こんにちは、非営利活動のためのDoTankミエルカ 代表の近内です。
本日は午前中に読書をした後に水泳に行って身体を鍛えてきました。
健全な事業展開をしていくためには、専門性やスキルを高めるだけでは足りず、身体作りを忘れてはならないと考えているためです。チャンスが来たときに万全な状態でのぞめないとせっかくのチャンスも逃してしまいますし、苦しいとき、踏ん張らないといけないときも身体がしっかりしていないと途中で折れてしまいます。
勉強という自己投資も大切ですが、再考のパフォーマンスを出していくためにも身体作りにももっと自己投資していきたいですね。
今回は、ミエルカの価値観(時代を越えて組織が経営活動を続けていくときに、守るべき“原則”)として明文化している【ミエルカの誓い】のご紹介をさせていただければと思います。
【ミエルカの誓い】は、理念、ミッション、ビジョンを実現していくために団体として、スタッフと誓い、行動していくための指針と言ってもいいかもしれません。判断に迷ったときに戻ってくる場所と言ってもいいかもしれません。
ミエルカでは、この誓いを5つ立てています。
【ミエルカの誓い】
1.あくまでもミッションや目的の達成にこだわります。
2.「エキスパート集団」ではなく「プロフェッショナル集団」を目指します。
3.変化することを恐れません。
4.私たちに“競合”は存在しません。
5.依存関係は築きません。
今回は、このうちの1番目「あくまでもミッションや目的の達成にこだわります。」のお話をさせていただきます。
1.あくまでもミッションや目的の達成にこだわります。
私たちは、あくまでも団体・個人のミッションや目的を達成するために障害となっている問題の本質を解決することに注力します。そのために、“全体最適”の視点を忘れません。
例えば、ある団体が活動資金獲得に苦労しているとします。それを解決するために、「ならばSNSを使って支援者とコミュニケーションをとろう」「Webサイトを改善しよう」「団体のことを知ってもらうために広報に力を入れよう」などということがよく言われているのを耳にします。
しかし、はたしてそれは本当に問題の本質を捉えた解決策なのでしょうか?問題の表層的なところのみを捉えていて、何か大切なことを見落としていないでしょうか?
最近は手段が目的化したり、特定の手段があたかも“魔法の杖”“万能薬”のように喧伝されたりすることが多くなっています。それが問題の本質を捉えた解決策であるならば問題はありません。しかし、その多くは問題の本質から外れていたり、部分最適に陥ってしまったりしているように思えます。それでは一時的に目的を達成できたとしても、それを継続させていくのは困難でしょう。私たちはそれを良しとしません(もちろん、そういったものの中には強力な武器となるものも存在するので、それ自体を否定するわけではありません)。
あくまでもミッションや目的を達成し続けるためには何が必要か、どうすれば全体最適を図れるかを追求していきます。
“魔法の杖”や“万能薬”は現実の世界には存在しません。それを、パートナーとしてご支援させていただいている団体の方々には常にお伝えし、事業を軌道にのせていくために、ご担当者のミッションを達成していくために何が本当に必要なのか、本質的なところからご一緒に考えさせていただき、問題解決のための取り組みを行っています。
正直、かなりハードルが高いことですが、企業はもちろん、今後NPOなどの非営利活動に取り組まれる団体にもこういった考え方が求められてきます(というよりも、もうすでに求められてきています)。ミエルカは、そういった力を身に付けた社会問題の解決に取り組むNPOなどの団体や個人を少しでも増やしていくことを目指し、活動をしているのです。
さて、明日は
2.「エキスパート集団」ではなく「プロフェッショナル集団」を目指します。
ということについてお話をさせていただきます。エキスパートとプロフェッショナルの違いとは、いったい何なのでしょうか?なぜ、エキスパートではなくプロフェッショナルの集団を目指すのでしょうか?
その理由は、また明日お話をさせていただければと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
★次回セミナーのご案内★
自分たちの“メディア”をつくろう!
~ネットラジオ局・アワプラジオと考える「伝えること」「耳を澄ますこと」~
広報・PR活動というと、
・リリースなどを通して情報をどんどん発信すること
・とにかく自分たちのことを知ってもらうこと
・ソーシャルメディアを活用してファンを増やしていくこと
などのように「まわりに伝えること」といったイメージをもたれる方が多いと思います。たしかにそれも広報・PR活動のひとつの側面ではありますが、実際はそれだけにとどまりません。「伝えること」とともに「まわり(関係者)の声に耳を傾けて、まわりのことをよく理解すること(公聴)」もとても重要な意味を持ってきますし、「伝える」と一言でいっても状況や手段などによって効果的な伝え方は変わってきます。
今回は、「伝えること」「耳を澄ますこと」とはいったいどのようなことなのか?ポイントは何なのか?を、「伝えること」と「耳を澄ますこと」に取り組んでいるネットラジオ局・アワプラジオで編集長 兼 パーソナリティをされている阿部浩一さんをゲストにお招きして考えていきたいと思います。
【日時】
2012年3月31日(土)15:00~17:00
※終了後、懇親会があります!ぜひご参加ください!!
【会場】
ソーシャルエナジー・カフェ
詳細はこちらをご確認ください! →
http://dotank-mieruka.com/archives/project/make_our_media