アフリカの蹄 (講談社文庫)/帚木 蓬生
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印象深い文章。

 

「祭壇の横にも子供たちを寝かせることができます。

子供たちばかりですから百名近く収容できるはずです。

主もお赦し下さると思うのですが」

「それではしかし、礼拝ができない。

いやその前にこの教会が病気の巣になり、

信者が寄りつかなくなる。

そんなことを主が認められるはずがないでしょう」

 

 

以前に読んだ「アフリカの瞳」は、

この続きだったようで、

やっと読むことができた。

 

「アフリカの蹄」を読み終えた後、

「アフリカの瞳」もう一度読みたくなったので読んでみたけど、

「アフリカの蹄」の方がよかったかな。

 

この作者は詩が好きなようで、詩が度々でてくる。

 

サブタイトルを全て詩でできているし。

詩というのは印象に残りやすいね。