*グレイズアナトミー*エピソードガイド*シーズン2*エピソード17*Part2*
Part2
倉庫室
セックスを終えスクラブを身に着けるAlexとIzzie
A:「あんまり心配するな。大丈夫さ。」と言う
I:「そんなことわかんないじゃない...。」
A:「他に言うことないだろ。こんな時に。」
I:「わかってる...」と言い早足で部屋を立ち去ろうとする
Alexは「おい、どこいくんだよ?」
「だって、じっとしていられないもの。何かしなきゃ...。さっきは”大丈夫だ”って言ってくれてありがとう...たとえそれしか言う言葉がなかったとしてもね...」と微笑み部屋から出る。
オペルーム3
動かないようにじっと立っているMeredith
そしてドアのところではBurkeとDylanがMerdithに聞こえないようにヒソヒソと話している。
Meredithはそんな2人に向かい「やめて。」と言う。
話を止めMeredithを見る2人。
M:「私は患者じゃないんです。」
D:「は?」
M:「2人とも患者を見る目で私を見てるんじゃないですか。いかにも私が今にも取り乱すような。私はパニクったりしません。だから、はっきりと教えてください。」
Burkeは腕を組みMerdithの前に歩み寄る「酸素のメインパイプがこのオペ室の上を通っているんだ。」
Meredithは「OK...」と頷くが「OK...じゃないんですか?」
BurkeとDylanは何も答えない。
「どういう意味か自分で想像はつきますけど...はっきりと教えてください...。
最近の私って悲観的なんで自分の想像はあまり信用したくないんです。
私の想像では...もし酸素メインパイプの元で爆弾が爆発すれば病院全体が爆発するってことですよね...?
それってイカれた想像ですよね?」と聞くが2人とも何も答えなかった...
ナースステーション
ナースの1人に「処理班が動いたらすぐに俺に伝えるんだ。」と告げるWebber
Webberは「私は忙しいんだ!」と強く言い返す。
「解ってます。ですが私達に何かできることはないんでしょうか?何か任務をください!」と訴えるIzzie
だがWebberの様子がおかしい。「わ...私は..」呼吸が荒く気分が悪そうだ。
カメラはWebberを中心にグルグル廻る。
「チーフ?冷や汗がすごいわ!」「脈を計れ!誰か!」「早く!車椅子持って来るわ!」「心臓発作かもしれないぞ!」
Webberは何が起こったのか分からない様子でへたり込むのだった。
オペルーム3
DylanはMeredithに歩み寄り「Meredith...だから...ここから移動しなければいけないんだ。」
Burkeは「移動?」と顔をしかめる
「そう、移動しなければいけないんです。」と答えMeredithに聞こえないように小声で「この部屋から一刻も早く出ないと危険です。」とBurkeに言う。
「ちょっと待って下さい!指も動かせない状態なのに手術台ごと移動しろってことですか?」と大きな目を見開きながら聞くMeredith
「それが今一番安全な方法なんだ。」
BurkeとDylanは顔を見合わせ頷く。
Burkeは「移動しよう。大丈夫だ。用意は良いか、Grey?」と自信を持って言うBurke
「はい。」と頷くMeredith。
病室のベッドに横たわるWebber
「まだわかりません。EKGは正常です。」と答えると
Webberは「起きるぞ!」と言い毛布をめくり立ち上がろうとする。
Izzieは「チーフ、血液検査の結果が出るまで横になっていてください!」と訴える
だがWebberは「そんな命令は聞いてられん!」と言い返すが
「ドクターStevens!私が代わりに聞くわ。」と女性の声が
病室のソファから立ち上がった女性はWebberの妻Adeleだった
ため息をつくWebber
ぎこちない雰囲気にうろたえるIzzie
「え~と...あの...。検査結果が出るまでは安静にされていたほうがよろしいと思われます...」と伝える
Webberはキレたように「お前達は部屋から出て行け!」と怒鳴ると2人は逃げさるように部屋から出ていく。
「こんなことしてられん!」と起き上がるWebber
「ダメです!」と叱るAdele
「爆弾があるんだぞ!」といいながら仕方なくベッドに横になり大きなため息をつく
「わかってます。」と落ち着いた様子でWebberに毛布をかけ頭を撫でるAdele。
廊下にあるベッドの上で頭を両手で抱え込み座っているAddison
そこへGeorgeがやってくる
「ドクターShephered、どうすればいいんですか?ドクターBaileyの事ですが... 麻酔をかけるとか?」
Addisonは冷たい視線でGeorgeを見やり「無理矢理?」
G:「い、いえ...は、はい。」と曖昧な答え
Addisonは大きなため息をつく
G:「無理にでも分娩させられないんですか?.一時的に精神状態がおかしくなったってことにして...」
Addisonは吹き出し「私がMiranda Baileyを無能者として認めなきゃいけないって?
あのMiranda Baileyを?そんなことしてBaileyが安心してお産するとでも思ってるの?」
Georgeは「わ、わかりませんよ。」とうろたえる
Addisonは「私が彼女の為に何も努力してないとでも思ってるの?
私がここにいるのは自分の時間が欲しいからだとか思ってるんでしょ?」
「僕はただ聞いているだけです!」と言い返すが
「聞くのはもうやめて!あなたが何を聞いても私には答えられないの!!
私にできることはすべてやってるわ!! すべてね!Baileyのご主人は今死の危機にさらされているのよ、そう死ぬかもしれないの!今の彼女をなだめる言葉なんて一つも無いのよ!だから私をなだめる言葉も無いわ!私もBaileyもベストを尽くしてるの!そんな世界で一番馬鹿な質問しないであなたもベストを尽くしてちょうだい! 」と爆発したように怒鳴るAddison
Georgeは呆然として何も言わずその場を立ち去る、そして非常口階段へ
気持ちを落ち着かせようと座るGeorge
するとどこからかすすり泣く声が聞こえる
立ち上がり階段の下を見ると誰かが階段の下で泣いているのが見えた
「Hey...君大丈夫?」と声をかけるとその人物はHannahだった
階段を降り駆け寄ると手を切って出血している
「血が出てるじゃないか」
Hannahは「落ちちゃったの、階段から...走ってたら...落ちちゃった...の。」と答える
手を掴み傷口を見るGeorge、Hannahは「大丈夫よ。」と目を合わせようとしない。
「まさか...君...Hannah?」と聞くと
「そうよ...」と恥ずかしそうに言った。
オペルーム2
オペを続けるDerekとCristina
「マイクロシザー。」とCristinaに頼むDerek、
だがドアの外に処理班隊員たちが居るのに気づいた彼女はドアの方へと引き込まれるように歩み寄る。
「そんなに面白い物があるのか?」と聞くDerek
Cristinaは「あ、えーと...」と何も答えないまま手術用スクラブを脱ぎオペルームから足早に出て行く。
外科オペ病棟の廊下
処理班隊たちと手術台をキャスターでゆっくりと慎重に移動中のMeredith
DylanはMeredithの手が動かないように自分の手を上に置いている。
Dylanは「そう...その調子だ。」とMeredithを励ます。
Merdithは「プランをもう一度教えてください」と聞くと
「爆弾はロケットのような形で高さ約8インチ(20センチ)だ。
ドクターBurkeのチーム、そして私達処理班も準備を整える。
それから君はCarlsonさんの身体に入っている手で爆弾を掴むんだ」
「そして引き抜く...」とつぶやくMeredith
「水平にだ。水平に保ちながら引き抜くんだ。」と言い聞かせるように言うDylan
少しの間を開けMeredithが口を開く
「私あなた嫌いよ。」と横目でDylanを見やる
「俺も君が嫌いだね。」
するとCristinaが「何やってるのよ?」と前に飛び出してくる。
Dylanは「止まれ!そこから動くな!」と手術台を止める顔は怒りでいっぱいだ。
C:「何やってるの?」
D:「君はドクターBurkeから避難しろと命令されていただろ!」
M:「万一爆発した時の事を考えて酸素メインパイプから離れたORに移動してるの。」と淡々と語るMeredith
D:「ここで何をしてるんだ君は?」
C:「彼は?どこなの?」
M:「今オペ室準備してるわ。」
C:「じゃあ...Burkeわからないまま...」
Meredithは下を向き溜息をつく。
D:「君は向こうに立ってろ。」と命令するとCristinaは廊下の真ん中から端の方にゆっくりと動く
Meredithに「いいか?」と聞きまたゆっくりと前に進み始める
M:「ねえ、何か言ってよ。」とCristinaに話しかける
C:「何を?」とうろたえる
M:「Cristina、私の手爆弾触ってんのよ。パニクりそうなの...!それよりも私今チョートイレ行きたいの。もう何でもいいから何か話してよ!」
C:「Burkeがね昨日の夜私の事”愛してる”って言ったの。私が寝てると思ってたらしいんだけど...そう聞こえたの。」
M:「Burkeに愛されてるんだ。」と嬉しそうに微笑む
Dylanはこの会話に呆れたようにCristinaを睨む、それに気づいたCristinaは「あんたは首つこっまないで。」とDylanに冷たくあたる。
この言葉にすこしビックリするDylan
M:「Burkeに愛されてるんだ!」
C:「そう、皆悩みがあるのよ。」とイラついた様子
M:「あんたは何か言うつもりなの?」
C:「そんなことするわけ無いでしょ!私自信に直接言わないで寝てる私に言ったのよ!
同じように返答しなくてもいいわけだし...それにあの人爆弾でぶっ飛んじゃうかもしれないんだから...」
M:「それもそうよね!」と少し微笑み同感する。
Cristinaも同じように微笑み頷く。
緊張感が少し解けたところで...ガタン!と大きな音を立て手術台が止まってしまう。
皆凍りつき硬直する...
廊下のラインにキャスターがぶつかったのだ。
鼻息を荒くし呼吸を整えDylanは「よし...いいか、一歩一歩気をつけて進むんだ。」と皆に言う。
Meredithも目をつぶり深呼吸して気持ちを落ち着かせている。
「ゆっくりだそ...Meredith,もうすぐだ。あと少しでORに着く。」
「OK」と静かに答える
「ゆっくり、慎重に...準備はいいかい?」
「はい」
「じゃあ行くぞ。」
Cristinaも息を呑み見つめている。
キャスターはガタリとゆっくりとラインを越え又前に進み始める。
Cristinaは「何で今日に限って”死ぬ”なんて言うのよ...」とつぶやく
ヒヤリとさせられましたね~ぇ
次回のPart3とPart4出来るだけ早めのUPを心掛けます...。
ではお楽しみに!