『西麻布伝説』 MINMI
レンタルの返却がなんせ当日なんで、手元にCDがあるうちにぱぱっとレビュっちゃいます。
ビクターエンタテインメント (2006/02/22)
という事で、MINMIのニューシングル『西麻布伝説』(2月22日発売)。
前作の最強サマーアンセム『サマータイム!!』より約8ヶ月ぶりとなる新作。
前作があまりにも自分の中で大ヒットだったんで、今回もかなり期待しておりました。
タイトル曲は、前作以上にポップな一面を全面に押し出してきた、ホーンのアレンジとハンドクラップ・ビートが心地よいファンキーなアップナンバー。
もちろん彼女のルーツでもあるレゲエの要素も取り入れており、それもしっかり肌で感じ取れるクラバーにも優しい仕上がりに。
リリックもダンス・ホールを意識した開放的なものになっており、とにかくテンションを上げたいときには歌いながら聴くといいんじゃないでしょうかw
ただ、彼女独特のパワフルさが目一杯出てなかったかなぁと思いました。落ち着いてしまった・無難にとどめたという印象。
カップリングには、ちょっとDABO似のダンスホールレゲエ・アーティスト・KENTY GROSSをフィーチャリングした『真珠ノ涙 underconstuction ver』収録。こちらは、ウェットなダンスホール・トラックと、浮気を問い詰める彼女と白を切る彼とのやり取りが面白いリリックが特徴。KENTY節炸裂の関西弁でのコミカルなフロウが痛快ですw
ちなみに『西麻布伝説』とは、MINMIが湘南乃風らと行っている実在するイベントの名前なんだとか。
★★★★★★★☆☆☆
『Around The World』 MONKEY MAJIK
お、お師匠さん!!
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ (2006/02/22)
という事で、MONKEY MAJIKのニューシングル『Around The World』(2月22日発売)。
彼らは以前期待のヒカリ でも挙げさせてもらったんですけど、その前作『fly』が見事にスマッシュ・ヒット。
それから僅か1ヶ月でドロップされる新作がこれ。
皆様ご存知、香取慎吾主演の月9ドラマ『西遊記』の主題歌。
タイトル曲は、西遊記にちなんでか、ドラなんかの楽器も積極的に取り入れているチャイニーズ・フレイヴァー溢れるシックなロックナンバー。
ドラマ制作側に依頼されたんでしょうけど、この異国な世界観、普通にフィットしていて全然苦じゃないんです。ましてや元々”カナディアン・ロック”という言ってみればこれまた全く別の国の音楽でこれまで支持されてるのにも関わらず、ここまでスムーズにマッチさせてくるところ辺り、やっぱり期待してた甲斐がありました。
カップリングには、こちらも爽やかな全英語詞の『Falling』、『びゅりほーさーあーいと』(Beautiful Sight)というフレーズがなんとも軽快なミディアム『everyone』を収録。
てか、これもう何から何まで完全に洋楽ですね。歌ってるのもカナダ人やし。
UKのロックが好きな人は、結構ハマりそうなバンドだと思います。
★★★★★★★★★☆
『カレーライス』 KAN
はじめに・・・
俺が行ってるレンタル屋やっぱ品揃え悪いかも。 いや、詳しく言うと、品揃えは豊富、でもさ、今日発売のシングルが昼過ぎ行ったらもうほとんどレンタル中とかこれはいくらなんでもひどいっしょ。入荷してる枚数が少ないのよね。だから広く浅くって感じで嬉しいのやら悲しいのやらわかんねww
てことで、そんな戦の跡と化していたシングルコーナーからレンタルしてきた中の1枚を。
という事で、KANのニューシングル『カレーライス』(2月22日発売)。
前作『SUPER FAKER』から約5年5ヶ月ぶりですか。すげぇブランク。まぁTRFには敵わんか・・・ ぁ
『愛は勝つ』が大ヒットしたことで知られる彼、すっかり『あの人は今?』状態でしたが、今回昼ドラの主題歌でひさびさに始動し出しました。
まぁ、同レーベルの後藤真希に楽曲提供したりはしてましたが、自身の本格的なリリースはホントにひさびさ。
タイトル曲は、彼の真骨頂ともいえるこじゃれたメロディーと温かみのあるギターが、心に懐かしさを吹き込むミディアムナンバー。
”カレーライス”という一見大衆的で普遍的な題材を歌詞に取り入れてくるところなんかも実に彼らしいですよね。その割に案外壮大な世界が広がってたりするし。
ちなみにこの曲、元モー娘。の矢口真里初主演のTBS系ドラマ『銭湯の娘!?』主題歌。
この前初めて一回見たんですけど、演技ヒッドイヒドイ。男勝りな役柄なんですけど、単調すぎて思わず失笑。最近のアイドルの中でもなかなかの大根です。もうあの人絶対向いてないtt(銃声
言い過ぎたごめんなさい^-^;;
と、思っていた矢先に、早速4月から始まる新ドラマ『ギャルサー』 で渋谷を徘徊するギャル役で出演が決定。どうなることやら・・・(;´∀`)共演は藤木直人・戸田恵理香・鈴木えみらです。
って話ずれますた^-^;
★★★★★★★☆☆☆
月間音楽BEST用テンプレート
下が『月間音楽BEST』用のテンプレートになります。
使ってくださってもかまいませんし、ご自分で自由に作ってくださってもかまいません。
また、このテンプレートの改造も全然かまわないので、これを基に自分のやりやすいように作り直してくれてもOKです。
~月間 音楽BEST用テンプレート~
『楽曲部門』
No.1:
No.2:
No.3:
No.4:
No.5:
No.6:
No.7:
No.8:
No.9:
No.10:
楽曲部門の主な選出理由をどうぞ!
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『アルバム部門』
No.1:
No.2:
No.3:
No.4:
No.5:
No.6:
No.7:
No.8:
No.9:
No.10:
アルバム部門の主な選出理由をどうぞ!
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総評をどうぞ!
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『Call me Miss...』 Crystal Kay
(*´д`*)パッション!!な新作!
- Crystal Kay
- Call me Miss...
という事で、Crystal Kayのニューアルバム『Call me Miss...』(2月22日発売)。
いやぁ、今年になって今のところ一番の注目株っすわ。昨年は『恋におちたら』で大ブレイク、その後の『Two As One』もヒットしたわけなんですけど、やっぱり日本で売れるには必須条件といっても過言ではない”軽ーいポップス”になってしまった、っていうのは否めないところですよね。
んで、その音楽性に関しては、俺もあまり賛同出来ないんですけど、別に反対もしないよって感じで。だからブレイクした後の楽曲も好きですし。
でも先日発売された『Kirakuni』聴いてそんな考えが一気にぶっ飛んでしまいました。
『やっぱCrystal Kayはこうでなくっちゃ!』と、一人でおかえりなさいの万歳三唱しましたとも。 ぇ
まぁ冗談はこの辺にしますw 今回のアルバムは、『恋におちたら』『Two As One』のような純ポップ路線と、『Kirakuni』のようなブラック路線が融合した心地いい空気が漂っているアルバムです。
比率でいえば、ブラック要素の方が若干多いような気がします。 でも案外サラーッと聴けちゃうという。
収録曲(シングルはオレンジ・カップリングは緑・注目曲は赤・シングルかつ注目曲はピンクで表示しています。)
1.Baby Girl |
9.Together 10.fly to you 11.きっと 12.Two As One 13.Happy Life 14.涙があふれても 15.Kiss(Orchestra version) |
初っ端からのコテコテR&Bチューン①『Baby Girl』、
ジャム&ルイスプロデュースでもはやお馴染み②『Kirakuni』、
この曲で遂に大ブレイク、30万枚を売り上げたキラキラポップチューン③『恋におちたら』、
再びディープなR&Bナンバー、音使いがコミカルな④『Hero』、
タイトルは『倦怠期』の略語、彼女自身が作詞作曲を担当したギターストロークが爽快なアップ⑦『KTK』、
m-floの『miss you』そっくりな切ない系パーティーチューン⑧『I Know』、
テレ東系トリノオリンピックテーマソング⑨『Together』、
彼女の名バラード『Motherland』を大胆サンプリング、three NATIONの『OLIVIA once again』を思い出させた⑩『fly to you』、
このアルバムの看板バラードになりそうなスウィートな⑪『きっと』、
彼女初の、ヴォーカリストのコラボレーション、TOYOTAのCMソングでも話題になった⑫『Two As One』、
映画『ダークウォーター』主題歌、胸を裂かれそうに切ない旋律がラストを儚く彩る⑭『涙があふれても』、
そして昨年のシングル『Kiss』を、オーケストラ・アレンジで歌も録り直した⑮『Kiss(Orchestra version)』は初回盤のみ収録。
・・・と、前作に劣らず、実に様々な楽曲に挑戦、そして自ら作詞作曲も多数手がけるという、まさに彼女の成長・進化を窺うのに最適なアルバムです。声も着実にかなーり色っぽくなってますし、
ブラック要素がかなり濃かったのも、古株ファンにとっては、かなり嬉しいと思いますよ!
駄点は特に気にならなかったんですが、強いて言うなら中盤歌い方が少し単調だったのがひとつ悔やまれるなぁと。雰囲気が似た楽曲が続いてたので、そこはメリハリをつけてほしかったです。
そんな彼女も2月25日に20歳の誕生日を迎え、大人の仲間入りって事なんですが、これはまさに大人になるまでのイノセントな彼女の魅力が凝縮されたちょっぴり甘酸っぱいアルバムです。必聴です^-^
総評 ★★★★★★★★★☆
『CRY NO MORE』 中島美嘉
新境地?原点回帰?
- 中島美嘉
- CRY NO MORE
という事で、中島美嘉のニューシングル『CRY NO MORE』(2月22日発売)。
タイトル曲は、TBS系アニメ『BLOOD+』のEDテーマで、これまでのシングルでは決してみせなかったゴスペル要素の強い哀愁ブルースナンバー。
まるで何かを解き放つかのように力強く遠くへ声を飛ばしている彼女。彼女の歌声っていい意味で危なっかしいんですよねぇ。グラグラしてて、今にも崩れ落ちそうな細く弱々しいオーラを放ってて。でも不思議な事に、曲との相性は毎回抜群で、それが必ず吉に転んでくるという。今回もズバリそれだと思います。
こういうブルースとか、前のベストで綾戸智絵と共演した『AMAZING GRACE』なんかもほんまジャスト!って感じやったし、ええ作家さん・スタッフに囲まれてると思います。
PVも今までにないナチュラルな演出です。そしてかなりの映像美。
カップリングにはCOLDFEETのLoli Fineが提供したファンキーロックナンバー『BLACK&BLUE』を収録。イメージとしては、3rdの『Rocking Horse』+『GLAMOROUS SKY』って感じですかねぇ。
ちなみに彼女出演の『KATE』CMソング。
★★★★★★★★☆☆
AI&大塚愛&天上智喜&EXILE&Aqua&HY
AI ニューシングル発売!
昨年『Story』が大ヒットしたR&Bシンガー・AIが、前シングルから約11ヶ月ぶりとなる待望のニューシングル『Believe』を4月19日に発売します!タイトル曲は、『Story』とはまた一味違ったメッセージ性をもったバラードなんだとか。 カップリングにはR&B『No Way』と、大人気韓国人シンガー・Rain(ピ)とのデュエット曲『Too Much feat.Rain』&去年USのブラックミュージックシーンを揺るがしたTrey Songzをフィーチャリングした『Beautiful feat.Trey Songz』まで収録されるというんだから、これはもう昔っからのファンの方、R&Bファンの方、そして『Story』を聴いてファンになった方まで、誰もが満足いく内容になっていること請負でしょう^-
AI 公式ページ(詳細あり)
大塚愛 ニューシングル発売!
昨年12月に3枚目となるアルバム『LOVE COOK』を発売、大人びた落ち着いたナンバーも収録されており、ますますノリにのってきた彼女のニューシングル発売が決定しました。タイトルは『フレンジャー』で発売は4月12日。昨年のメガヒット『SMILY』以来のアップテンポになるんだとか。スローも結構ですが、俺はやっぱり彼女には弾けていただきたいと思っております^-^
天上智喜 早くも3rdシングル!
1stシングル『Boomerang』、3月8日発売の2nd『The Club feat.SEAMO』に続く3rdシングルが早くも4月26日にスタンバイしてる模様!まだ詳細は入ってきてはいないものの、もう既に準備には取り掛かっているとの事(当たり前か)。1枚目2枚目ともに恐ろしいほどにクールでシャープで、そしてビューティフルな一面で魅せて来ている彼女ら、どんなものになるのか、今から楽しみで仕方ありません^-^
EXILE ニューアルバム!
昨年シングル『EXIT』で再び”EXILE”としての活動を再開した彼らの約2年3ヶ月ぶりとなる待望のニューアルバムが遂にリリース決定!タイトルは未定ですが発売は3月29日に決定したようです。
CD+DVDとCDのみというお馴染みの形態でリリースされるようで、大ヒットシングル『ただ・・・逢いたくて』や、先行シングル『YES!』(3月1日発売)も収録されるとの事です。ちなみに、同日に、VoのSHUNこと、清木場俊介も3枚目となるシングルを発売との事。個人的に清木場かなり好きなんで、期待っす^-^
Aqua Timez メジャーデビュー!
ミニアルバム『空いっぱいに奏でる祈り』が大ヒット中の彼らが、ニューミニアルバム『七色の落書き』で遂にメジャーデビューを果たします。発売は4月5日。
HY 待望の4th!
そしてその1週間後の4月12日、ストリートバンドの先輩・HYが、前作から1年9ヶ月ぶりとなる待望のニューアルバム『Confidence』をリリース!早くもその中のリード楽曲『モノクロ』が、CS放送でオンエアが始まっているそうなので、詳しくは↓のHPへどうぞ!
『The New Beginning』 ZEEBRA
待ってましたよシマウマさん。
- ZEEBRA, TWIGY, D.L, Full Of Harmony, CO-KEY, KM-MARKIT
- The New Beginning
という事で、鼻息の荒いシマウマことZEEBRAのニューアルバム『The New Beginning』(2月15日発売)。
タイトルどおり『原点回帰』がコンセプトになっている今作は、自身の歴史やルーツを今まで以上に等身大に綴る濃ゆい内容のリリックから、彼の気合の入りようが普段以上にひしひしと感じ取れます。と言いつつも、決して硬く難解なものでもなく、トラックともに意外にかなりポップ。すぐ身体に馴染んでいくのが分かりました。
彼自身も誰にでも分かりやすく聴きやすい内容を目指していたらしく、まさにその思惑は大当たりといったところでしょう。
収録曲(シングルはオレンジ・カップリングは緑・注目曲は赤・シングルかつ注目曲はピンクで表示しています。)
1.The New Beginning(Intro) |
9.Wildin’ Part 2 feat.Q&AKTION 10.BEAT BOXING feat.Braidz 11.The Motto feat.OJ FLOW&UZI 12.Slow Down(Album Mix feat.NaNa) 13.BEAT BOXING feat.Hibikilla 14.Save The World 15.Do What U Gotta Do feat.AI,安室奈美恵&Mummy-D |
こうして見ると、やはりゲスト陣が豪華。彼の厚い人望が最大限に生かされた形となりました。当然ながらHIP HOP/R&Bシーンのアーティストが中心なものの、それでもかなり幅広いです。
主な収録曲を追っていくと、
彼のHIPHOPルーツが細部にまで窺えるシングル曲②『Street Dreams』や④『Story Of A Sucka MC』、R&Bファンは必聴!FOH参加のスムースチューン⑤『Escape feat.Full Of Harmony』、彼としてはかなり斬新なダンスホール・トラックで思わず体が動き出すシングル⑦『Oh Yeah』、BeyonceやMariah Careyらを手がける著名プロデューサー・Swizz Beatzが直々に参加した軽快な⑧『Let's Get It Started feat.Swizz Beatz』、シングル②のカップリングの続編ともいえる内容で、真木蔵人ことAKTIONも参加の⑨『Wildin' Part2』、こちらはUsherの『Yeah!』、最近ではChris Brownの『Run It!』をプロデュースした事でも知られるScott Storchがトラック提供を行った⑪『The Motto feat.OJ FLOW&UZI』、レゲエDJ・Hibikillaとのコミカルなやり取りに思わず失笑しそうになるSkit⑬『BEAT BOXING feat.Hibikilla』、艶のあるトラックが堪らない⑭『Save The World』、そして、安室奈美恵、AI、RhymesterのMummy-Dをフィーチャリング、ZEEBRA VS Mummy-Dの高速フロウでストレスも一気に吹っ飛ぶ豪華ファンキー・フリーキーチューン⑮『Do What U Gotta Do feat.AI、安室奈美恵&Mummy-D』などなど、
とにかく顔も性格も違う楽曲が15曲並んでいるので、初っ端からラスト1秒まで、決してだれる事はないでしょう。個人的に嬉しかったのは、R&Bファンも悦ぶであろう楽曲が多数収録されていたという事。
特に⑤⑧⑭なんかは、トラックだけでも聴き応えありますよ^-^
そして、冒頭でも言いましたが、歌詞カードを見なくともすんなり耳に入ってきて胸を打つリリック、これを是非体感してみてください。
ワルっぽさとセクシーさを兼ね揃えた声も健在。開放的な振幅が効いている、これぞまさにJ-HIP HOPの真髄ではないでしょうか。
★★★★★★★★★★
『Keep Tryin'』 宇多田ヒカル
話題の楽曲、遂にリリース。
- 宇多田ヒカル
- Keep Tryin’
という事で、宇多田ヒカルのニューシングル『Kepp Tryin'』(2月22日発売)。
昨年からコンスタントにシングルをリリースしてきている彼女、今作は、LISMO! au LISTEN MOBILE SERVICE のCMソングですっかりおなじみですね。
そのタイトル曲は、相変わらずな熱くコミカルなヒッキー節が繰り広げられている歌詞と、相変わらず上質なアレンジと、前作の要素をうまく引き継いだかのような変則的なメロディーに思わず声をあげて悦んでしまいそうになる清涼感のあるポップナンバー。
と、今回も毎度の如く独自の世界観でガッチリ固めてきてはいるんですが、そこにはちゃんとリスナーへの”逃げ道”や”入り口”がキッチリ用意されていて、そういうところにはいつも感心しておりますです。
”夢を持ちなさい 動き出しなさい”と自論を振りかざすちと押し付けがましい歌詞は、今回もかなり物議を醸し出しそうではありますが、まー感じ方は人それぞれですよね。俺はそこまで気になりませんでしたけど、『もうちょっとオブラートに包むか柔らかくしなさいよ・・・』と思うところは確かに多々あります。金も地位もゆとりも持ち合わせている人だからこそ胸を張って発表できる内容ではあると思います。
これが彼女の個性!と言い切ってしまえば本当にそれまでなんですがw
PVでは彼女のコスプレ大会が繰り広げられております。特に高校生の制服は、下手すりゃもう二度と拝めないかもよ? ぁ 雰囲気・演出が実に『traveling』ぽいです。
そして!!カップリングには、ひっさびさとなる新曲が収められております。タイトルは『WINGS』。
前作『Passion』を薄めたかのようなイメージの、哀しく、そして壮大な世界観に、キャッチーなメロディーラインが乗っています。
★★★★★★★★☆☆
倖田來未・12週連続シングルリリース 大総評!
と、いう事でですね!いよいよ12週連続シングルリリースが今週で終わりを迎える、という事で、このブログでは大総評と題しまして、PVから何までを思いっきり振り返りたいと思います。
ひとまず、12週目を迎えた時点での俺個人のランキングは以下のようになりました!(Boys♥Girlsは両A面にはなっていますが、12週に合わせて、対象から外させていただきました。ご了承ください。)
1位:D.D.D feat.SOULHEAD
2位:Lies
3位:you
4位:Shake It Up
5位:Someday
6位:WIND
7位:Birthday Eve
8位:今すぐ欲しい
9位:feel
10位:No Regret
11位:KAMEN feat.石井竜也
12位:Candy feat.Mr.Blistah
すべての総評は、一番↓にしてあります^-^それではまず、シングルをひとつずつ振り返ってるので、どうぞ!(記事書くのに3時間かかったのはナイショ)
1週目:you
最終的評価 89/100点
店主ランキング:3位
PV内容:ストーリー仕立て第1弾。俳優の塚本高史が出演。写真家の彼とそのモデルの主人公との、恋人同士のもどかしいすれ違いを描いた作品。映像綺麗です。→PVを見る
1週目から勢いよく初登場1位を獲得したこのナンバー、ジャケットのビジュアルイメージはアラスカ。
当時Mステで、これから始まる12週の事について話してたのがなんだか懐かしいです。(それでも約2ヵ月半前・・・)無難すぎるバラードっていうのも、もしかしたらあるのかもしれないですけど、これは発売後から今まで、安定して聴いていたような気がします。
2週目:Birthday Eve
最終的評価:74/100点
店主ランキング:7位
PV内容:彼氏の誕生日の前日に、ケーキを作ろうと奮闘する主人公。途中、今思えば10週目の兆し?ともいえるKAMEN男とのダンスシーンがありぃので、コミカルに仕上がっています。→PVを見る
12週全体を通しても珍しいキュートでポップなナンバー、ジャケットのビジュアルイメージはアメリカ。
2週目にして”エロカワ”を封印してきたのにはビックリしましたが、色んな自分を見て欲しいという向こうの意向が見受けられ、かなり好感持てました。
3週目:D.D.D feat.SOULHEAD
最終的評価:100/100点
店主ランキング:1位
PV内容:牢獄を前に、倖田來未とSOULHEADの三人が、ムキムキ男性を引きずったり、鞭でひっ叩いたり、強烈SMプレイを炸裂。3人は回転台の上に乗り、カメラの前で歌い踊り狂います。倖田來未のゴスロリ風ファッションが非常に◎ ぇ →PVを見る
俺の中で堂々の1位に輝いたのはやっぱりこの曲!ジャケットのビジュアルイメージはロンドン。
熱ーいグルーヴが飛び交うアグレッシブなこの曲は、聴いてすぐに恋に落ちました。
SOULHEADとの相性も◎ 続くSOULHEAD名義の『XXX』にもベタ惚れでした。
今度は是非、これを歌ってる倖田來未を見たいと思いました。LIVEしかないか^-^;
ちなみに『D.D.D』とは『3 Diamonds』の意。
4週目:Shake It Up
最終的評価:82/100
店主ランキング:4位
PV内容:バーチャル的要素を多く含んだこの舞台、タイトルどおりサビでは、振り付けを是非マスターして!と言わんばかりにキャッチーなダンスをアピール。3人の倖田來未が合成で同時に登場するのは、撮影大変そうですな。。前3作に比べてシンプルな構成に。→PVを見る
リスナーから安定した人気だったのがD.D.Dとこの曲。ジャケットのビジュアルイメージはブラジル。
彼女曰く、ジャケットは楽曲のイメージとフィットするものを選んだらしいのですが、これが一番合ってたんじゃないかなぁ。躍動感のあるジャケというか。『おいおいおー』というかなりインパクトのあるサビで、曲を覚えやすかったのも事実で、俺も気が付けばハマッてました^-^;
5週目:Lies
最終的評価:95/100点
店主ランキング:2位
PV内容:ストーリー仕立て第2弾。モデル兼俳優の尚玄が出演。シャワーの中裸で抱き合うショットや、ポールを使ってのパフォーマンスなど、かなり大胆なPVです。ショウ・ガールの主人公と、同じくショウ・ボーイで浮気性でもある彼。そんな彼にとうとう愛想を付かせた彼女が、PVのラストにちと逆襲をします^-^それは是非、ご自身の目で、お確かめください。。。→PVを見る
当初地味ーな楽曲だなぁと思っていた5週目、ジャケットのビジュアルイメージは中国。
単に自分の好みの楽曲だっただけかもしれないですが、聴けば聴くほど味が出る出る。まわりにも評判がいいみたいですし、ほんと先入観というものほど当てにならないものはないなぁと思いました。
6週目:feel
最終的評価:64/100点
店主ランキング:9位
PV内容→ストーリー仕立て第3弾。といっても、正確な時系列は(Candy)→you→feel→Lies→Somedayと微妙に違っていますのでご注意を^-^ 俳優の忍成修吾出演。12週の中でも飛びぬけて性描写があからさまな作品。もう暗示どころじゃないわw 歌い手と、男の恋・・・なんですけども、実はこれにはとんでもなオチがあります。それをしかとご覧下さい。。。→PVを見る
サビが全英語詞のミッドナンバー、ジャケットのビジュアルイメージはスペイン。
これ発売当初は思いっきり酷評してて我ながら『これは酷いな・・・☆』と思ってたんですけど、12週終わった現在、かなり印象UPしました。まぁそれでもアルバム向け楽曲なのは確か・9位ですけど(;´∀`)
なんか、あれはあれでああいう空気を楽しむものなのかなぁと少し視点を変えてみたら、なんだか心地よくなっていく自分がいました。
7週目:Candy feat.Mr.Blistah
最終的評価:46/100点
店主ランキング:12位
PV内容:舞台は架空のお話。金や地位に興味のなく、味気ない日々を送っていたお城のお姫様(倖田來未)に、ある日地底の王子(Mr.Blistah)が魔法の箱を持って出向き、姫を満足させようとしますが、なかなか上手くいきません。が、最後には、愛(ハート)の入った箱を気に入り、その瞬間姫は現代にタイムスリップ。その現代にたどり着いた時の衣装が『you』の時の衣装だったので、時系列は『you』の前じゃないかと推測されています。このPVで着ている彼女の衣装が浜崎あy(ry にそっくりで、一瞬見間違えました。→PVを見る
MIC BANDITZのMr.Blistahをフィーチャーしたこの曲、ジャケットのビジュアルイメージはアフリカ。
アラビアテイストの幻想的な楽曲なのですが、最後の最後まで一番影が薄く、CGを使った折角の大掛かりなPVさえ話題にならず・・・。 よく言えば、12週だからこそシングル化が実現したものなんでしょうがね(;´∀`)
8週目:No Regret
最終的評価:60/100点
店主ランキング:10位
PV内容:光沢感と疾走感のある映像がPVを活気づけているように思います。エロカッコいいの、”カッコいい”の部分を上手く強調出来ている作品です。中盤以降、倖田來未が大掛かりなアクションに挑戦しているのも見所。→PVを見る
1週目以来7週ぶりに発売された永続盤シングル、ジャケットのビジュアルイメージはインド。
アニメ『うえきの法則』OPで、タイアップ効果も狙っての永続盤なのかもしれないですけど、思った以上に売上が伸びなかったんですよね。まぁそれもそのはず、この週のはじめ、倖田來未のベスト第2弾の発売が遂に正式に発表されたのです。これに落胆したファン・リスナーがどれだけいた事か・・・分かってます?クソさん? ぇ 彼女自身は、先日のめざましテレビでこのベスト発売の事について『ファンの皆さんをぼったくってるような気がして』と辛そうな面持ちで心境を語っていて、彼女もなんだかんだ言って会社の思うがままなのね・・・と思った瞬間でもありました。
9週目:今すぐ欲しい
最終的評価:65/100点
店主ランキング:8位
PV内容:とにかく全体的に濃厚で、不思議な世界観。エロの度合いも半端ないです。ストーリーはおそらく、お偉いさん(倖田來未)が、自分に合う相棒のオーディションを実施。(何の相棒かはry)何人か候補者が出てきて、順番にパフォーマンスをしてみせますが、なかなかいい相手にめぐり会えずに居ます。ですが、ラストには無事、自分に見合う相手を発見できたようで、彼女が立ち上がり、その人の元へ・・・と、なんとも意味深なカットで終わります。クネクネと気味の悪い動きをするダンサーや、怪しいおばさんなど、変な組織を想像させます。→PVを見る
Sugar Soulの名曲のカヴァー、ジャケットのビジュアルイメージはフランス。
あからさまなセックス描写のおかげで、”エロカッコイイ”が一層定着すると策略したんでしょうけど、PVともに、これじゃただの”淫乱女”でしかないっすよ。もっと清潔感のある色っぽい仕上がりにしてほしかったのがひとつと、倖田來未のラップがやはり最後の最後まで慣れませんでした。手の施しようによっては、かなりいいものに仕上げる事も出来ただろうに・・・そこが惜しくてしかたないっす。
10週目:KAMEN feat.石井竜也
最終的評価:54/100点
店主ランキング:11位
PV内容:布団にくるまる彼女が、自然体過ぎて何だか怖いww タイトルどおり、仮面を被った石井竜也と倖田來未が軽く揺れながらイチャイチャしてるシーンがずっと続く感じです。ただ、楽曲との相性は抜群といっていいでしょう。→PVを見る
石井竜也をフィーチャーしたこのシングル、ジャケットのビジュアルイメージはハワイ。
石井が作詞作曲を担当、しかしあまりに彼の色が強い+イロモノを狙いすぎたのか、あまりに路を外れた渋いムード歌謡に。確かに12週もあるんだから、1週ぐらいこういうのもあっていいと思いますが、肝心のリスナーからは相当敬遠されてるようですしね・・・。”倖田來未”が霞みすぎてしまったのが一番の原因かも。ちなみに当初のジャケは、9週目の『今すぐ欲しい』に使用されるはずが前後してしまい、結果この楽曲のイメージには程遠いハワイのジャケが使われる事になったそうです。
11週目:WIND
最終的評価:76/100点
店主ランキング:6位
PV内容:『愛の発明』と題して、次々と発明品を編み出していく主人公。が、思うように上手くいきません。しかしそれでもめげずに試行錯誤を繰り返していく彼女。発明品は『温暖化防止フリスビー』→竜巻発生で吹き飛ばされる。『どこでも咲く花の種』→食虫植物ならぬ食人植物が咲き、倖田食われる。『好きな人の元へとひとっ飛びのジャンプマシン』→飛びすぎて空の彼方に消える。『巨大化クッキー&小人化クッキー』→愛犬ラムちゃんが巨大化・倖田小人化。『絶滅生物製造機』→シロナガスクジラ(かな・・)が発生。空を泳ぐ。こんな感じですね。→PVを見る
フジテレビ系『トリノオリンピック』テーマソングで今やたらと流れているこの曲、ジャケットのビジュアルイメージはトリノのあるイタリア。散々話題に挙がってますが、ほんとhitomiっぽい楽曲なのは確かですね。作曲者が一緒なので、無理もないかもですが。でも歌詞の内容が、トリノ五輪に出場する選手だけじゃなく、様々な人を励ましてるのはも確かかなぁと思いまして。もんの凄いベタな内容ではあるんですけど、ベタな方が無駄に頭を使わずに、色んな事が感じ取れたりするのも確か。展開のメリハリもついてますし、俺は結構気に入っております^-^
12週目:Someday/Boys♥Girls
最終的評価:79/100
店主ランキング:5位
PV内容(Someday):ストーリー仕立て完結篇。『you』『Lies』『feel』での3人の恋模様のその後が少しずつ描かれています。『you』→二人がすれ違って終わりでしたが、ちゃんと出会い、よりを戻す。
『Lies』→復讐をしてその場を去るが、すぐさま彼が謝り、こちらもよりを戻す。
『feel』→彼の○○で終わったはずが、その後その○○のはずの彼女が後ろから声をかけてくる。
という3人とも一応ハッピーエンドで終わってます。そして、各PVで見せた衣装でこの『Someday』を交互に歌っています。『Someday』オリジナルのカットでは、非常にナチュラルな黄色いシャツに身を包んだ彼女が。12週最後となるPV、色々な感情を噛み締めながらご覧下さいw→PVを見る
そして最終週は両A面、ジャケットのビジュアルイメージは日本。
PV・歌詞の内容ともにこの12週の集大成ともいえる内容で、彼女の根底にあるポジティブ精神・ナチュラルな一面がよく表れている温かい曲だなぁと思いました。
12週をシメるには、最適な楽曲ですね。
長々と見てくださった方、どもありがとです(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ
12週を終えて
まー個人個人好きな曲・嫌いな曲あったとは思いますが、12週っていうのをやり遂げてしまうっていうのは、あらためて、やっぱりすごいなぁと思いました。まぁ例の会社の話題集めにすぎないのかもしれないですけど、彼女の慌しい中でもひた向きに自分の音楽を作り上げていく姿勢はかなり評価してあげたいところです。明らかにアルバム向け楽曲なんかもありましたけど、それは12週だからこそ成せる特権でもあり、その点では色々挑戦・冒険出来てプラス要素につながってるんではないでしょうか。
それにしても、下手すればすぐ飽きられてしまうであろう状況下の中で、ここまで検討してるって事は、ほんとに今最も勢いあるアーティストっていうのは間違いないですよね。
こりゃベストも売れるんだろなぁ・・・。
主な特殊曲の構成は12曲中、featアリ3曲、エロ払拭2曲、カヴァー1曲でした。
個人的にはですが、7週目あたりからダレてきて、興味ははじめのときの半分以下になりました。
やけど、生温かく見守ってはいたよ? ぇ
俺から見て12週連続という試みは、はじめは『えぇ、無謀すぎるだろ・・・』って感じではありましたけど、毎週毎週それなりに楽しませてもらったし、結果的に実に有意義な期間だったと思います。
て事で最後になりますが、12週・3ヶ月間ずっと倖田來未と走り続けて来た方、実際にCDショップへ必死になって走り続けて来た方(ぇ、本当に御疲れ様でしたーーー。ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
そして何より、実際に精一杯走り続けてきた倖田來未に、お疲れ様と言ってあげたいっすね^-^
このまま半年ぐらい休んだら本当にエロ女としか人々の頭には残らなそうですが・・・ ぁ ぁ ぁ
ひとまずBEST第2弾は3月8日発売ですー。
・・・っと、よかったら、これを見てくださってる貴方様の意見も聞かせてください!^-^
テンプレを用意したので、コメント欄・トラックバックでも全然構わないのでどなたでも気軽にご参加ください♪(以下の項目はすべて12週連続リリースシングルのみが対象です。尚、テンプレは自由に改良してくださって結構です。)
【好きな曲 BEST5】
1位
2位
3位
4位
5位
【好きなPV BEST3】
1位
2位
3位
【好きなジャケット BEST3】
1位
2位
3位