宇宙が味方する経営/伊藤 忠彦

日経新聞の広告などで何度か目にして気になっていたので本屋で手に取ってみたところとても面白そうだったので買って読んでみた。


これがとてもよい内容で、こういった類の本を時価総額2000億円超の上場企業の現役社長が書いたことにまず驚く。



最近のNASAの宇宙物理学者の中では、「宇宙の進化」には人間と同じように「意思」が働いており、偶然の結果ではないというのが有力な説になりつつあります。その「意思」を実現するために宇宙は絶えず「進化の波動」を地球人類に送り続けているということです。この進化の波動と同調すると宇宙が背中を押してくれるように奇跡的な力を発揮するのです。そしてその波動の根本にあったのは、私のキリスト教徒おしての信仰心とスピリチュアルな発想でした。


とは言え本書の内容が理解されないだろうということは覚悟しています。それでもあえて本書を世に問うたのは現代という大きな変革の時代において読者の方々が潜在的に感じていた「ある思い」を覚醒するかも知れないと思ったからです。


今の世の中の風潮は、お金・地位・名誉といった目に見える成果ばかりです。しかしそんな物質的な成功というのは、人生において真に幸いをもたらしてくれるものかどうか分かりません。人生にはもっと大きな課題が存在しているのです。ぜひそのことに気づいてほしいと念じています。



これも社会変化のひとつの表れだろう。10年前だったら明らかにおかしな人と言われていたに違いない。

また読んでみよう。