ドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
バー「なんと」が大きく軋んだあと
壁全体が揺れだした
グラグラグラグラッ!
「地震!?うわああああ!」
あまりの揺れにボクチンは、叫び声をあげた
部長もミコシさんも
「うわっ!」
「おっ!ちょっ!」
と 揺れる建物に おろおろしている
ただ、不思議なことに、バー「なんと」の壁やドアはぐらぐらと揺れているのだが
地面は動いていない
どうやら地震ではないようだ
ナンさんは素っ頓狂な声で
「王蟲!?」とさけんだ
「・・・おうむ・・・って・・・」
「ええっ!風の谷の!?きてるの!?」
ボクチンは地震が苦手だ
まともに考えられなくなって、ナンさんのボケにのってしまった
「ぎゃははははは!!」
「じゃあ 巨神兵を呼ばないと!」
たまねぎさんがツッコむ
「ナ、ナンさん・・・・ちょっと外、見てみてよ」
部長がカウンターに抱きつきながら、懇願する
「ん~~?んも~~っ」
ナンさんは、ほっぺをふくらませながらも、揺れるテーブルやイスをひょいひょい!
と上手にかわし、さっきゴリッペが突き破った窓から、チョコっと外を見た
「んまっ!!」
と、なにか、わざとらしく驚いたあと、ボクチンにちょいちょいっと手招きをする
「ドクロッチ、こっちきて」
「ここのドアのとこ、グゥー!って抑えといて」
「入ってきちゃうから」
ボクチンは煮えた頭で
ええ?ナウシカにでてくる王蟲だったら、ボクチンでは抑えきれないんじゃ・・・・
など不安になりながらも、なんさんの言われた通り、ドアに体を密着させ
体重をかけて、あかないように抑え込んだ
「みんな、ほら こっちから見てみて」
なんさんがボクチン以外に声をかけ、バー「なんと」の外を覗かせた
「うわっ!!」
「なんだこれは!?」
ドアを抑える役をさせられて、外に何がいるのか分からないボクチン
皆の声により、急速に恐ろしさがこみあげてくる
その間にもバー「なんと」の揺れは激しく大きくなるばかりであった
なにが?
いったいなにが、バーの外にいるの!?
そして何をしているの!?
この建物は大丈夫なの!?
「ふきだした災厄」ってなんなのだ!?
まさか 王蟲?
なんで脈絡もなくナウシカ?
作者が図書館で「風の谷ナウシカ マンガ版1~7巻」をかりてきて一晩で読んだから?
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謎が謎を呼ぶ小説「機械」
ドクロやバー「なんと」の皆は、建物ごとペチャンコになってしまうのか!?
彼らの運命やいかに!
酔っ払いながら書いたので、わけわからなくなりながら
つづく
