すっかりブログをご無沙汰している間に夏
今年の南仏は寒くて雨の多い春が長かったので、夏本番も遅め。
実は今日も気温はあまり上がらず、雨が降っています。
ツールドフランスのゴールは本日マルセイユ。
明日はエックスアンプロヴァンス!応援に行かなくちゃね。
身体によいこのそば粉パスタを新城選手に届けたいなー

さて、夏と言えば気になるダイエット。食べながら身体の調子を整える
そばを使ったメニューはいかがでしょうか?
主食をそばに変えることによって、ダイエット効果が期待できますよ。
そばアレルギーの方は全粒粉で代用しましょう。

そば粉のベジパスタ豆乳ソース♪

 そば粉パスタ

ボリューム感を持たせる為に、これまた低カロリーのカリフラワーと
人参も入れます。タンパク質はベジタリアンの人は豆腐ミート、
そうでない場合は脂身の少ない鶏肉の胸肉などを使って下さいね。
クリーミーなソースは豆乳で作っています。ここでこってり牛乳や
生クリームはダイエットの敵ですから我慢我慢です。

付け合わせはグリルした3種類のピーマンをさっとバルサミコ酢と
オリーブオイル、塩こしょうで味をつけた温野菜サラダと
食感を楽しみたいのでパリパリの葉もののサラダ。こちらも
ビール酵母とオリーブオイルだけのシンプルなドレッシングです。

そば粉のパスタはフランスでは比較的手に入りやすいのですが、
日本では普通のおそばで代用できますよね。
オシャレに見えますが、実は私は普通のおそばが食べた~い!

そばの効能
●ルチン
そばに含まれる、ルチンは、ポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは、化を防ぎ、血管を柔軟にして生活習慣病の高血圧や
動脈硬化など予防に効果的です。お薦めは普通のおそばに比べて
100~200倍も豊富なだったん(韃靼)そば!
または、
値段が高いので、だったん茶などをふりかけのように
使用して普通のそばにかけてもお薦めです。

●豊富な食物繊維
白米の8倍の食物繊維があります。その食物繊維も水溶性と不水溶性
の両方を兼ね備えています。前者はコレステロールを排出する効果、
後者はがあり、腸内環境を整える効果があります。


●タンパク質
肉や魚と変わらないバランスのとれたタンパク質(アミノ酸群)が
含まれています。基礎代謝を上げてカロリー消費する身体を
つくるにあには筋肉をつける事がとても大切です。
そばで質のよいタンパク質を積極的に取り入れましょう。



日本の食卓でも使用頻度の高くなったオリーブオイル♪
南仏プロヴァンスの食卓では絶対に欠かせないものです。
ワインの試飲をたくさんする日は、スプーン一杯のオリーブオイルを
飲んでおくと胃を保護してくれるのでいいと言われています。
では、オリーブの実は?ということで今日は実のお話です。

生のオリーブって食べた事ありますか?私は何でも実験君なのであり!
もー、ものすごく苦くて渋くて食べられた物じゃないんですよ

なので、普通売られているのは塩漬けで渋みを抜いたものや、それを
にんにくや唐辛子、オリーブ油などで味をつけたものです。


オリーブの効能を調べてみると、オリーブは「トコフェロール」と
「ポリフェノール」という成分が豊富で、動脈硬化、心筋梗塞、
脳梗塞を防ぎ、老化を防ぐと言われています。
また、癌と戦う有効成分「スクアレーネ」も含まれている
本当に何でもかかってこいのスーパーマンなんです

この効果を期待するには、オリーブの実を一日50g~100g食べると
よいと言われていますが、実だけ食べるとなると結構な量ですよね。
でも、お酒のおつまみにカロリーの高いチーズをやめて、オリーブの実に
したり、サラダにも一杯いれて彩りや飾り付けて少しずつ食べましょう
あとは、プロヴァンス名物のタプナードはいかがでしょうか?

タプナードは、黒オリーブ・アンチョビー・オリーブオイル・ハーブ・
ニンニクで作ったペーストです
味も作り手や好みによって変わります。
私はアンチョビーがあまり好きでないので入れません。
ハーブを入れない人やニンニクを入れない人もいます。
使い方はパンに塗ったり、パスタに加えたりとこれまた万能選手です。
マクロビ派はお豆腐に混ぜたり、そうでない派はツナと混ぜたり、
ゆで卵の黄身と混ぜて、白身に入れて
簡単で美味しいオードブルにも変身。

手作りのオリーブの塩漬けも作ってみたいのですが、結構大変そう。
作り方はオリーブの実を岩塩に漬け、オリーブの渋みを抜くため
一ヶ月ほど置きます。その後、オリーブから出たアクを捨てて水洗い。
塩抜きをするため、2週間毎日水を変える!!
塩辛くなくなったら、
塩水にオリーブをつけて出来上がり。(海水より薄め)


ピザと言えば、焼きたて、熱々トロトロのチーズがびよーん
あのこってり感が最高!ってことなのですが、カロリーはup
そして、マクロビ的には乳製品は取らないので、チーズなしの
ピザってどうなのか?美味しいのか?と言う事で今回挑戦してみました

用意するものは市販のオーガニックのピザ生地と豆腐トマトソース。
ズッキーニと黒オリーブ、トッピング用にルッコラを用意しました。
このソースが優れものでミートソースっぽい味なのでパスタにもいい感じ。
(後日大豆ミートで応用してたくさんこのトマトソースを作ってみました)


さて、材料は簡単に揃ったのでピザ生地に盛りつけます。
一枚だと直径30cm位あって大きいので、小さなお皿を使って
二枚型抜きしてミニピザ仕上げにします。残りはカルツォーネ用に!
生地にソースを塗って、ズッキーニとオリーブをのせて、
その上からエルブドプロヴァンス(プロヴァンスのハーブ)を
パラパラと、EXオリーブオイルをかけて、200度のオーブンへポン。


できたー!カリカリパリっといい感じに焼き上がっています。
その上にルッコラをのせて、もう1度今度は唐辛子とニンニク入の
EXオリーブオイルをタラリとかけて、付け合わせに温野菜と
マーシュとエンダイブのサラダものせてチーズなしピザ定食



意外なことにチーズなしでもピザって感じがするものです。
もっと味がたよりないかなと思っていたのですが、焼きたてで
色んな食感(ズッキーニ、豆腐、ルッコラ)があるのでいい感じ
チーズを使ってないので、軽くてお腹にもたれないのもいいかな。
乳製品が駄目なお子さんもこれならみんなと一緒に食べれて
ランチやおやつにお薦めと思いました。次回は生地から挑戦しまーす。
結論:意外に美味しいけど、チーズ入と比べては駄目。

後日談:その後、友人宅で普通のピザを食べました。
(基本的にお呼ばれの際はありがたく出されたものを食べます)
感想はやっぱりチーズ入りはチーズ入りで美味しいわ!
まだゆるマクロビ始めて1年弱なので、舌がしっかり味を覚えてましたね
その後は、しっかり大根やレモンをとって消化や排泄を助けました


フランスに暮らすようになって食べたものの代表は「アーティチョーク」
和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)キク科チョウセンアザミ属の多年草。
江戸時代にオランダ人によってもたらされたもので、名前についている
朝鮮とは実は関係もありません。多分朝鮮からきたものだろうと勝手に
思われ、花も何だかアザミに似てるね~ということで命名されたらしい

原産は地中海沿岸、丈は2m近くあり紅紫色花が初夏~夏に咲きます。

欧州ではとてもポピュラーな野菜でこの時期はマルシェに沢山並んでます。
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季節限定の旬な食材の為、出始めの4月から6月まで大きな鍋を用意して
つぼみの部分を茹でたり、蒸したりしてせっせと食べます。
シンプルにオリーブオイル+酢+粒マスタード+塩・こしょうの
ドレッシングに浸して萼の肉厚になったところは歯でしごいて、
芯の部分「アーティチョーク・ハート」にたどり着くまで楽しみます。


味は空豆や栗を少し甘くしたような感じかな?ローカロリーで栄養満点。

効能はシナリン、コーヒー酸、キナ酸が含まれているので、血中の
コレステロール値と脂肪を下げる、肝臓疾患を予防する、腎臓の代謝機能を
強める働きがあります。胆汁の分泌を助けるため糖尿病患者にも良いです。
その他、イヌリンは便秘に作用し、不快感がなく穏やかに効くため、
慢性の便秘に悩む女性や高齢者におすすめだそうです

そうそう、今週の日曜日には南仏プロヴァンスのル・カステレで
アーティチョーク祭りが開かれます。詳細は地球の歩き方ブログでも
紹介していますのでよかったらこちら読んで下さいね。



南仏プロヴァンスは今日もお天気~っていいたいのですが・・・
ホント今年は天気悪すぎ今日も雨、雨、嵐ですよ。
ほんと
どういうことでしょうか?寒いし(泣)
こんな日は身体も温まる元気がでる赤いスープです

 

ラデッシュを使うので小さいので桂剥きしたり、隠し包丁もなくて
煮込む時間も短縮、そしてなんといっても色が綺麗です。

*料理レシピ
昆布としいたけのお出しにラデッシュを入れてコトコト煮込むと
出来上がり。塩、こしょうで味を調えるだけの簡単スープ。
写真を撮った後に気がついてしまったのですが、緑の薬味、小口ネギや
香菜、パセリなどをパラパラとちらすと色合いがもっと綺麗ですよ

*効能
ラデッシュは二十日大根と呼ばれる大根の仲間なので含まれている
栄養素も似ています。フランスでも大根手に入りやすくなりましたが、
ラデッシュはどこにでもあって本当に便利なので私はもっぱらこちら。
消化酵素のアミラーゼやジアスターも含まれて、食べ物を消化を助け
胃腸の働きを即します。食べ過ぎたやお肉系の食事の後にはピッタリ。
また、ビタミンCも豊富に含まれているので、肌を美しく保ったり
ウィルスに対する抵抗力をつけたりするので寒い日にもいいですね。