世界各地で日本産製品が禁輸になりつつあります。
工業製品までが、そういう扱いなのは無知ゆえで
まあ、一時的には仕方ないと思います。
行政はとっとと、日本の部品工場なんかの
輸出体制の立て直しを支援して下さい。
しかし、今回日本産の食品や日本料理離れが
起きているのを、実は私は歓迎しています。

なぜなら、ここ数年、世界的な寿司・和食ブームで
海産物が高値で取引されるため、魚や魚介類や
水産加工品がやたら高くなっていた。

中国や韓国では日本料理をカタり、不衛生な
寿司を自国で売るだけでなく、世界中で偽物の和食店
を展開してきました。

今回の放射能騒動で、日本料理離れが進みます。
しかし、今後の世界的な食糧難や種苗利権の暴走を
考えると、今回の日本産食品への風評被害が却って
食糧防衛になる可能性があります。

農業製品のTTP加盟による輸出体制ができると、
遺伝子組み換え種苗を使った利権と特許まみれの
管理農業になり、やがて利権まみれの種に自分の土地
を乗っ取られる結果になります。遺伝子組み換えで
ないことを証明するための検査そのものに莫大な
特許料が発生するので、輸出してもいずれは採算が
採れなくなります。

食糧文化の鎖国化は、短期的には日本に不利に
見えますが、中期的には日本の固有種と食文化を
これから世界を席巻する種による土地の乗っ取り
から日本を助ける結果になるかも知れません。

それに、近海の魚が放射能汚染されてない状態に
なると、安く美味い魚が食えるようになります。
外人の雑な舌には、日本産の魚介類なぞもったいない。

東電はこの辺をしっかり踏まえて海洋汚染しないよう
頑張って下さい。それと安全基準を安く見積る
癖は直せ。お前らの給料削って、災害対策に回せよ。

食い物に関しては、日本人だけが安全かどうかを
知ってればいい。
狂言に附子とかいう演目がありますが、外人には、
日本の美味いものは毒だと思わせておいて、
日本だけが安全とわかっているものをこっそり
独占していくのが、賢明なやり方ってものです。

世界中が日本料理の美味しさを知ってしまった今、
今回の騒動は日本人の食糧防衛には、長い目で
見ると、プラスに働きそうな気がします。