さて、ここしばらくミサイル乱射のおかげで

すっかりキムチ臭いブログと化してしまい

ました。ああ、嫌だ。

さて、このジメッと暑い季節の私なりの

楽しみ方なんかでもご紹介しましょう。

この季節、私が最上の飲み物としている

のが、氷玉露。少し高めの良質の玉露で

ないと、いい味がでないのですが、茶さじ

に2~3杯ほどの茶葉を急須に入れて、

うまい氷をガラガラとその上に敷き詰め

ます。そして、そこに茶碗一杯の水。

で、そのまま、そのまま………。

そうやって7~8分ほどおいておきます。

すると、ゆっくりゆっくりと茶葉が開いて

いき、なんとも甘露な冷たい玉露を楽しむ

ことができます。くれぐれも、最後の一滴

まで注いでください。ここが、こっくりと深い

おいしさの秘訣なので。

1煎目は、口に含むと若草のような香りと

さわやかな酸味があり、コクの深い甘さが

口の中を清涼にしてくれます。この時点で

はお茶の香りと甘さを心ゆくまで楽しめるの

で、お茶菓子は要りません。しばらくすると

マスカットにも似た、フルーティーな後味が

楽しめるので、もったいないです。

で、2煎目では、茶葉が開いているので、

5分くらいで注いでしまいます。このちょっと

渋さの出たあたりで、お茶菓子投入でござ

います。本日のおやつは、たねやのふくみ

天平。その場で種をはさむタイプの最中な

んですが、さくさくとして、とてもおいしい。

普通の最中って上あごの側に皮がべったり

張り付くんですよね。あれがどうも苦手なんで

すが、この最中はOK。

近江八幡の昔からあるお店にも以前仕事

で行ったんですが、相変わらずここのお菓子

はうまいなあ。うっへっへ。

で、かなり渋さと爽やかさが増した3煎目は、

ゴブレットにガラガラと氷を入れてがぶ飲み

いたします。アイスコーヒー代わりといいまし

ょうか。まあ、そうでもしないと胃が痛くなる

からなんですが。ビタミンやカテキンが摂れ

るので暑さで体力が落ちたなーと思ったら、

おすすめです。

さらに、近頃はまっておりますのが、トマト素麺。

ひね物のうまいやつでも、いい加減そのまんま

だと飽きてくるので、ぶっかけにします。

具は乱切りにしたトマト、ポーチドエッグと鰹節

と大葉に茗荷、いりゴマ。

まず、トマトは切ったものに塩を一つまみ入れ、

さらっとごま油。そこに出汁味の強いポン酢を

さらっと。

素麺が茹で上がったら、キレイにぬめりを落とし、

氷を入れて具を乗せます。そうめんつゆは母が

好きで使っていたヤマモリのやつをざざっとかけ

てーーー。ああ、おいしいいい。

ギュッと固く熟したトマトの酸味とゴマの香ばしさ。

口の中を爽やかにするも茗荷の香り、大葉の香り。

とろーんと絡む卵のコクと、鰹節の味わい。で、うま

うまの素麺を食べながら、水ナスと瓜の塩漬けを

はりはりと…。

蒸し暑い時期って、うだるような暑さって、本当に

すばらしいなあ。本当に日本人でよかった…。

これをお読みになった方で、蒸し暑さを楽しみに

変える工夫などがあったらぜひ教えてください。