梅雨明けはまだまだ先な様子の日本列島。
そんななか、連日の天候不良に臆することなく、無謀にも飛行機に乗り込み屋外球場へと向かう。
やって来たのはこちら。
昨年9月 以来のコボスタ宮城である。
どんよりした曇り空ではあるものの、幸いにして雨は降らない予報となっており一安心。
「今まで仙台遠征して雨天中止になったことがない」という、根拠としてはあまりも弱いジンクスを信じて去年の12月に飛行機の予約をした訳なのだが、どうやら賭けには勝った模様。
さて、毎年オフに改修工事を行っているが、昨年のシーズンオフも球場内外を一大リニューアルしたコボスタ宮城。
今回の仙台遠征、まずはいつものように球場散策から。
仙台駅から徒歩で球場へ向かうと、さっそく新設された立派なゲートがお出迎え。
駅からの道を、そのまままっすぐ入れるようになっていた。
ゲートをくぐると、真正面に見えるのは昨季までは影も形もなかった立派な建物。
今回のリニューアルの最大の目玉、噂の巨大グッズショップである。
店内の様子。
個人的な印象としては、「UNIQLO」という表現がぴったり。
感覚的にはヤフオクドームのグッズショップ「ダグアウト」とほぼ同等クラスの規模のように感じた。
しばらく店内を散策。
一番衝撃を受けたグッズがこちら。
楽天仕様のウルトラマンソフビ。これでお値段なんと10,800円…。
一方、今までグッズショップがあったスペースには…。
野球場では珍しい、ブッフェ形式のレストランができていた。
店頭に陳列されていた料理サンプルが、よく見るとサンプルではなくカピカピに乾燥した実物の料理であったことに衝撃を受けた…。
一塁側内野後方に設営されたバッティングセンター。
昨年は三塁側内野スタンドの下あたりに、アスファルト剥き出しの状態で設営されていた記憶が…。
いろいろと試行錯誤の末、場所を移動させたのだろうか。
雰囲気を盛り上げるのに一役買っているイラスト。
この辺りも抜かりがない。
マスコット&チアのステージは球場正面に移動。
昨シーズンは公園入口から球場建物への導線上に設営されていたので、これはいい変更だと思う。
そして、以前はステージやらチケット販売スペースやらでごちゃごちゃしていた球場正面では、「世界のビールと肉祭り」なるイベントが行われてた。
まだ開門まで2時間以上あるのだが、土曜日ということもありたくさんの人で賑わっていた。
昨年建て増しされた3塁側スタンドにも今回初めて潜入。
見慣れた球場における見慣れない景色。
この球場では今まで外野席でしか見たことがないため、この角度は個人的には非常に新鮮。
せっかくなので思う存分ふらふらしてみる。日ハムユニで。
今考えると、三塁側スタンドを敵のユニフォームの人間がフラフラするという自殺行為に近いことをやっていたわけだが、何も言わずに生暖かい目で見守っていてくれた楽天ファンの心の広さには本当に感動を覚えてくる。
こちらは、座面と背もたれにクッション素材がついた椅子に、特急列車的な折り畳みテーブルを完備したプレミアムシート。
正直、「プレミアム」と名乗るからにはもう少し頑張って欲しいと思う。
大勢で観戦するにはぴったりなボックスシート。

クッションの座席にモニターまで設置されているハイパーリビングシート。
カバーがされているとはいえ、風雨や直射日光は大丈夫なのであろうか…?
しかし、こちらのハイパーらしい席、場所によっては照明塔によりホームベースが完全に遮られてしまう…。
申し訳程度に鉄塔部分にモニターがついているが、果たして試合中にどれだけの人がこれを見るのだろうか…。
その名の通り、2,000円でチケット、さらにはドリンク引換券やピンクユニまでついてくるお得な席。
ポールが若干視界に入るものの外野席が近く、野球観戦初心者の女性が雰囲気を味わうにはピッタリな席であろう。
こちらも今回のリニューアルの目玉の一つ、ゴルフボールみたいな外観の「イーグルスドーム」。
入口に長蛇の列ができており、何事かと思い調べてみたら…。
これである。
昨年紅白にも出場した歌手の「May J.」さんが、ニューシングルリリース記念イベントとして登場するとのこと。
この後ドーム内でミニライブと握手会を開催するらしく、それでどうやら皆並んでいた様子。
せっかくなので…という気持ちもなくはなかったが、なんでも参加するにはCDを購入するとついてくる整理券が必要というAKB商法だったため、黙ってその場を去る…。
そんなMay.Jさん、球場正面のステージにもちょっとだけ登場。
こちらは無料で見れた。
普段マリンのステージで鍛えた感性とフットワークを活かし、撮影ポイントを確保。
May.Jさんはもちろんだが、紅白出場歌手をこれほどの至近距離で見るのはもちろん初めて。
やはり間近で見ると、その雰囲気とオーラに圧倒されてしまう…。
ということで、例によって試合開始前の話でそこそこの分量になってしまったので、残りはまた次回。
ひとまず続く…。