きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記〈第2集〉 (岩波文庫)

8月15日の終戦日に、63年前の先人を偲び読了。


第一集は特攻隊員など若くして亡くなる英霊の遺書


を集めたもので、死を覚悟した人間の気概がありあり


と伝わる内容で、迫り来るものがある。


対して第2集は、軍隊生活の中で家族や友人との


手紙のやり取りなどが中心のため、第一集と比べ


迫り来るものもない反面、淡々と戦争時代の雰囲気


がひしひしと伝わってくる。


改めて、この平和な時代に生まれたことに感謝し、


先人に感謝して生きていこう。