QVCマリン遠征2日目。
まだ試合開始前まで時間があるが、球場外は注意事項をアナウンスする谷保さんの声が響き渡る。
マリンと言えばやっぱり谷保さんの場内アナウンスであろう。今年も健在のその声こそが、マリンをマリンたらしめる最大の所以。
本日のQVCマリン、5月に開催される神田祭のPRブースが登場。
今年は2年に一度の本祭の年で、さらにご還座400年の節目の年とのことだが、その割には随分と軽いイラストの広告だなぁと…。
そのまんまのネーミング。
終始ご自身の右側を見つめていたが、目線の先には果たして何を見据えていたのであろうか。
ということで、本日も暑いQVCマリン。
こんな日にはかき氷がよく似合う。
フロートも美味。
しっかりと水分補給を行い…。
締めはもつ煮。
謎の食い合わせだが、やはりQVCマリンに来たらもつ煮は外せないので…。
今日の散策で発見したものシリーズ。
「ふなっしーゼウス」なる神様を発見。
選挙風ポスター。
外国人の方はもちろん、鴎にまで参政権を与える千葉ロッテの懐の深さには感心するばかり。
コンコースで配っていた試供品をゲット。
当面薬を飲む予定はないのだが、コレ冷したらゼリーとして頂くことはできないのだろうか…。
青い空と緑の人工芝のコントラストが美しい。
今日も昨日に引き続き内野S席で観戦。この場所は今回初めて座ったが、3塁側ベンチは近いし、ネットは視界に入らない。イスもフカフカで前後幅もほど良い感じ。本当に暑いこと以外は完璧であった。
試合前に提出された、外野スタンドを覆い隠すほど大きな千葉ロッテのビッグフラッグ。
本日のスタメン。
注目はなんと言っても…。

この男。
大卒2年目の高梨が、本日プロ初登板。
果たしてどんなピッチングを見せてくれるのか。
俺、高梨が200勝したら「プロ初登板の試合を球場で見たよ!」ってみんなに自慢するんだ…。
…が、やはり緊張があるのか制球が定まらない。
初回、いきなり先頭の岡田にデッドボールを与えると、続く鈴木大地にもヒットを許し、いきなり無死1・3塁のピンチを招く。
どうなることかと心配したが、ここは続く角中を併殺打に打ち取り、最少失点で切り抜ける。
続く2回、クルーズにバックスクリーンへのホームランを打たれてしまう。
心配しながらも恒例のマスコット撮影の旅へ。
今日の写真撮影会はコチラの2人。神輿を担ぐ仕草を見せるマーくんだが、明らかに隣の神輿の高さ的に担ぐ位置がおかしい…。
席に戻ってくると、ちょうど高梨が交代でマウンドを降りるところであった。
結局今日は、3回と1/3を投げ、被安打5、4四死球4失点という内容。
若干ほろ苦いデビュー戦となってしまったが、この経験を活かして次こそは頑張って欲しい。
変わって2番手にあがったのは白村。
ビシッと抑えてくれればまだ試合の行方はまだ分からないところではあったが、満塁のピンチを招くと角中には押し出しの四球を与えてしまう。
さらに続くデスパイネの打球をサードのレアードがファンブル…。
典型的な負けパターン…。
日本ハムの反撃は5回。
昨日5安打の西川が、ライトへタイムリースリーベースを放つ。
さらにこの回、田中賢介のセカンドゴロの間にも1点を返し、都合2点を返す。
しかしその裏、田村の犠牲フライでロッテが1点を追加し、突き放されてしまう。
打線は千葉ロッテ先発の大嶺を捉えることができず、6回は大谷、7・8回はカルロス・ロサと継投策に出る千葉ロッテ投手陣からどうしても点を取ることができない。
そして8回裏。5番手の屋宜がデスパイネに特大の2ランホームランを打たれ万事休す。
9回は西野の前にランナー1人を出すも、最後は田中賢介が三振に倒れゲームセット。
日ハムはチャンスを作りながらも大嶺を打ち崩すことができず、守りでは千葉ロッテに5盗塁を許すなど、守備面で課題が出た試合。
とはいえ、今日は連戦が続く中でのローテーションの谷間。さすがに仕方がない。この時期にこういう試合になったことを前向きにとらえ、今後に活かして欲しいと思う。
千葉ロッテは本拠地6連戦の最終戦を勝利で飾ったということで、ヒーローは4人登場。
勝利に沸くライトスタンドを見ながら、球場を後にする。
そして、まだ戻る。
試合後、グランド内を開放していたので自分も中へ。
ゴールデンウィークらしく、なかでは様々なイベントを開催。
久しぶりにこの球場に来たが、自分はここが好きなんだと改めて実感。なんとかまた来たいところであるが、今年の日程は完全にQVCマリンハズレ年。いくら日程表を眺めてもどうしても次の遠征を組むことができないのが本当に悩ましい。
現状次はいつ来れるか全くの未定だが、やはりここが自分にとってのホーム。必ずまた帰って来たいと思う。