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朋くんの学校は、毎年クラス替えがあります。
1年生の3学期、最後の席替えで、
なんと隣の席になれた、かわいいあの子とは、
残念ながら別のクラスになってしまいました。
でも良かったねえ、初恋の子と隣の席になるなんて。
さぞ楽しい学校生活であったろうな。
「おかあさんは、何回恋をしたの?」
なんて聞いてくれるかわいい朋くんに、
だいたい10回くらいよ、と答えると、
「そんなに!!」と目を丸くするけれど、
そういう朋くんだってさ、
1年生で好きな子がいるなんて、なかなかのもんよ?
お母さんは3年生になるまで好きな子いなかったもん。
さて2年生になって数日、
初恋のあの子と、渡り廊下で会ったと教えてくれました。
そうかあ、春休み過ぎても、
ちゃんと覚えてるんだね。
(母はクラス替えになると、好きだった男の子をケロリと忘れた)
そして数日たってから、
新しいクラスに可愛い子いた?と聞くと、
「うん。」
だれだれ?
「なまえは、まだしらない。」
あらら~♪良かったね。
GW明け初の登校日の今日、
朋くんは、突然に
「○○○○○ちゃんがいた。」
その子誰?
「しらない。」
知らないって・・・?
はて・・・
もしかしたらお母さん、そのお名前、
クラス名簿で見たような気がする。
もしかして、朋ちんたら~あはは。
参観日が楽しみだ♪
本日の晩ごはんは、里芋と鶏そぼろのあんかけでした。
朋くんは、味噌汁の中の肉だんごをぱくぱくと食べ、
大好きなしらすごはんをぱくぱくと食べ、
それから急に食べるスピードがダウンして、
「おなかいっぱい。」
また~?
おなか一杯なんじゃなくて、
野菜を食べたくないだけでしょ?
お味噌汁は日本人の体を丈夫にするんだぞ?
でもさ・・・
GW中滞在していた、ファミリーには子どもが三人。
うちと違って、おかずは大皿に盛り付けて、
各自取り皿に自分の食べる分をとる食事なのですが、
誰が、どれを、どのくらい食べたかなんて、わからないよね。
意外と、肉とごはんしか食べてない子もいたのかもよ?
私もそうだったなあ。
ハンバーグの日はご飯いっぱい食べられるけど、
野菜がおかずの日には、「何でご飯食べればいいの?」ってなもんで。
豚の生姜焼きはご飯を美味しく食べたけど、
茄子焼きじゃあご飯食べられなかったしな・・・
ご飯とお肉しか食べないのは、朋だけじゃないのかもよ。
もしくは、味付けがイマイチなのかな?
美味しかったら食べるもんね。
お好み焼きにしちゃえば、ニラでもネギでも、
何でも食べるもん。
ソースの濃味で。
だしの素変えようかなあ。
今使ってる無添加の方が体にはいいけど、(←ちょっと高いんだぞ)
でも食べないんじゃ話にならないしねえ?
多少アミノ酸の手を借りたって、
お味噌汁好きな方がいいじゃない?
慣れたらこの味でも食べられるようになるかもよ。
「うぐぐ。」とか何とか言いながら、
苦しそうに味噌汁の具を食べる朋くんに、
じゃあ残していいよ、
お母さん、もっと美味しく作れるようにがんばるからさ。
すると朋くんは、ちょっと目を潤ませて、
「美味しくないんじゃないんだよ。おなかがいっぱいで…」
あら・・・朋くんたら。
お兄ちゃんになったんだねえ。
母に、悪いことしたなあ、って思ったんだね。
そんな朋くんに、お母さんも、うるうる。
まあいいよ、いいよ。
お母さんが食べてあげるから。
シラスもごはんもまだあるから、おかわり食べなよ。
「うん♪」
いそいそと、茶碗を持って立つ朋くん。
ほら、おなか一杯じゃないでしょ~(笑)
朋くんも大好き。
でもリゾートな部屋にははまだ泊まったことがなくて、
いつもスタンダードルーム。
それでも満足なんですけど、
素敵なバルコニーがあるお部屋とか、
露天風呂つきのお部屋とか、
そんなところのパンフレットを見ては
いいなあ~行ってみたいなあ~
今日はそれをレゴで表現してくれました。
「お母さんと朋は玄関の横の赤い椅子に寝そべって、
海の中のテレビを眺めて、
2階の椅子にはパパが座って、
窓から自然を眺めながら本を読んで、
夕方になったらバーベキュー
パパがこっちで焼いてくれて、
お母さんと朋は、こっちのテーブルで待ってて、
みんなで食べて、
食べ終わったものはこのリサイクルボックスにポイ。
このボタンを押すと、ウィーンって空いて、
もう一回押すと、ウィーンって閉まる。」
おおー!!
素敵!!便利!!
これは?
「サボテン。」
なんで食事するところに、こんなにでっかいサボテン?
「あのね、バーベキューで、食べ終わったら、
サボテンの針で、歯をシーシー。」
あはは、針で歯をシーシーって!!
どこで覚えたのか知らないけど、
面白いよー!!
※歯をシーシーは、はたまんじろうの漫画で見たんだそうです。
朋くんったら、クラスに好きな女の子ができたんですって♪
名前も聞いちゃったもんね~!!
明日は授業参観。
どんな子かな~?楽しみ!!
名前は、書かないでおくよ、
大きくなった朋くん、これを読んで、思い出せるかな~??
○○○ちゃんの、どんなところが好きなの?と聞いたら、
「大きいところ。ぼくより大きい。」
ほお。
朋くんは、背の高い女の子が好きなの?
「そう。」
明日はお赤飯炊いちゃおうかしらん♪おほほほ。
朋くんに、今日学校でがんばったことはなあに?と聞くと、
「・・・いろいろ。」
いろいろって?
「うーん・・・あ!あなほり!」
穴掘り?
「うん。」
いつ?
「長い休み時間。」
一人で?
「ううん、まおちゃんと。」
どこで?
「砂場。」
なんで穴掘ってたの?
「あのな、まおちゃんに、掘ってって頼まれたから。」
へー。
「でも、まおちゃんは、どこかへ遊びに行ってしまった。」
あららー。
「一人でがんばって掘った。」
お風呂で見せてくれた爪は、少し黒くなっていました。
「スコップは1組にしかないから、手でがんばった。」
穴掘り、がんばったのねー。
それで、その穴はどうしたの?
「落とし穴。6年生とかが、鬼ごっこしていて、落ちたら、うああ~!!ってなるねん。」
落とし穴掘ってたのかー。
一人で。
「それから、せいやくんが来てくれた。」
せいやくん、なんて言ってた?
「手伝ったろか?って。」
良かったねえ。
「うん。」
朋くんは、休み時間に、砂場で落とし穴掘ってるんですって
今日のあてはバナナ&甚五郎煎餅です。
あったかくて幸せ♪
「きょねんの冬は、こたつがなかったから寒かったなあ。」
ほんとほんと。もっと早く買えばよかったわ。
こたつ布団はこぼしたり汚したりがややこしいから、と思って避けてたけど、
今のこたつったら昔みたいにがっちりゴージャスな重たい家具みたいなんじゃなくて、
本体はプラスチックで軽いし、
布団はポリエステルで洗濯機で洗えるくらい軽くて薄いし。
冬ちょこっと使うだけだから、ちっちゃいのでいいよね、と正方形を買ったけど
長方形の、でかいの買えばよかった~!!
だって、狭いんだもん、こたつの中。
朋ちんは腰まで入って本読むし、
パパが胡坐かいたら膝が隣に座ってる人にささるし。
それにしても、こたつは幸せ♪
お風呂上がりにのんびりできるのが、幸せだなあ~。
三時半、そろそろ朋ちん帰ってくる頃だな~と思っていると、
ピンポーン。
あ、帰って来た。
いつものようにモニターをみると、
頭が半分だけうつっている。(←ちっちゃいから顔までうつらない。)
おかえりーと、
いつものようにドアを開けると、
朋ちんが・・・泣いてる。
泣いて帰ってきたのは初めてだあ~
我慢して帰って来たのね、
ここまで来てやっと安心して泣けたのね。
よしよし、よくがんばった、と迎え入れてあげると、
玄関に座って、ひと泣き。
どうしたの?と聞くと、
「いいたくない。」
悲しかったんだね。
「うん。」
どこのどいつよ、朋ちんをいじめたのは
何言われたのかしら、何されたのかしら。
はあ~切ないね、でも仕方ないね。
こうやって男の子は大きくなっていくのね。
朋ちん、がんばってるのね、母の見えないところで。
母ができることは、
おうちでは安心して泣けるようにしてあげることくらいなのね。
涙をふいて、トイレに入って、
うーんときばって、うんちをして、
一息ついた朋ちんは、
「あのな、」
うん。
「今日な、」
うんうん。
「WiiUを自慢されてん。」
・・・・。
・・・・・・・・・。
そっか。
(おめーは、のび太かっ!?) ←心の声
心配して損した。
朋ちんがサンタさんにお願してたゲーム。
発売したばかりで、まだ誰も持っていないゲーム。
サンタさんが、「悪いけど我慢してね。」と言ってくれなかったゲーム。
それをこうちゃんが、サンタさんにもらったそうです。
布団のなかで、しくしく泣く朋ちん。
「こうちゃんとは、お話したくない。」
そうなの?
「だって、自慢するから。」
自慢されたら、嫌な気持ちになるもんね。
「こうちゃんちには、行かない。」
一緒にゲームさせてもらえば?
こうちゃんだって、ずっと朋くんちのWiiで遊んでたじゃん。
「行かない。」
そうなの?
「ぼくは、自慢なんかしないのに。」
・・・(ぷぷっ)
朋ちんは、流行りのもの、自分がほしいものは、
わりとたやすく手に入るスネオくんなので、(しかも自覚なし)
自分では気づいていないのですが、
けっこうな自慢やさんです。
こないだUSJに行った時には、
アンモナイトの化石をねだられ、
そんなもん、すぐ飽きてそのへんに転がってるんだからさ~、
いらんよ、欲しいの今だけだよ、
と、かわそうとしたのですが、
「おたんじょうびだから、買って。」
うーん、じゃあお母さんからのお誕生日プレゼントね。
「やったー!!」
レジを通ってから、なんでアンモナイトが欲しかったの?と聞いたら、
「お友達に、じまんしたいから。」
やっぱり。
この、スネオくんめ。
という出来事がございました。
母もおもちゃ以外のものは、
1000円位のものならわりとホイホイ買ってあげるし、
パパと二人でお出かけすれば、
マンガや絵本を一冊買ってもらって帰ってくるし、
ハングリーな思いをしたことは、
まったくといってもいいほどないおぼっちゃんだったので、
こりゃ良い経験であったな。
また、おばあちゃんとこ行ったら買ってもらえるから
元気だしなよ。
「いつ行くの?」
うーん、5月か夏休みかな。
「はあ~、まだまだだな。」
まだまだって・・・
えらいお高いゲームを買ってもらってから
まだ2か月しか経ってないんですけど!!