、
1メートル位の高さの宙を、
何かがフワフワと浮遊していたのです。
 
この辺りは漁師町で、
川は船泊まりの入り江になっている。
川の両脇の道沿いには、
貝殻を山積みにした空き地が何ヶ所かあった。
ちょうどその山積みにされた貝殻の山の方から、
何かフワフワと宙を浮かんでくるものを見つけた。
まだ道の真ん中辺りでした。
自分は通り過ぎようとしましたが、
考えるとあまりに不思議だったので、
ちょっと過ぎた所で止まって、
振り返りました。
やはり、
何かがフラフラしながら宙を飛んで、
川の方へと進んでいました。
風に流されていたのか、
このままでは川の向こうへ行ってしまう、
と思いながら、
あわてて自転車を置いて近寄りました。
数センチほどの白くて丸い物が、
腰から胸の辺りの高さで浮かんでいます。
その物体が、
まさに川にかかろうとしたので、
何かわからないという恐ろしさもありましたが、
思わず手で払い落としてしまいました。
確かな手ごたえがありました!
 
すると、
みごとにヒットし、
その物体は路上に落ち動かなくなりました。
他にそれらしい物はなく、
それは何と、貝殻だったのです。
正式な名称は知りませんが、
「アカガイ」と子供内では呼んでいるものでした。
貝殻しか見たことがなかったので、
白っぽい貝殻なのに、
どうして赤貝というのかわからなかった。
アサリの大きいのか、
ハマグリの小さい位の大きさで、
縦の溝がたくさんある貝でした。
当時比較的よく見かけるものでした。
調べてみると、
正解でそのまま「アカガイ(赤貝)」で、
なんと昔は浦安市から、
千葉市周辺にかけてが名産地だったとのこと。
葛西も隣ですから、
アカガイ漁が盛んだったのだと思います。
名の由来は、
貝殻が赤いということではなく、
身が赤いということで、
寿司ネタのアカガイがそれで、
身近なものだったのです。
 
 ↓(アカガイ)↓
02宙に浮いた貝殻 

 
すぐに、
前を走っていた友達に声をかけ、
戻って来てもらいました。
先を行っていた友達にも声をかけてくれ、
他のみんなは途中の橋を渡って、
対岸を走っていましたが、
戻って来てくれました。
すぐ前を走っていた友達も、
少し離れて走っていましたが、
「そういえば何か浮いているのを見た。」
と言っていた。
しかし、
判断に迷っている間に、
前の人にくっついていかなければならない、
ということもあり、
進んでしまったとのこと。
 
改めてその物体を見ると、
二枚貝の片側は外れていたか、
破壊されていた。
壊れていない方の貝殻を、
コワゴワ手に取って、
見てみたが、
ただの貝殻だった。
今思えば、
持ち帰ればよかったと思う。
もっと変わった、
不思議な物体ではないかと思ったが、
ただの見慣れた貝殻だった。。。。。
 
 ↓(葛西海岸の入り江)↓
06葛西海岸の入り江 

 
 ↓(貝殻が浮遊していた所)↓
01宙に浮いた貝殻 

このことは、
当時国語の時間に作文に書き、
担任の和田常雄先生に提出している。
返却されて、
どんなコメントが書かれていたかは覚えていない。
何でも取っておく物持ちのいい私ですが、
三度の引越しなどでどこにやったかわかりません。
もしかしたら、
物置の中に残っているかもしれません。
しかし、探すのは大変なので、
今回は探していません。
 
※一緒に行ったのが誰だったか、
 よく覚えていない。
 当時仲のよかった飯岡伸家君と、
 松江一中に行った河野恒夫君が、
 いたのではないかと思う。
 丸山昇君もいたような気もする。
 中山隆仁君はいつも一緒だったが、
 このときはどうだったか思い出せない。
 
 
 
<浮遊計算>
しかし、
なぜただの貝殻が、
宙を浮遊することができたのだろう?
数年前に『浮力』の計算を試みたことがある。
ところが貝殻が空中に浮くだけの、
浮力は得られないのではないかと計算された。
まず、
どうしたら浮く可能性があるか考えると、
ひとつは直射日光のせいで、
中の水分が蒸気になって噴出し、
そのまま弁のように外気が遮断され、
内部が希薄になったのではというもの。
もうひとつは、
中に残った身の一部が発酵し、
発生したメタンガスなどが、
充満したのではというもの。
 
貝殻の大きさを、
縦3cm、横3cm、厚さ2cmとすると、
体積は、
3×3×2=18cm3
貝殻の重さ10gとする。
貝殻の密度は、
10g÷18cm3=0.56g/cm3
空気の密度は、
0.0012g/cm3=1.205 kg/m3(20℃)
であり、
はるかに貝殻の密度の方が大きく、
貝殻の中が真空であっても、
空中に浮くことはない。
逆に、
体積18cm3の空気の重さは、
18cm3×0.0012g/cm3=0.0216g
貝殻が、
0.0216g以下でなければ浮かず、
ありえないことになる。
 
では、
一体なぜ貝殻は宙に浮いていたのだろうか?
わからない!!!
不思議な現象!!!
※どなたか解明できれば教えてください。
 
 
 
**************************************
<浮力>
アルキメデスの原理で、
浮力の大きさは、
物体が排除した流体(液体・気体)の重さに等しい。
Fb=ρf×V×g
 Fb :浮力(N, kg・m/s2)
 ρf:流体の密度(kg/m3)
 V  :物体の体積(m3)
 g  :重力加速度(m/s2)
また、
F=(ρf-ρs)V×g
 F :重力と浮力との合力(上向きが正)
 ρf:流体の密度(kg/m3)
 ρg:物体の密度(kg/m3)
よって、
物体が流体より軽い場合、
 (ρs < ρf )
 F > 0  となり、物体は浮く。
つまり、
物体の密度が周囲の気体(流体)の密度より、
小さい場合に浮く。
**************************************
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆<ご連絡ください>☆☆☆

↑松浦稔(1952年7月7日生)↑
 
<☆ご連絡ください☆>
関係のあるかたや、
何かご存知のかたご連絡ください♪
 
特に同じ学年のかたなら、
とても嬉しいですが、
学年・年齢は違っても、
同じ学校、
西一之江小、
松江5中 に関係のあるかた、
是非、ご連絡ください♪

 
同窓生でなくても、
記事に関係することを知っているかた等、
お気軽にご連絡ください♪
 
記事にコメントを入れていただくか、
メールやメッセージ等をいただければと思います。
※コメントは承認制ですので、
 承認しなければ表示されません。
是非、よろしくお願いします。
   v(^^)v
 

 

 

Mail
matunoki1013@yahoo.co.jp
Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004665931367&fref=pb&hc_location=friends_tab
Twitter
https://twitter.com/type777mmm
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCU2MgNY8ub6hnf4cWMuAwDg/featured