「輪廻の雨」 | HYPER GROOVY SHOW!!!!

「輪廻の雨」

昨日の深夜に放送された、フジテレビ主催のヤングシナリオ大賞受賞ドラマ「輪廻の雨」を観ました得意げ

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2009/09-274.html


山本裕典くんと瀬戸康史くんのサソードとキバが兄弟という、ライダー色の強いドラマでしたね得意げ(←んなわけないむっ


〈公式よりパクリ〉
母を亡くし、父には捨てられた主人公・三上孝平(山本裕典)。共に暮らす知的障害者の弟・修平(瀬戸康史)が勤める工場の工場長に日常的に暴力を振るわれていると知った上に工場長から警察に通報すると脅され、逆上した孝平は、工場の金を奪ったうえ、工場長を殺し、修平の手を借りて死体を山に埋めてしまう。捜査に動き出した刑事の徳永(永井大)と青木(青木崇高)らは、修平の言動から三上兄弟を疑い始める。「殺生はいけないこと」と教えられてきた修平は、「悪い人間は死んで良いものに生まれ変わる」と諭されるが、兄の殺人を理解できないストレスから警察や孝平の友人に逮捕の決め手となる言動を見せてしまって…。


瀬戸くんの知的障害者の弟の演技がかなりリアルで感心しちゃった叫び


TBSのドラマの知的障害者の役で嵐のニノがナントカ賞をもらってましたが、瀬戸くんにもナニかあげてくださいパー


弟を守るために工場長を殺してしまった兄の山本くんは、障害者の弟をひとりで育ててきたことにも精神的に疲弊していて、彼女にも辛く当たり、ついに弟に「死んでくれ」とまで言ってしまうんですね。

兄にひどいことを言われた弟は、「悪い人間は死んで良い人間に生まれ変わる」という言葉を思い出して、台所にあった包丁を手に取ります。

弟を傷つけて家を飛び出してしまったことを後悔して、帰ろうとしていた兄は、雨の中を迎えにきた弟を抱きしめたとき、腹に包丁が刺さったのでした。

このとき、兄は弟に刺されたことで、弟がどれだけ傷ついているのかを思い知って、弟に微笑んで謝るんですが、結局その後どうなったのかは曖昧なままエンドマークパー


本来、2時間ドラマでもいいような濃い内容を1時間でまとめてあるので、刑事の永井大も、2人を捨てて消えた父親が帰ってきた辺りも最後は放ったらかしで、「あれどこ行った?」ってもったいない扱いだったので、兄を逮捕するために駆けつけてくるパトカーの音だけでも挿入するとか、ラストシーンにちょっとでも絡めてほしかったなシラー


なんとも切ない救いのないエンディングに、観た後はなんかどんよりしてしまいましたガーン汗


兄が弟に「悪いひとは死んでイイヒトに生まれ変わるんだ」と言い聞かせてきただけに、その弟に殺されようとする兄ってなカゼDASH!


唯一の救い(?)は、瀬戸くんがけなげで可愛かったことです得意げラブラブ

それと、めっちゃ絵が上手い叫び


おいらも、仕事で知的障害者施設の発行物を作ってたんで、かれらが作った作品を観たことあるけど、感性が鋭いし技術もあって、書も絵も上手いひとが多いのには驚いたな叫び

日常の生活に不自由する分、どこか秀でたモノをちゃんと神様はくれてるんやなと思いました得意げ


「輪廻の雨」もし再放送がありましたら、山本くんと瀬戸くんのちょっと切ない兄弟愛のドラマ、観てくだされパー得意げ

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