タリバンやその他のイスラム過激派組織による
「報復の連鎖」が止まらない。


パキスタンとタリバンは、ここのところ度重なる
戦闘はテロ行為を続けていて、死者の数も1回ごと
に数十人に上る。

写真は、爆破テロで親族を亡くし、嘆き悲しむ
少年。


少年にとって、肉親にまさる存在などいない。
神ですらそのような存在にはなりえない。


彼が憎しみに駆られ、十数年後、武器を持ち、
イスラム過激派と交戦する姿は想像したくない。

しかし、ぼくには止められない。
止める権利もない。

人を失った悲しみと、憎しみはこうして、長い
年月蓄積され、国家・民族が和解するのに大きな
障害となって残る。



日本はこの事件を止められなかったのだろうか。
国と国、人と人のかかわりから何とかすることは
できなかったのだろうか。