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皆様はお変わりありませんでしょうか。
コロナもだいぶ落ち着いたかと思ったら、
またぶり返して気が滅入ることもあると思います。
そんなとき
に芸術文化はどうしても後回しなってしまいます。芸術や娯楽が死ぬということは人間のもつ創造性や心の豊かさの死に繋がることかもしれません。絶対に必要だと思います。こんな時だからこそ何かに出くわすことで今が面白くなることもあるかもしれない。人前で誰かが何かをするだけで面白い筈なのでこれをご覧の皆様には一度体験してもらえたらと思っております。
演戯集団ばぁくう
佐藤順一ひとり芝居
陽気な客
原作 山本周五郎 / 演者 佐藤順一
2022年7月29日(金)19時00分~
2022年7月30日(土)15時00分~/19時00分~
@アトリエ戯giza座
福岡市中央区六本松4-11-25オリエントビル5F
料金2000円
お問合せ
092-736-1220(有)演戯集団ばぁくう
baakuu.com
※開場は開演の30分前となります。
※感染対策を講じております。
※体調が優れない方のご来場はご遠慮ください。
ばぁくう代表の佐藤が、おそらくこれから先も演じつづけていく作品になると思います。舞台は生物なので、常に起こる変化をこれから先も皆さんと作品を通じて出会えることが楽しみなのではと、リハーサルや本番で見てとれました。宜しくお願い致します。
文・赤星 武
そうでした、「飯」の写真を見てもらおうとしていたのに、
うっかりと仕事にかまけて、放っていました。
そうこうするうちに、十日が来まして読演の日がやってきました。
今月は、サマセット・モームの唯一の童話と言ってもいい作品「九月姫」と、
すごく短いものですが、モームの曲者ぶりが窺える「詩人」という作品をやります。
よかったら観に来てください。
あ、宣伝・・・。になってしまいました。でもこれ大事。
なにしろ関心を持ってくれる人が少なくてね・・・。
それでもやるけど・・・。
アトリエの様子を見てもらいたいので「飯」の写真を載せます。
それと読演のチラシと・・・。
いい日よりです。
ブログを久しぶりに書こうかなと思いついたのですが、
認証だのなんだので、精力が尽きました。
なんだかややこしくなっているようで、
これでは、思いやられます。
五月の13.14.15日で久しぶりの舞台をやりました。
中村吉蔵作の「飯」です。
一時間半ほどの大正時代の庶民の生活をテーマにした社会劇でした。
こんな古い芝居ですが、わりに喜んで貰えましたので、こんな芝居をやっているところがあるんだと、
皆さんにも知っていただこうと、書く気になりました。
で、疲労です・・・。明日にでも舞台写真をアップしたいと考えております。
そして、六月には、一人芝居をやろうと構えております。
その情報もお伝えできればと思っております。
ままま・・・。今日はこのくらいで。
かねてから準備中だった作品を、今月末に上演します。
山本周五郎原作の江戸人情話「つゆのひぬま」を脚色演出して朗読劇の体裁を作りました。
全国的な猛暑で、熱中症の心配やらお客様を動員することでのコロナリスクを出来る限りの備えをして、
上演することに決定しました。
色々と不安な声や準備に対する物足りなさで、有観客での上演を断念することも考えましたが、
前に進みます。
当然ながら、消毒・マスク・換気・脱密など、徹底します。
客席も人数制限し、ゆえに全席予約制です。
一回ごとの上演と、その日一日を大切にして、作品に取り組みます。
終えた後にどんな結果が待っているか?
こんな不安を抱えて上演することに意味はあるのか?
ふとすると揺れる心を作品に向けた愛で乗り切ります。
一説に演劇の起源は祭祀・呪術であるというならば、
真剣に作品に取り組んで、コロナを払って見せましょう。
作品のことだけ考えて週末を迎えます。
上演後記は、終えてから・・・。
長かった梅雨もやっとあけました。
しかしこの暑さはなんでしょうね。
夏なんだから暑くて当たり前だ、と言ってしまえばそれまでですが、それでも言わずにおれない暑さですね。
活動自粛が空けて、6月から再開しました読演塾ですが、このところまた全国的に罹患者数が増えて、
このままでいいのか?と、もやもやした毎日を過ごしています。
読演塾も、6月から再開しました。が、このところの豪雨被害の問題や続くコロナの影響で、
なんだか腰が据わらないような気分が続いています。
佐藤順一読演会も6月から再開しました。
マスクの着用・アルコール消毒・換気・加湿・客席の間引きなどなど、
世の中で言われている感染予防対策を出来うる限り実践して、やっています。
でも、6月下旬からの急激な罹患者の増え方に、さあ、どうしたものかと頭を抱えているのも事実です。
しかし、細々とでも火は点し続けなければという思いと、絶対にコロナは出さないという意識で、
開けられる間は本番の幕を開けようと思っています。
確かにそれどころじゃないだろう、というご意見があることも承知です。
しかし小さな場だからこそ、目が行き届く、注意することが出来るということもあるでしょう。
みんなが自粛して何もしなければ、解決する問題でもなかろう。大切に好きなことをやりましょうよ。
余暇が生まれると、遊びたくなりますよね。遊んでると羽目を外してしまうこともありますよね。
僕たち演劇人は、表現が好きでこの道に入りました。好きなことだからできなくなると辛い!
もし万が一が起きると、やれなくなることは実証済み。
だから続けられるように用心する。大切に機会と場所を使おうとするでしょ?
今こそ夢中になってホントにやりたいことを続けましょう。なんとか動き続けることを目指したい。
勿論注意の上にも注意をしてね。
で、今月8月は、芥川龍之介の「あばばばば」という話をやります。
時間も短くて、35分くらいです。感染予防にはご協力を願います。
全席予約制ですので、ご連絡をよろしくお願いします。
あいにくの雨模様です。
桜の加減はいかがなものでしょうか?
で、こちらは、真冬のペテルブルグのお話。
ニコライ・ゴーゴリ作の「外 套」の話です。
1842年の作品。ロシアの下級官吏の切なくも人間味のある滑稽な話。
アカーキイ・アカ-キエヴィッチは、誰からも相手にされない、文書係の官吏。
無趣味で、人付き合いもなく、ただ文書の清書を黙々と続けるばかりの男。
もちろん洋服などもこだわらない。長く着古した外套が、いよいよダメになる。
新調するしかなさそうだ・・・。だが、金がない・・。しかし、このまま着続けるわけにもいかない・・・。
毎日の生活を切り詰めて、80ルーブルの金を用意し、ようやく外套を新調することが出来た。
至福の絶頂・・・!日ごろ見向きもしない同僚までが、彼の外套を褒めそやす。悪い気はしない・・・。
いやいや、幸福の絶頂とは、このことだろうか・・・?
ところが・・・・!!
垢抜けなく、要領も悪く、心まで弱いアカーキイ・アカ-キエヴィッチ。
でも、いいヤツなんだ・・・。なんて感じで演じています。
お寄り下されば・・・。
4月10日、15時~、19時~
20日、15時~、19時~ です。
今から行ってきます。
暖かな春らしい天気です。
今月の読演も明日3月10日からスタートです。久しぶりに江戸時代をやります。
山本周五郎 作「春 三たび」という作品です。
下級武士のもとに嫁いだ十七歳の伊緒。一月も経たぬうちに夫は戦場へ向かうこととなる。残された伊緒は、老いた姑と病身の義弟と共に、家を守ることに必死の毎日を送っている。夫は遠く天草の地、聞こえてくる戦況もはかばかしくはない。夫の無事を祈るより、生死にかかわらず武功を願う。家名を守るため、伊緒の奮闘が続く。ふた月経って、めでたく戦も終わった。ところが・・・・!!
周五郎先生の「日本婦道記」という全集の中からの一作。感動必至の物語です。
ぜひ、皆さま会場にお越しくだされば、と願っております。