自分も子どもだったことがあるから。
自分にも子どもがいるから。
友人と主人公が元々は親友のような関係で、
友人の父親がその写真を残しているところが一番泣けたんだけど、
主人公が多分はじめて強く後悔し、「もう二度と会えない」と
はっきりわかったんだろうなぁと思った。
人の「悪意」というのは呪いみたいなもので、
目にはみえないけど。
悪意を向けられるのはいやだけど、
悪意を向けるほうにまわるのもいやで、
子どもにもどちらにだってなってほしくはない。
自分の子どもに話すのは、
ひとりでもいいから大好きな友達がいれば
それでいいと思うよということ。
なにか一つでもいいから、大好きなことがあれば。
他に全部うまくいかなくても、多分楽しいよと。