試練が人を磨く 桑田真澄という生き方 (扶桑社文庫 く 8-1) (扶桑社文庫 く 8-1)/桑田 真澄

お世話になっている方から元巨人・パイレーツの桑田真澄氏
                                 
のセミナーのお誘いを頂き、参加した。
                                     
桑田氏のインタビューなどを聞いていると謙虚で、徹底的に努力
                            
していて、不屈の精神を持っている人という印象があり、いつか
話しを聞いてみたいと思っていたので、念願叶い大変ありがたい。
                       
本書は講演の基礎になっていると思われる内容で、努力の大切さ
や 感謝の気持ちを持つことの大切さ、絶対諦めない心を持つことの
大切さを自身の経験を踏まえて書かれている。

とにかく感謝することと驕らないこと、そして自信を持つこと、この
三位一体だ。
この3つの気持ちがうまく回っていないとダメだ。不安ばっかりでも

ダメだし、自信を持ちすぎてもダメ。自信を持ちながら、謙虚で驕らず、

しかも感謝の気持ちを持ちながら、この3つがうまく噛み合わさった

時に、僕は良い野球が出来る。


野球に限らずプロフェッショナルとして絶対必要な心構えだと激しく共感。


講演備忘録

・表の努力だけでなく、陰の努力を沢山した(トイレ掃除や草むしりなど)

・いつも頭の中には達磨がいて話しかける。「倒れてもエエで。大事な

ことは何度でも起き上がることやで。その時必要なのは、お前

分かるだろ?努力だよ。」

・最後まで絶対あきらめない。

・死について考えている。生についても考えている。

 一日を真剣に生ききる。

・「有難う」とは難(なん)有り、と書く。

 難があれば成長の機会と感謝する。

・人と比較しないで自分のペースで自分の色を出して欲しい。