簿記検定のための電卓選び10のチェックポイント | 暗記不要の簿記独学講座【簿記革命】

簿記検定のための電卓選び10のチェックポイント

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電卓の具体的な使い方の練習を始める前に、適切な電卓を手にいれましょう。適切な電卓を使わなければ正確に早く電卓を操作することが難しくなります。
この記事では、簿記検定に向いている電卓を選ぶときのチェックポイントについて解説します。

電卓の大きさは中型以上

小型の電卓はボタンが小さすぎてミスタッチをしてしまう確率が上がります。
試験のように緊張する場面では特にミスが増えるため、小型の電卓は避けたほうが無難です。
大型か中型かは持ち運びのしやすさと手の大きさで選べば問題ありません。

数字キーがきちんと反応すること

ボタンの形状や材質によっては、一回押しただけではきちんと反応しないことがあります。
ある程度長押ししないと反応しないものもあります。
電卓はかなりのスピードで使うため、数字キーがきちんと反応しない電卓は使わないようにしましょう。

ある程度の重量があること

ある程度重量がないと、ガタガタと動いてしまい、タッチタイピング(ブラインドタッチ)を行うときにミスしてしまいます。
また、不必要な音が出てしまうことにもつながります。
できれば机と接する部分がゴムになっているものを選ぶといいでしょう。

太陽電池と内臓電池が併用されていること

内蔵電池だけだと、もし電池が切れたときに電卓なしで試験を受けなければならなくなります。
試験中に電池が切れることはほとんどないですが、太陽電池でも動く電卓であれば安心です。

12桁まで計算できること

8桁までしか表示されない電卓では問題の計算ができない場合がまれにあります。
12桁まで表示されればまず大丈夫でしょう。私の経験では、簿記検定において12桁で足りなかったことは一度もありません。

サイレントキー機能がついていること

電卓を打つときの音が小さくなる機能をサイレントキー機能といいます。
周りの人に迷惑をかけているかもしれないと思うと自分の集中力に影響してしまうため、サイレントキー機能が付いていたほうがいいでしょう。

メーカーはシャープ製

電卓のメーカーはシャープとカシオが有名です。
カシオではダメというわけではないのですが、私はシャープをオススメします(カシオさん、すみません)。
シャープとカシオではゼロの位置が違うのです。
カシオ全てがこの並びというわけではありませんが、カシオはゼロだけ左にでてしまっています。
どちらを使うかは好みの問題ですが、私の場合は数字が「横3つ×縦4つ」の形で並んでいないと使いづらいです。

もちろん、現時点でカシオ製で慣れている方はそのままで構いません。

早打ち機能がついていること

1つ目のボタンを離す前に2つ目を押しても、ちゃんと反応する機能です。
ロールオーバー機能ともいいます。
ロールオーバー機能がない場合は、1つ目のボタンを離してから2つ目のボタンを押さないと反応しません。
電卓はかなりのスピードで打つため、ロールオーバー機能がない電卓は使えないと考えてください。

メモリーキー(メモリープラスキーメモリーマイナスキーなど)・グランドトータルキー(グランドトータルキー)がある

メモリー機能グランドトータルキーは極めて便利です。
簿記検定でも積極的に使っていく機能なので、必ずメモリー機能とグランドトータルキーがついているものを使ってください

印刷機能、音が出る機能、プログラム機能、記憶機能、辞書機能がついていないこと

これらの電卓は試験場に持ち込めません。
関数電卓もプログラム機能を持つ電卓に含まれるため、持ち込めません
 
第128回検定試験から日数計算機能・時間計算機能・換算機能・税計算機能・検算機能がついた電卓については音が出ないものに限り使用できるようになりました。


これらのチェックポイントを満たす電卓を普段の練習から使うようにしましょう。
試験本番でももちろん使います。

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