2014年7月24日(木) 術後4か月と7日目
術後3回目の外来受診
予約は、16時
採血は、診察の1時間前だから、15時に入ればいい。
余裕で、午前中仕事に行けちゃうんだけど、娘の宿題を見るということもあり、
丸一日休暇をいただいて朝からゆっくり過ごした。
娘の宿題は、家族に関する生活面での困りごとを調べ、
解消する過程をレポートにするというもの
娘の選んだテーマは
「胃切除後の食事面でのサポートについての考察および実践」
もちろん、全面協力するつもりだ
午前中は、病院の「がん情報センター」に二人で行き
資料を読み漁り、お借りする資料とコピーする資料を選定した
午後は、再びがん情報センターに出向き、
ピアサポーターさんから、レポートのアドバイスをいただいた
このピアサポーターさんは、元教諭なので、
あらかじめ、アドバイスをいただきたいことをお伝えしておいたのだ
本を丸写しのレポートにならないように、母の生の声をインタビューして反映させた方がより課題に則したものができあがること・・・など
いいアドバイスをいただけてよかった
娘よ!一緒に食生活を考えてくれてありがとう
サポートに応えて元気になりますよ!
15時に採血受付を済ませ、15時20分に採血
本日は2本
あれ?いつもより少ない??
診察は16時の予約だったけど、呼ばれたのは16時半
まぁ全然許容範囲
「どうですか?」
「調子悪いです・・・」
「調子悪いですか?どんなふうに?」
「あんまり食べられなくて、常にだるい感じです」
「体重は?」
「半年前より6キロ減って、BMIも16くらいしかないです」
「あぁ~ そんなもんかもしてませんね。術後3か月から半年が一番減りますから。2年もすれば慣れてくるんですけどね」
「・・・・・2年・・・」
「採血の値は、貧血の数値も下げ止まっている感じですし、問題ないですね」
「この位の貧血度では、貧血らしい症状はでないものですか?」
「多分、痩せたからでしょうねぇ。仕方がないことです。
とはいっても、食べられないのは困りますから、栄養剤を飲んでみましょうか?
全摘した人は積極的に飲んでもらうんですけど、少しでも胃が残っている人でも、栄養剤を飲んで効果がないこともないんで。
ただ、おいしいものではないんでね・・」
採血結果表を見ながら、低値や高値の項目についての説明をいただいた
低値は、 RBC HGB HCT Fe フェリチン
鉄欠乏性貧血だけど、鉄剤の効果か、低値ながらも前回値よりもやや改善
高値は、尿素窒素 ALT Amy
「尿素窒素が高いのは、水分摂取量が少ないための脱水状態ですか?」
「・・・なんでしょうねぇ。クレアチニンとセットで腎臓を診ているけどクレアチニンが正常なんで問題ないです」
「ALTは、肝臓ですけど問題視するような高値ではないです」
ALTは、鉄剤の副作用だろうということは事前学習したからなるほどなぁと言う感じ。
「Amyは術後からずっと高値ですね」
「そうですよね。アミラーゼがずっと高いですよね」
「まぁ手術でいじっているからでしょうね。問題ないです」
術後のAmyの高値は自分で勝手に膵漏液を疑ったんだけど、
術後はしばらく仕方ないのか。
術後の愛読書のひとつは、『検査数値の読み方』
検査結果が出た時に、医師の言う意味が分からないと嫌なので研究している
研究成果が出てよかったと一人悦に入る
ビタミンB12の検査加算で271点も取られているのに
ビタミンB12の値が【検査中】と書かれているのが悔しい感じだけど
まぁ仕方がないっか
日常生活については、わたしの体調次第で、
何をしても何を食べてもいいらしい。
全力疾走や、水泳や、登山はどうだろうか??
聞きそびれてしまった。
今日のH先生は、至極穏やかだった
診察終了間際に
「お子さん小さいけど、日常生活はこなせていますか?」
「はい。大丈夫です。仕事にも行けていますし」
「そうですか?仕事にも行けているんじゃ大丈夫ですね」と
次回は、3か月後になった
「不安なことがあったら、2か月後に予約取ってくれてもいいですからね」と。
どうしちゃったんだろう?この先生
いつにない気遣いがあった
こんなに起伏があると患者は翻弄されてしまうなぁ
帰りに調剤薬局にて処方してもらう
栄養剤なるものが90日分で18キロにもなりとても持ち運べない
3日に分けて取りに来ることになった
なにしろ、おいしくないものらしいからこんな18キロも処方されて飲み干せる自信がない
1つ170円らしいから、170円分の栄養の塊!と思えば飲めるかもしれない
外科 診察・迅速血液検査料 4,340円
調剤薬局 フェロ・グラメット錠105mg 1日2錠×90日分
メチクール錠 500ug 1日3錠×90日分
ラコールNF配合経腸用液 1日1包200ml×90日分
6,720円