朝起きてすぐ
こんな映像とイメージが頭に入ってきた。
「窓を開け、そこから外へ出ていく」
寝ぼけていたのか、私はその映像通り外に出ようと窓に手を伸ばした。
ハッ！と気づく
「今、私飛びおりようとした？」
そこから窓を開け外に出れば下に転落してしまっていた。
映像送信、イメージ送信。
他の人がどうかは分からないが私の場合、行動をする前に映像が頭に浮かぶ。例えば、朝目が覚め布団から出る前に、まず布団から出る自分の姿が映像で浮かび上がり、その映像に従い体が行動する。
人の話を聞く時、本を読む時も頭の中に【言葉】として入ってくるのではなく【言葉】を【映像】に変換する事で私の脳は【理解】している。
時々どこまでが本当の自分の【映像】なのか分からなくなる。
間違った【映像】を脳に送信し、私を操る事なんて簡単にできるんだろうな…
映像送信はいろいろある。
絵はがきの様な壮大な景色の映像が目の前に広がったり、鷹が横を向いている絵やリンカーンの顔が印刷されたお金の映像。
今日は芸人の有吉が大笑いしている映像が見えた。
【映像】といっしょに【イメージ】が伝わってくる時がある。【イメージ】というかは多分、人間の耳に聞こえないくらいの周波数の音声を脳に送り、その送られた【言葉】を自分の【イメージ】だと勘違いしているのかもしれない。
鷹が横を向いている絵が見えた時も【一羽の鷹の絵】なのに頭の中にはハッキリ【三羽の鷹】というイメージが伝わってきていた。
この様な映像が眠りにつく前だけじゃなく普段起きて行動している時にも不意に見える。
誰がどこから送信しているのかは分からない。私が今まで経験したのは音声送信、映像送信。それから【味】の送信なんてのもある。今、自分の口の中に入っているかの様にリアルに【味】を感じる。他にもいろいろあるけど又の機会に書こうと思う。
テクノロジー犯罪は妄想の世界じゃなく実際にある。
人を殺す事も別人にする事も、予言者、霊脳者、超能力者、すべてつくりあげられる。
できる事をできなくする事、できない事をできるようにする事ができる。
世のため人のためと言いながら結局、進んだ技術は悪用される。