リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)/野田 智義

リーダーとマネジメントは違うということは前回読んで 学んだことだ。


「リーダーは創造と変革を扱う」…現状を大きく変えたとか、何か新しいものをつくりだしたりする人。マネージャーは現状を維持するか漸進的に変えていく。組織の安定性や持続性を維持するためにマネジメントは機能するが、組織の変化を生み出すためにリーダーシップは機能する。


自分はリーダー足りえているだろうか。まだまだ未熟だが、そうなろうとは意識している。しかし少し気が緩むと現状維持や安定性を求めるようになるのが人間の習性なんだろう。そうならないために常に自分の使命を見つめて日々生きていくことが重要なんだろう、と改めて思う。


人生はいくつもの選択肢によって構成されている。小さな選択が転機となり、結果的に人生を大きく変えてしまうことだってあるだろう。大事なポイントは目の前のドアを開けるためには、後ろのドアを閉じなくてなならないということだ。より正確に言うと、前のドアは、後ろのドアを閉めないと開かない仕組みになっているのだ。この後ろのドアを閉めるという行為において、私たちは悩み、苦しむ。後ろのドアを閉じないから、前のドアをを明けられない。蓄積した信用をあえて捨てるという行為は、後ろのドアを閉めることだ。


後ろのドアを閉めなければ前のドアは開かない。。。


年々さまざまな選択肢が広がっているが、どの道がもっとも自分の進むべき道なのだろうか。


現状に満足することなく、冷静に自分と向き合っていかなければ。