集団ストーカー。【実録】近所の集団いじめ。その37 | マウリサRのブログ

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眠れない…眠れない…音が気になり狂いそうになる…



我慢できず、布団から起き上がり天井を睨みつけると、それを察知したかのようにピタッと音は止まる。



部屋に気味の悪い静けさが訪れる…



「ハァー……」



母親は天井を睨みつけたまま深い溜め息を吐き、布団に戻る。



目をつぶり、体の力を抜き、眠りの体勢に入った途端…!



ギシッ…ギシッ…ギシッ…



それは再び始まる。



ギシッ…ギシッ…ギシッ…



音はゆっくりとした一定の速度で、まとわりつくようにいやらしく重く部屋の中に響き渡る…



やがて外は薄明るくなり、目を覚ましたハト達の鳴き声が聞こえ始める…



「あぁ…また今日も眠れなかった…」



そう気づいた瞬間、音は部屋の中からパタッと姿をくらます。



この頃、まだ小学生だった私は、音の存在は確認していたが、さほど気にしてはいなかった。



この音は私を攻撃するものではなく、母親をターゲットにした攻撃であったように思う。


母親は当時、5階の住人と何度も真剣に話をしようとしたが、全く相手にしてもらえず、最後には怒鳴り合いのケンカにもなり…



それを見ていた周りの住人が母親を“キチガイ”だと笑い、噂話のネタにし始めた。



母親は次第に近所の人間と口をきかなくなり、だんだんと孤立していった。



「ねぇねぇ!あそこの4階の奥さん“キチガイ”なんだってさぁ」


大人達が おもしろ可笑しく無神経に振りまいた噂話は、いつしか私の通う学校にも広まり…



子供達の間では、ある“ゲーム”が流行りだした…