公演題材研修②~やってきました、弓弭(ゆはず)の泉~ | 舞台裏

公演題材研修②~やってきました、弓弭(ゆはず)の泉~

みなさま、おはようございますニコニコ



台風一過で今日はいいお天気です。

気温も20℃近くまで気温が上がるとか。


そして続くは台風19号。次から次へとどうして―?





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さてさて、10月5日「公演題材研修」に行ってきましたビックリマーク



公演題材研修①~めざせ岩手県岩手郡岩手町~ の続きです。



いつもながら、いっぺんにご紹介しきれないので

何回かに分けて、ご紹介しております。


よろしくお付き合いくださいませ音譜




第53回公演は

“この地に受継がれてきた伝説を基にした初の創作劇”!




「東北最大の川の源泉を訪ねてみよう」ということで、

やって来ました「弓弭(ゆはず)の泉」 。




御堂観音へ続く階段を上ります。



水車小屋(の屋根)の写真を撮るN也さん。

舞台装置に生かされるのかも?!




山門をくぐり石段を上って行きます。




愛嬌のある狛犬さん目



口にお金が入っていました。



御堂観音。

正式名は天台宗北上山新通法寺正覚院というそうです。



大同3年(808年)、坂上田村麻呂が

祈願所として建立したのが始まりだそうです。




お線香を炊いて…



観音様にお祈りをします。





「弓弭の泉」は社(やしろ)の一角にありました。


ひっそりと静かで

神聖な雰囲気に包まれていました。




「天喜5年(1057年)、前九年の役で

阿部頼時征伐の為、源頼義、義家父子が馬を進めた折、

ここで義家が弓弭を持って岩を穿つと、清水が湧き出て

炎天下で苦しむ兵馬を救ったことを感謝し観音堂を建立した。」



「それ以来、この泉は、『弓弭の泉』と呼ばれるようになった。」

とのことです。




杉の木の根元から、チョロチョロと湧き出ています。


ここが北上川の出発点キラキラ




台本も一緒にパチリ。




設置されていた柄杓で飲んでみました。


演出のK則さんゴクゴク。まろやかでおいし~い!




今公演の原作者であるK昭さんもゴクゴク。




源泉のすぐ脇にある小さな池。




透き通っています。



公演の無事と成功をお祈りしました。




北上山水神様と、岩手町と石巻市を結ぶ記念碑。




「11月に宮城県登米市でお芝居を上演させていただきます。

よろしくお願いいたします。」




御堂わきにある大杉は樹齢1200余年!

県下有数の老木だそうです。


現在は途中で折れてしまっています。




なんと!木の中は空洞で入ることができます!




見上げてみました。

上の方は焼け焦げた跡があります。雷が落ちたのでしょうか。



源泉から続く小さな流れは…




岩のくぼみを流れ落ちて行き…


川の駅の水車小屋まで続き…





やがて「北上川」という大きな流れになります。



海までの距離が250kmに及ぶという大河も、

木の根元から湧き出る一滴のしずくから始まる…

とてつもなく長い長い旅ですね。





川の駅の駐車場では、みんなで何かを踏んでいました。




栗でしたキラキラ秋の恵み!


イガを踏みつぶして中身を取るのだそうです。





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「公演題材研修③~ランチ&トレッキングだ八幡平~」 に続きます。





(くまはち)