うまくパートナーシップをとっていくには?
①でも書いたように、
パートナーシップとは、自分以外の一番身近な人との究極のコミュニケーションである。
そのパートナーシップをうまくいかせるには、
究極のところ、どれだけホンネを伝え合えるか、そして信頼し合えるか、だけなのだ。
昔、某ファーストフードカフェにて、隣に座った若目のカップルが別れ話をしていた。
女:「やり直したい。一緒にいたいの」
男:「ごめん、いろいろ考えたけど無理なんだ」
といった内容のことをしばらく言い合い続けていた。
女はどうしてもやり直したい、だからああでもないこうでもないと提案するのに対し、男も頑としてああでもこうでも無理であると意志は変わらず。
女は泣きながらトイレに立った。
かなり長い間帰って来なかった。
そしてテーブルに帰ってきた途端、
「泣きすぎて目が見えな〜い、どうしよう!」
こうなったら最終手段とばかりに下手くそな盲目演技を始めた。
アンタ今テーブルに普通に帰ってきてたでしょ?
嘘はいかん、嘘は!
男も演技している女に対し、半分呆れて「大丈夫、見えるでしょ」とあしらっていた。
あるよね〜〜〜!!!
いやいや、無い×100!!!
付き合っている最中もこんな感じだったのか。
ここまでではないにしても、もしそうだとしたらやはり無理だな。
小さな嘘は、その時は小さくて取るに足らないかもしれないが、
やがてそれが積み重なって取り返しもつかないような大事になるもの。
最後の別れたくないがために必死でつく嘘だったのだが、
きっと普段も、「私を愛して、かまって」からの嘘や言動が多かったのであろう。
大抵の場合、パートナー内での嘘の裏にある本音は、
相手から好かれたいとか相手をコントロールしたいとか、自分の保身やエゴのため。
二人の間から一番大事な「信頼」がごっそり抜け落ちてしまったら、多分もう別れたほうがいい。
赤の他人から見ても、このカップルはこの信頼が無いのが一瞬で目に見えた。
それだけでは無い。
女がトイレに行っている隙に、男は誰かにメールで別れ話を報告しているようだった。
そしてすごく嬉しそうだった。
多分新しい女だなw
だとしたら男の方もまた、本音ではなかったようだ。
好きな人が出来たなら好きな人が出来たと事実を伝え、バッサリ切るのも大事である。
真実は時に残酷だ。
でも、目の前の偽りの優しさで嘘をつかれるより、よっぽど誠意を感じる。
後でそれが嘘だったと知った時は相手が他の人を好きになったことと嘘をつかれたことでダブルで傷付くものなのだ。
でも男って、優しさなのか弱いからなのか、そういうことをバッサリ言うってできないんだよね〜。だから女々しいって言われるんだよ!!!
って話は大幅に逸れたがw
とにかくパートナーシップをうまくいかせたいのなら、普段からどんなに小さなことでも本音で言い合い、少しづつ信頼を育てること。
どんな小さな嬉しいことも嫌なことも全部。たとえうるさい!と言われても笑
私を愛して、かまってからの「嘘」をつくのではなく、
素直に「私を愛して、かまって」と言えばいい。
そして、なんでかまってほしいのか、愛して欲しいのか、また素直に言う。
あなたが好きだから。不安だから。こうしてくれたら嬉しいから。
そしてまたまた、なんで不安なのか、嬉しいのか、素直に言ってみる。
あ、「好きだから。」の裏には時として所有欲による縛り付けたい、コントロールしたいなどの欲求があったりするので、そこもしっかり見ていくといい。
ま、詳しくはまた今度。
ま、本音で信頼できるパートナーシップを目指すなら、嘘をつく習慣を変えること。
ただの習慣なのだから。
何度も言うが嘘は一瞬で信頼を無くす。
それでもつきたければつけばいい。
人生人それぞれ。
何を選んでもそれがあんたの人生なんだから。