*グレイズアナトミー*エピソードガイド*シーズン2*エピソード14*パート3* | Seriously....I Love My McLife

*グレイズアナトミー*エピソードガイド*シーズン2*エピソード14*パート3*

星パート3


Rickのオペ

DerekはRickのオペを行っている。

一番奥にはCristinaが背伸びをしてなんとかオペの様子を見ようと必死だ。

ナースはRickに手術の様子が見えないようにシートで隠そうとするが彼は「見てもいいですか?」と頼む。

「もしまたタバコ吸ったらどれだけの神経や血管をダメにするか見ておきたいんだ。吸うつもりはないけど、絶対。それに最後のタバコはもう吸ったから。」と言いながらCristinaの方を見るRick。Cristinaは嬉しそうな笑顔を返す。

Rickの視線を追いDerekもCristinaの方を見やる。


ナースステーション

ある女性がナースと話をしている

「母が介護施設にまだ入っていないのはどうゆうことですか?」

「ここから退院したくないようですね。」と冷たく答えるナース

Sophieの娘のようだ

 
「私の母は年老いて弱ってるのよ。退院させる事がどうしてできないの?」

「お母様にお会いされた事あります?」とイヤミっぽく言う

「もういいわ、母はどこにいるの?」

と、そこへGeorgeが通りかかり話を耳にする

「こんにちは。お母様は感染疾病科に移動されましたよ。」と伝える

「感染病?いつそんなことになったのかしら?」

「感染病ではありません、退院されたくないと仰るので...」

大きなため息をつき「信じられないわ...。」と母親にあきれる娘。

「ホントそうですよね!ところで、お部屋の改装は終わられましたか?もし用意が出来ているようならお母様を連れてきますよ。」

「部屋はもう数週間前から用意が出来ているの。」

「いえ、シュガーメイプルではなくてご自宅のことです。」

「え?どうゆうこと?」

「ピンクの部屋ですよ。あなたの家の...」と言いかけ辞めるGeorge


GeorgeはそのままSophieの病室へ脚を運ぶ。

「ハイ!Sophie」と部屋に入る

「まあ、アイリッシュじゃない!来てくれて嬉しいわ!あなたこんなところへ来て私の病気がうつるんじゃなあい?」

「いえ、大丈夫ですよ。」と言い一息ついて口を開く

「Sophie,あなたの娘さんが先ほど来られたんです。」

Sophieの顔から笑顔が消え去っていく

「...介護施設なんて年寄りの場所よ。私が年老いてるのはわかってるわ。わかってるの...でももし、そんなところに行ったら...自分が老けるんじゃないかと思うと怖いのよ。」と涙をうっすらと浮かべながら話すSophie。

するとGeorgeは手を握り「そんなこと不可能ですよ。」とニッコリ笑う。

「まあ...」ととても嬉しそうなSophie

「僕が出来ることなら居て欲しいのはお分かりですよね?」

「いいえ、あなたの時間を無駄にしたくないわ。それにあなた、あの犬と闘わなきゃいけないじゃない?」

「はい?」

「その子が犬を選んだからってクヨクヨしないの。女って馬鹿なのよ。まあそんなこと百も承知よね。でもね...人生は短いの。降参するなんて時間の無駄よアイリッシュ。だから...闘うのよ。あなたの為に。」と涙を浮かばせながらも力強くつぶやくSophie

Georgeは何も言わずSophieの手にキスをして部屋から出ようとする。

ドアを開けると「まあ、それよ、それが闊歩よ...!」とニッコリ笑う

 
Georgeはドアを閉めガラス窓に手を当てる。するとその手をあわせるかのようにSophieも手を出し”さよなら”と振るのだった。


ユミのオペ

最終に差し掛かったところでナースがオペ室の窓を叩く

振り返り見るWebber。

紙を差し出しているが良く見えない。

 
するとナースがオペ室に入ってくる。

「どうしたんだ?」と聞くと

「ナース達です。現在6時7分過ぎですが6時開始の第2シフトナースは出勤拒否です。」

「そんな事をしたらこの病院がどんな状態になるかわかっているのか?」

「すでに臨時ナースは手配しております。」と言い紙を置く

「何だこれは?」と見入るWebber

「通知書です。私達ナースは10日後にストライキを開始します。」


ユミを検診するAlexとIzzie

「ユミ、いい調子だ。大丈夫ですよ。」と優しく声をかけるAlex。

すると日本語で「私に何をしたの...?あの子がいけないの...」(良く聞き取れませんでした^^;)と力ない声


 
何を言っているかわからないIzzieは「また通訳を連れてきたほうがいいわね。状況を把握できてないみたいだわ。」

「すぐ戻ります」とユミに伝え部屋を出ると外にコーチが居た。

Alexは「あんた何しに来たんだ?」

「こんな事になるなんて...大丈夫だと思ってたんです。すみません...」と謝るコーチ

「俺に謝らないで彼女に謝れ。あんたのお陰で彼女のキャリアは終わったってな。」


するとコーチは部屋に入り「すまん!」と深く頭を下げる。

その様子を見ているAlexとIzzie

Alexはふと白衣のポケットに手を入れ封筒を出す。

「そう、そっちの方があいつに一発食らわすより全然いいわよ。」と言い立ち去ろうとするIzzie

だが「Hey」と呼び止め「あのさ...」と言い封筒を差し出す。

「私が開けていいの?」

「うん...なかなか開けれなくて...」

「できないわよそんなこと...」と返そうとするが「もうお前俺が十分馬鹿だって思ってるんだし。お前から結果を言われてもそこまでショック受けないんじゃないかとね...」


 
そして封筒を開けるIzzie

中身を確認し「おめでとう。あなた馬鹿じゃないわよ。」と合格を伝える

Alexはとても嬉しそう。

「でも馬鹿なのよね。」と言い立ち去るIzzie。


Rickの指をチェックするCristina

そして部屋を出るとDerekから呼び止められる

「様子は?」

「タバコが吸いたいようですが大丈夫だと思います。」
「それはよかった...僕は彼女に親切にしているだけだ...。」と急に話を切り替えるDerek

「ハイ...」


「本当だ。」と真剣な顔

「ハイわかってます。」と言うが本気で受け止めていない様子のCristina


産休に入るBaileyをエレベーターまで見送るAddisonとインターン達

A:「赤ちゃんが産まれるまでベッドで安静にしてください。」

B:「わかってるわよ...。」と車椅子に乗せられ機嫌の悪い表情

I:「TV見たり本読んだりしてくださいね。これ、私達からです。」といってプレゼントを手渡す。

あきれた顔で受け取りエレベータに乗る。

ドアが閉まろうとしたがそれを脚で止めるBailey

「自分の脚も見えないくらいめいっぱい妊娠してるけど、私はドクター・Baileyよ。私が居ないと思ったら大間違い。

 なんでも耳にはいるんだから。あんた達一人一人に目を光らせてるんだからね。また必ず戻ってくるわよ。」と低い声でインターン達にレクチャーするBailey。

インターン達は蛇に睨まれたカエルのようにエレベーターの前で動けない。

そしてエレベーターのドアがゆっくりと閉まる。


オペボードのスケジュールを消しているWebber。

愚痴をこぼしながら彼の後ろを通るナース達。

「まったくどれだけ働かせれば気が済むのかしら?」「まったくよね!」

そこへDerekとBurkeが。

 

「ストライキかい?」「ああ。」とボードの前に立つとWebberは振り返り

「お前達の傲慢な態度のせいだぞ!」と言い立ち去る。

BurkeとDerekは「?」といった表情でお互いの顔を見合す。


オペオブザーブ室で電話で話しているMeredith

そこへCristinaが入ってくる。

電話を切り「Izzieよ。犬は連れて帰ってくるなって...」

「ふーん...」と言いため息をつき椅子に座るCristina

「わかった、あんたがそこまで言うならBurkeにホントの事伝えるわ。」

「その事だけど。ダメよ。」

「は?」

「ホントの事言わない方がいいわ。特に今じゃなくてもいいわけだし...。でもずっと秘密ってわけじゃなくて

少し様子見てから言ってもいいんじゃない?」と言うと静かにうなずくCristina

「それと、Derekのことだけど。嘘よ。私達ただの友達なんかじゃない...。私達っていうより、私はただの友達じゃないと思ってるだけだけど。まだ私にとってMcDreamyなの...。」と大きくため息を吐く。

Cristinaは立ち上がりMeredithの腕を優しくなで「わかってる...」と言い部屋を出る。


ロッカー室に入るGeorge

床にはDocが伏せ悲しそうに待っている。

自分のロッカーに行くと帰宅の用意ができたMerdithがベンチにボーっとして座っている。

横に座るGeorge

 
「選択は無しだ。」と口を開く

Meredithは「は?」と訳のわからない様子。

「最近嫌な事ばっかりでShepherdの事で傷ついてるのは知ってる。だから少しわがままになるのはいいよ...でも

僕よりも犬を選ぶのは許せない。」反省の顔色でGeorgeを見るMeredith



 
「僕、Georgeだよ。君の隣の部屋に住んでる奴だ。君のタンポンだって買いに行く男。

君が辛い時はいつもそばにいる男。だから少しは敬意を示してくれてもいいと思うんだ。保健所でもらってきた犬よりも低い存在じゃない。だから...家からは出ないよ。君がなんと言おうと出て行かないよ。


アパートのベットの端に座り何か考えるCristina

Burkeはすでにベットで横になっている。

そして静かにベットに入るとBurkeが彼女を優しく抱き寄せる。

「君が引越してきてくれて、嬉しいよ...」とつぶやくBurke

「私もよ...。」とささやくCristinaだった。


Meredith、Izzie、Georgeの3人はDocを連れてDerekのトレーラーへ

トレーラーの外に出てきたDerekとAddisonはDocを優しく迎える。

「Doc、ようこそ。」と撫でるDerek。「とってもカワイイじゃない。」と笑顔のAddison

IzzieとGeorgeはDocのおもちゃやドッグフードや受け皿を手渡す。

MeredithはAddisonに紐を手渡し「お願いを聞いていただいて、本当に感謝してます。」と言う

「いいのよ。ただの犬じゃない。ね?行きましょうDoc!」と笑顔で答えDocを連れてトレーラーに入るAddison。

外に残された4人は無言。

MeredithとDerekの雰囲気を察したIzzieとGeorgeは車で待つ、と言いその場を離れる。

「なんでも噛んじゃうわよ。だから大事なものはなおしておいたほうがいいわ。それから猫と小さなウルサイ犬が大嫌いなの。あとね...トイレの躾が...前以って言わなきゃいけなかったんだけど...」と気まずそうに言う。

Derekは「そうだな。」とニヤリとする

 
「こんなことしなくてもいいのよ...」

「こんなに広い土地があるんだし、使わないともったいないしね。」と小刻みにうなずきながら言う

「Derek...」と探るような目で見つめるMeredith

「ただの犬だ。深い意味は無いよ...大丈夫だ。」

笑顔で「わかった。」と頷くMeredith。

数秒間見つめあう2人。

「じゃあ。おやすみなさい...」

「おやすみ...」

Meredithはクルリと背を向け車の方へ歩く。

彼女の後姿を悲しげに見つめるDerek、そしてトレーラーへと入っていった。

 

Meredith/ナレーション:No matter how hard we try to ignore it or deny it,

                   eventually the lies fall away...whether we like it or not.

But here's the truth about the truth.

It hurts.

So we lie.

クローバー嘘だらけの14話いかがでしたか?


エンディングのナレーションでは「真実の真実は”痛い”。だから嘘をつくのだ」

”嘘”は基本的にいけない子事、でも人間”真実”だけでは生きてはいけませんよね...。

嘘、偽り、日常には腐るほど見つかるはずです。

MeredithはDerekへの気持ちに嘘をついています。まあそれは今に始まった事ではありませんが...

同じくDerekもMeredithへ特別な想いがあるために優しく接してしまいます。

最後の2人の会話にはお互いへの強い気持ちが伺えますね。

Meredithの後姿を見つめる彼の目が少し涙っぽく見えるのは私だけではないはずです。

大好きなDocも居なくなってしまったMeredith、しかもDerekとAddisonが里親に。

DerekもDocもAddisonの元へ行ってしまい彼女の心の穴はもっと大きくなりそうですね...。



いつもは冷めてるCristina、Derekへのキビシイ一言に友達としての優しさが感じられました。

そのCristinaもBurkeに"嘘"をついています。

引越したとは言いながらも実は自分のアパートをまだキープしているんですね~

Burkeのハッピーさを壊したくないMeredithは「まだ本当のことは言わなくていい」とアドバイスしますが

この嘘がどこで明らかになるのか?CristinaとBurkeの関係はこれから注目です!

指を切断されたRickには”真実”を平手うちするように冷たく当たるCristina。

ですがそれが返って彼にとっては良い結果となったようです。



ダメダメGeorgeはSophieという老婦人に悩まされます。

そして大好きなMeredithから自分よりも犬を選ばれ凹みます。

”嘘”がばれたSophie、年老いたくない為に入院を長引かせていた彼女は頑固でわがままなんですが憎めない存在でしたね。

最後の方でGeorgeに「闘うのよ」と励ますシーンはグッときます(w_-;

ロッカー室でMeredithにシッカリと自分の気持ちを伝える場面はGeorgeの男としての成長が伺われましたね。

Sophie演じるCarol CookはあのLucille Ball(「I Love Lucy」という超有名なクラシックTVコメディの主演女優)の大親友だったそう。1960年代から80年代にかけて多くのTVドラマ、「ルーシーショー」「ダイナスティ」「チャリ・エン」「コジャック」などに出演されているベテラン女優さんです。



Alexは試験に合格しホッとした様子。Izzieとの関係も少しづつ回復しているようです。

有名大食いチャンピオンのユミに会えて興奮ぎみの彼、ミーハーなところもあるんだねぇ。



カフェテリアでホットドッグ大食い競争するシーンはコミカルで笑えましたね。

えっ特にサンドラの食いっぷりにはビックリです。

まずはソーセージ(ドッグ)を食べ、パンを水に浸して飲み込む!プロの食べ方?

そしてAlexはGeorgeよりもCristinaに敵意心ビリビリで睨みつけながらバクついてました(^▽^;)

Georgeの気合の入れ方はかわいかったですニコニコ



WebberもBaileyも現実から逃げているように見えましたよね。

ナース達の要望や苦情を一切無視するチーフ、結局ストライキという最悪の結果に至ってしまいました。

(このストライキの様子は次回ご覧になれます。)

『傲慢外科医』そのもののWebber、折れたほうがいいんじゃない?ナースが居ないとSGHは大変な事になっちゃいますヨ。


出産間近のBailey。自分の身体の限界を無視したため切迫早産の危機に。

仕方なく産休に入る彼女のインターン達へのメッセージは笑えました(^O^)



異常なほどハッピーな患者Naomiは自分の身体に”嘘”をつかれていたようですね。

コントロールできない”嘘”もあるんですね~

大食いチャンピオンのユミもコーチ・カマジ氏から騙され大変な目に。

カマジ氏が深く頭を下げて謝るところは日本式です(^▽^;)

カマジ氏を演じるのはタケウチ・ユタカさん。


ニコニコそしてミヤザキ・ユミを演じるのはナタリー・N・オカモさんです。

ナタリーさんはアメリカ在住の女優さんで、純日本人です!

スタンドアップコメディなどにも挑戦されている多才な女性!語学のお勉強などにも励んでおられます。

最近では日本のサントリーBOSSのCMでトミー・リー・ジョーンズ氏と共演(ジョーンズ宇宙人と働く店員さん役)も。

日本人として是非ハリウッドで頑張って戴きたいですね!

ナタリーさんの公式サイト(英語) 日本語ブログ も是非ご覧くださいね!

コーチ役のタケウチさんの情報は何もないのが残念です...。


音譜今回使用された曲音譜
"A Good Thing" by St. Etlenne (MeredithとCristinaがDerekとBurkeについて話しているシーン
"Monster Hospital" by Metric (ミュージシャンRickが運ばれてくるシーン)

"Wienermobile Girl" by Mike Tarantino (Cristina, Alex, George が早食い競争するシーン)
"I Got Some Moves" by Sam Winch (SophieがGeorgeに”闘うのよ”と伝えるシーン)
"Am I Just One" by Carey Ott (AlexとIzzieがオペ後のユミをチェックする場面)

"Fool's Gold" by Adrienne Pierce (BurkeCristina がベッドで寝ているシーン)

CD今回のイチオシ星は”Weinermobile Girl”と”Fools Gold”です!ヘッドフォン



ニコニコ次回の15話もできるだけ早く仕上げるに頑張ります!