スイス・ヴォー州ラヴォーの代表的生産者のワインと和食@茶洒・金田中
食通が最後にたどり着くスイスの白ワイン「シャスラ」
と輸入元のクラブ・コンシェルジュの宮本氏は情熱的に語ります
宮本直之氏は16年前に、私のステップ1に入門してからの友人
シャスラは和食、特に山葵とのマリアージュが圧巻らしく、兎に角毎日飲んでいるとのこと
ヴォー州のラヴォーは、レマン湖を臨む急斜面にへばりつくように広がる流麗なブドウ畑が有名で、世界遺産にも登録されている
僅かな生産量に加え、輸出量が1%ではお目にかかるチャンスは少ないけれど、日本のレストラン65軒では飲めるそうです
表参道の金田中にて5ワイナリーの当主達とマリアージュを楽しみました
ヴォー州ワイン協会会長のピエール・ケラー氏は、ファンタスティックなワインでファンタスティックな夜を!と乾杯の挨拶
ドメーヌ・デユ・ダレ
シャブリ・プルミエ・クリュのようなタイトなミネラル感とデリケートな酸味
ドメーヌ・ド・パンルー
オーガニック農法に転向して最初のヴィンテージ、2016年は、エネルギッシュで力強い果実味と酸とミネラルのバランスが秀逸
レ・フレール・デユボワ
2015年は乾燥して暑い年なので、ブドウが小粒でエキスが凝縮
アプリコットのような濃厚な果実味と酸の印象はパワフルでしかもエレガント
ドメーヌ・ド・ラ・ピエール・ラテイーヌ
最も果実味のボリューム感がありヴィオニエのように濃密な味わい
シャトー・ル・ロゼ
直前のワインがマッタリしていたせいもあり、軽やかでスッキリと感じられる
リュック・マシー
シュマン・ド・フェールの畑はグラン・クリュ格付けされており、10年前にスイス鉄道から購入した土地なので鉄道と名付けられた
熟した上品な桃のような果実味と透明感溢れるミネラルと輝くような酸味の調和が素晴しい
右側のベンジャミン・マシー氏が栽培・醸造し、左側の兄上がマーケテイング
素敵な兄弟です
シュマン・ド・フェールの畑は実に急勾配ですが、来年からビオデイナミ農法を実践するそうです
後列の左側が宮山氏
私の後ろはドメーヌ・デユ・ダレのセヴラン氏、レ・フレール・デユボワの兄妹
金田中の洗練され和食とシャスラのマリアージュはほぼ完璧
以前よりもストラクチャーがしっかり、力強さも出てきたので、今後の食事会の時に活躍しそうです