トム コープランド, ジャック ミュリン, ティム コラー, マッキンゼーアンドカンパニー, Tom Copeland, Jack Murrin, Tim Koller, マッキンゼーコーポレートファイナンスグループ
企業価値評価―バリュエーション;価値創造の理論と実践

大学院のテストのために全体感を把握すべく再読。


前回読んだときは難しすぎて2-30%も理解出来ていなかったように思うが、今回は細かい点は飛ばながらもスラスラ読み進めることが出来るほど進歩していたように思う。


かれこれファイナンスを始めてから2年程経つが、継続学習の効果を実感した瞬間でもある。


バリュエーション自体は、企業の本質的な価値を計る上で現在最も優れた手法だと言われているが、所詮数字をいかようにでもいじれてしまうし、最も企業価値評価に影響を与えるWACCを導き出す要素のCAPMというのがいい加減なので、厳密に計ることが出来ない。


とは言え、航海をするときに羅針盤が必要なように、企業の本質価値を探る際の指標としては優れているので今後も磨きをかけていこう。