2014年3月末頃まで 退院して3日後くらいまで
とにかく、刺激的で楽しかった入院生活が恋しくてたまらなかった。
そんな人珍しいかもしれないけど、夜中にふと目が覚めて、自室の風景を見て
「あ~病室じゃない。
自宅に帰ってきたんだ・・」とがっかりした。
何度も何度もオペ室の情景がリフレインした。
医師や看護師、患者仲間とのエピソードがリフレインして、その余韻に浸っていたかった。
生活の方は、
入院前は、徒歩2分の距離のお店に10分近く費やさないとたどり着けない。
足ががくがく震えて歩けない。
たった2週間でこんなに筋力が弱ってしまうなんて。
食事は、入院生活の時ほどうまくいかない。
おかゆとお味噌汁と玉子豆腐とひき割り納豆とささみ肉・・・
そんな感じ
1日5食っていうのも、結構大変
50分時間かけてたべて、30分休んで・・・ってしたら、もう次の食事のことを考えないといけない
かと言って、食べたいものを食べられるわけでもない。
入院中からの引き続きの便秘も辛い。
処方されたマグミットもちっとも反応なし。
自宅にあった漢方の「潤腸湯」を投入するも効き目なし。
しかたないから、アローゼン投入で、やっとものすごい下痢が出た。
下痢でも出れば毒素は体内から排出されるし、これで良し!
と、思ったけど、ネットで調べたら、腹部手術後のアローゼンは禁忌だった。
あぶね~
一昔前まで、胃がんなんて、1か月以上入院が必要だった疾患
そう思うと、たった術後2週間でもう自活しないといけないなんて。
医療は進歩しただろうけど、人間の身体がそれを上回る進歩を遂げるのだろうか・・・。
そう思うと、もうちょっとゆっくりしちゃおうと自分を甘やかしちゃったりもして