ブータンと北朝鮮 | 沈みかけ泥舟のメモ

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今はネタバレなしの映画感想ブログ化してます。

国内のアチコチに国家元首の肖像画が飾られている。
自由な観光は許されず、国内に入るとドライバーとガイドが必ずつけられる。
わずか二十年前までインターネットはもちろん、テレビも利用が許されていなかった。
一部の幹線道路だけが整備され、国内の多くは道路さえまともではない。

北朝鮮の話かな、と思う内容ですがこれはブータン王国の話です。

国民の九割が幸せだと感じ、国王夫妻の来日時はちょっとしたブームになった国ですが
北朝鮮やナンチャラ大佐の独裁国家と似た部分があります。

独裁や王政というと悪いイメージを持たれがちですが
権力者が独善的でなければ問題ないということでしょうか。
ブータンが鎖国を止めたのは前国王の意向だそうですから
国王の人柄次第だというのがよくわかります。

ブータンと北朝鮮での大きな違いは先軍政治かどうかという部分かもしれないとも思います。
軍事優先で国民生活をないがしろにするのは
どこもまともな国家ではないことからもわかります。

北朝鮮の国民がブータンの国民の半分ほども幸せと思えるようになる日が
いつか来るといいなと思いますけど、金王朝が続く間は難しいでしょうか。

泥舟、ブータンの国王がずっと善良であることを願う。