え~~~、史上再遅の優勝戦記事更新です。

ま、いつものことなんであまり気にしないでください。

いつもながらの長~~~い記事です。

飽きたら、やめてください(笑)



ようやく、川口でもオートレースが再開。

第30回オールスターオートレース。

この時期にしては、高い走路温度。

そして、SGの大舞台。

各選手が己の持てる力を振り絞り、最終日、最終レース優勝戦の舞台を目指して。

いろんな要素が入り混じり、波乱もあった準決勝戦。


勝ち上がった8名の選手たち。

選手紹介は晴れ渡る走路のなかで行われました。

まぶしいばかりの日差しを浴びて、優勝戦への意気込みを発する選手たち。


が、その後。



SGの舞台は簡単にはそのときを迎えさせてくれませんでした。

急展開で変わっていく空模様。

ついに、ついに、雨が降り始めました。

それまでの熱走路から一転、湿走路へ。



ついに迎えた優勝戦試走。


試走タイムは3.72で永井大介選手、有吉辰也選手がトップタイムをマークビックリマーク

続く、3.73で高橋貢選手、3.74で浅香潤選手、

3.77で浦田信輔選手、久門徹選手、3.78で三浦康平選手、3.80で濱野淳選手。


人気は高橋選手、永井選手、有吉選手。

湿走路実績のある3選手。



迎えたスタートDASH!


オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦スタート

きっちり最内から決めてきた高橋選手。

永井選手はお得意の鋭発決まらず。

外からは、やはりこの人、有吉選手が飛び出してきます。

大外、浅香選手もまずまず。

ゴール線を越えるあたりでは、高橋選手、有吉選手が抜け出します。

オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦1周1C進入


そして最初の攻防、1C。

先頭は、高橋選手が入っていきます。

さらには、永井選手がインから、外からは有吉選手。

オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦1周1-2C-1


2番手争いはどちらが獲りきるか?と思いましたが・・・・


1C奥からの立ち上がり、突っ込んだ勢いか?

それとも、立ち上がり遅れず開けようとしたためか?

永井選手がリアを滑らせてしまいます。
オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦1周1-2C-2


そのすぐ外にいた有吉選手と接触、両者共に落車となりましたドンッ


すぐ後ろを走っていた浅香選手は両者を避けようと外へ。

久門選手も外へ逃げて、2次落車は避けられました。

が、これで、前とは大きな差が広がりました。

オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦1周1-2C-3


2C立ち上がり三浦選手が車を滑らせたところを、浦田選手、濱野選手が交わして

それぞれ、2番手、3番手に浮上しますアップ

これによって楽な逃げ展開となった高橋選手。

一気に10m近くの差を広げました。


2周回3Cでは15m近くに後ろとの差を広げた高橋選手。

あとは、自分のミスさえなければ、このままの形に。


注目は、2番手争いに。

浦田選手が先行も、濱野選手がぐんぐんその差をつめてきます。

オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦2周2C


逃げる浦田選手、2周回4C立ち上がりで車を滑らせてしまいます。

何とかバランスを保って、競争を続けるものの、

インから濱野選手が迫ってきます。

外開けていく浦田選手ですが、

3周回1C、ここは濱野選手が浦田選手を捌き2番手に浮上します。

オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦3周1-2C


そこから、2番手濱野選手はインをきっちりと締めて、ミス無い走り。

浦田選手は外目を使って、濱野選手に離されないように、

さらに、仕掛けるチャンスをうかがうかのように、ぴったりとマークしていきます。

6周回を迎えるあたりで先頭高橋選手は後ろに30m近くの差を広げ、

完全に一人旅状態に。

2番手濱野選手、3番手浦田選手の関係も膠着状態。


7周回、4番手を走る三浦選手が浦田選手に迫るも、4C立ち上がりで滑り、また差が広がります。


8周回4C立ち上がり、浦田選手が渾身の追いで濱野選手との差を詰めて着ました。

十分仕掛けられる位置に。

が、濱野選手もインをきっちりと締め、付け入る隙を与えません。

レースは残り1周青旗青旗


先頭、高橋選手はぶっちぎりにぶっちぎってひた走り。

最後の見せ場は2番手争い。

湿走路ながらも諦めない浦田選手。

最後の力を振り絞って濱野選手に迫っていきます。

オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦最終1Cへ


1C、外目から切り返しのラインをとる浦田選手。

良走路ならば、これで、きっちり決まるところでしたが・・・・

立ち上がり、もうひとつ開けきれないか?

車が伸びていきません。

3C、濱野選手がきっちりと先に入って番手変動はありませんでした。


そんな後ろの争いをよそに、一人磐石の走りを見せた高橋選手。

最終4Cも危なげなく立ち上がって行きます。

オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦最終立ち上がり


栄光のオールスター優勝のゴールへ向かって。

最後のスロットル全開。

優勝を決めました。



優勝カップ 高橋貢選手、準優勝 濱野淳選手 3着 浦田伸輔選手でした。

高橋選手の上がりタイム、3.782。


高橋貢選手、優勝おめでとうございますクラッカークラッカークラッカー

これで、オールスター連覇、さらに全日本選抜に続き、SG連覇、W連覇となりました。

SGタイトルは、これで18回目、それでも、グランドスラムではないのですが・・・・

今年3回目の優勝、通算159回目の優勝、991勝目があがりました。ぱちぱちぱちぱちぱちぱち



ウイニングランの模様。
オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦ウイニングラン
いい笑顔も見られました。


優勝、表彰式の模様。

司会は櫻崎歩さん。
オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦表彰式1


オートレースがめちゃ楽しい どんどんのブログ-SG第30回AS優勝戦表彰式2



貢選手、見事に決めてくれました。

スタートタイミング09、1枠からきっちりと抜け出し独走での優勝。

1枠からの優勝は初みたいですね。

しかも雨でのSG優勝も。

スポンサーがついての初レース。

見事に優勝は、しっかりと役目を果たしてくれた!と、スポンサー側も一安心なのでは?

レースとしては、すこしぐらいは競り合いも見たかったですが・・・・


1日目 12R スターS 試走3.32 上がり3.381 1着

2日目 12R 予選   試走3.33 上がり3.450 2着

3日目 11R 予選   試走3.31 上がり3.434 1着

4日目 11R 準決勝戦試走3.33 上がり3.407 1着


2日目、1着が取れていれば、完全優勝。

連続でやれるところでした。

ま、そうは簡単には行かないと言う事ですね。

でも、大舞台できっちりと自分の持ち味を発揮できる貢選手。

まだまだ絶対王者は不滅です。





浦田信輔選手。


1日目 12R スターS 試走3.34 上がり3.397 4着
2日目  9R 予選   試走3.34 上がり3.424 1着

3日目 10R 予選   試走3.33 上がり3.437 1着

4日目 12R 準決勝戦試走3.34 上がり3.415 1着

5日目 12R 優勝戦  試走3.77 上がり3.818 3着


優勝戦は残念ながら雨でしたが、それでも、懸命の走りでした。

波乱によって、注目の争いとなりました。

できれば、良走路で見たかったです。

ここ最後の運が・・・・勝利の女神様はまだまだ浦田選手には、試練を与えるみたいです。

前節で、しっかりと立て直して挑んだオールスター。

その整備力、そしてそれを操れる腕。

今後も期待していきたいと思います。

そろそろ、SGを・・・・




さて、その他のご贔屓も。

 

まずは、池田政和選手。

1日目  6R 予選   試走3.31 上がり3.421 1着
2日目  4R 予選   試走3.34 上がり3.460 5着

3日目  9R 予選   試走3.34 上がり3.447 1着

4日目 11R 準決勝戦試走3.35 上がり3.422 3着

5日目 11R 特別選抜試走3.80 上がり3.884 7着


展開作れれば、1着も、なんだか思うように車が進んでいないような気がします。

マツシバからマンティスへ乗り戻って2節目。

現状でできるいいセットだったんでしょうけど・・・・

以前ならば、抜け出せば、ぶっちぎりの展開。

追い込みも十分に見せてくれていました。

が、ここのところは、もうひとつ、池田選手らしさが足りない気がします。

中盤から垂れが・・・・

セットなのか?コース取りなのか?はたまた?

貢選手、浦田選手とまだまだ十分な見せ場を作ってくれます。

ぜひ、池田選手もそこに絡んでいけるぐらいの走りを取り戻して欲しいと思います。




もう一人、早川清太郎選手。

1日目 12R スターS 試走3.33 上がり3.429 7着
2日目 11R 予選   試走3.33 上がり3.424 1着

3日目  3R 予選   試走3.34 上がり3.457 4着

4日目 10R 準決勝戦試走3.36 反妨

5日目  8R 特別一般試走3.34 上がり3.466 4着


黒潮に続いて、今節もしっかりと気迫十分な走りを見せてくれました。

が、4日目、準決はもったいなかった・・・・

黒潮のときは、外は新井選手、内を締めてくるようなことはなかった分、

突込みが決まりました。

が、SGの舞台では・・・・あの突っ込みでは以前やってしまったことを再度繰り返してしまいそうな気がします。

伊勢崎で浦田選手のインへ飛び込むも、自分が飛んでいってしまったときのように。

追い込んでいくしかない。

もちろん、そのスタイルは否定する気はありません。

ならば、もっと強烈な追い足を、捌きを身につけて欲しいと思います。

あとは・・・・スタートの持って行き方。

清太郎は、タイミングより、そっちが重要な気がします。

外枠に置かれれば置かれるほど、重要になってくる要素だと思うので。



5日間の熱戦、やはり、SGだけにフライング、反妨・・・・

これはやはり避けれないですね。各選手がぎりぎりのところでの攻防をやっているのですから。

優勝戦、永井選手は結果的にあのようになってしました。

攻める気持ちは十分にわかります。

が、やはり、優勝戦は事故なく、見たかったですね。ちょっと残念です。

8選手のそれぞれの思いもあったはずでしょうし。


しかし、永井選手は川口でのSGが完全に鬼門ですね。

いつだかのSGスタート後の1Cでの落車。

こないだの試走落車、そして、今回の1-2C。

グランドスラムまで、やってのけた選手です。

すぐにとは行かないでしょうけど、しっかりと気持ちを持ち直して

次からのレースでいい走りを見せて欲しいと思います。



遅くなりましたが

5日間、選手の皆様、関係者の皆様、お疲れ様でした。

次も、いいレースを見せてください。

川口は普通開催が優勝戦、伊勢崎も始まっていますが・・・・