先日、近所の小児科で開催されていた離乳食教室に参加してきました!
離乳食教室に参加するのは初めて。
一応私も管理栄養士なので、事前知識がある分本を見ただけで概要は理解しているのですが
私も新米ママなので、初心に返って勉強します!
離乳食教室に行くことで回りのママさんの心配事が聞けるし
講師の方の教え方も参考になるので、とても良い機会です。
今回の離乳食教室は離乳食初期の5,6か月の子供向けの内容でした。
この時期の離乳食の目的は、
栄養摂取ではなく
おっぱい以外の食べ物に慣れること。
上手にごっくんできるようになる練習なのです。
スタートして約1か月は一日1回、その後母乳やミルクをほしがるだけ
あげる必要があります。
★離乳食はいつから始めるの?
・首がすわってしっかりしていること
・支えてあげると座れること
・食べ物に興味を示すこと
・よだれが増えてきた
・スプーンなどを口にいれても舌で押し出すことが少なくなること
↑これらの様子が見られたら、離乳食を開始しましょう!
★どのくらいの量を上げるの?
第一段階は、10倍粥をつぶしたものから始めます。
1さじから始め、慣れてきたら量を増やしていきます。
1か月後には小さじ5程度まで食べれることを目安にするとよいでしょう。
第二段階は、野菜や果物をプラスしてみましょう。
ペースト状にしたものを小さじ1からはじめます。
徐々に増やしていき、1か月後には小さじ3程度まで食べれることを目安にするとよいでしょう。
新しい食材を与えるときは、一日1種類1さじにします。
(アレルギー反応の有無が確認しやすいため)
第三段階は、たんぱく質を含む食材をプラスしましょう。
蛋白質の最初は、絹豆腐がおすすめ。
すり鉢でなめらかにしたのち、電子レンジで軽く加熱します。
あとは、きなこやしらす、白身魚を試しましょう。
一か月後には小さじ3程度まで食べれることを目安にするとよいでしょう。
パサつく魚は、水溶き片栗粉で少しとろみをつけてあげると
食べやすくなります。
(裏ごしたものに、少し水分をたして、片栗粉をほんの少し入れて電子レンジで10秒くらい加熱。すぐに軽くかき混ぜてとろみがついていればOK。
加熱し過ぎに注意!
電子レンジの中の様子を見ながら周りが少しぐつぐつと沸騰し始めたら
すぐに加熱ストップしましょう。
★調理について
さて、この頃の離乳食は、基本的に味付けは必要ありません。
素材の味だけでおいしく作る工夫をしていきましょう。
ポイント
やわらかく煮てペースト状にした素材を
野菜スープ、調乳用ミルク、果汁などで伸ばしてあげることで
旨味が一段とアップします。
野菜スープの作り方
1、キャベツ 人参 玉ねぎ、トマトをキレイに洗ってざく切りにする。(適量)
2、水をかぶる程度に入れて、あくをとりながらやわらかくなるまで煮る。
3、こし器でこす
*トマトを加えると、甘味がアップしておいしいですよ!!
その他
良く、離乳食本では、5,6か月で食パンやそうめん、うどんなどの乾麺を
食べさせてもよいと書いてありますがこの時期に無理して食べさせる必要はありません。
小麦アレルギーの心配もありますし、
わずかですが、塩分も含まれています。
食パンにはバターも含まれているものが多いです。
7か月を過ぎたり、2回食になったあたりからでも十分遅くありません!!
5,6か月の離乳食は、とにかく「食べることに慣れること」。
この時期は、食べる量が少なくても焦る必要はありません。
味つけた方がいいのかな?と思う必要もありません。
素材の味を生かして、食べやすい状態で、たのしく赤ちゃんとお食事しましょうね!
あと、私自身が気を付けていることは、
ごっくんした後の赤ちゃんの口の中を観察するようにしています。
口の中に残るものは、その赤ちゃんにとって飲み込みにくいということ。
うちの子の場合は、白身魚や豆腐(つまり蛋白質)は
ごっくんした後も舌の周りにたくさん残ってました。
そのあとお粥を口に入れてあげることで、口の中の食べかすも同時に食べることができていました。
つまり、パサつくとうまくごっくんできないんですね。
だから、最近はパサつくものは、片栗粉で少しとろみをつけてあげるようにしてます。
お粥と一緒に食べてもらってもいいのですが、その素材の味を味わってもらいたいな~と思って。
栄養相談に乗ってくれた栄養士さんが、こんなのも試してみたら?と勧めてくれました
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ベビーフードもいろいろな種類がありますよね。
何か試してみようかな~と思いつつ、ウチの子はもうすぐゴックン期が終了だわ。
今後は、外食の時とか、上手に活用してみようかなと思ってます