昨日の夜は12時過ぎくらいに普通に睡眠薬を飲んで

寝たのだけども、今日の朝は4時半くらいに目が覚めて

しまった。


その後、なかなか寝つけず、結局その後眠らないまま

出かけることになった。



12時半ころに家を出て、車で八王子まで行った。

ちょっとしたドライブ、くらいに考えていたけど、

なんだかすごく遠く感じてしまった。


普段、山梨や松本へ行くときは通過点に過ぎないので、

あっというまに着くような気がしていたのだけど、道が

比較的すいていたにもかかわらず、なんだか、着くまで

に疲れてしまった。



村治佳織さんのギターリサイタルは最近発売された

アルバム、ポートレイツの中から、

 ・Merry Christmas Mr.Lawrence

 ・Energy Flow

 ・Tears in Heaven

などが演奏され、その他、彼女がよく演奏している曲が

いろいろ取り上げられた。


 ・ショパンのノクターン

 ・メルツのハンガリー幻想曲

  など。

 ・ヨークのサンバーストは、ヨーク自身がイントロダクション

  を付け加えた新しいバージョンで演奏された。

  アレンジも少し複雑なものとなっていた。

  あの曲がはじめて彼女に演奏されたのは10年以上前で

  とてもすがすがしい印象だったけれども、今日は進化した

  大人の演奏って感じでした。





Portraits/村治佳織
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最新作のPortraits。

CAVATINA/村治佳織
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10代の頃に録音され、サンバースト等を含む作品、
CAVATINA。
とてもみずみずしい印象を受けます。



私は以下の作品なども好きです。




Lumiéres/kaori muraji

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この作品では、フランスの作曲家、ドビュッシーやサティの

作品などを取り上げています。

ジムノペディや亜麻色の髪の乙女などのアレンジがとても

心地よく響きます。




Viva!Rodrigo/村治佳織

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彼女のライフワークとも言える、

スペインの作曲家ホアキン・ロドリーゴの作品を取り上げた

アルバム。

アランフェス協奏曲は何回か録音されていますが、録音する

たびに進化を遂げていると思います。




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僕は、クラシックはよくわからないので、とりあえず聞きやすい

ものを聴きます。


村治さんは、クラシックという枠にとらわれず、クラシックギター

の独奏による表現の豊かさをいろんな曲を通じて、伝えて

くれます。


彼女を通して、「アランフェス協奏曲」の素晴らしさを知り、

この曲を取り上げているJazzミュージシャンの演奏も
いくつか聴きました。


そんなふうにして、音楽は古くからの伝統が今につながって

いて、そのつながりの糸をたどって、素晴らしい音楽を探して

は聴いてみる。そして、自分の大切な曲を増やしていく。


西洋音楽は体系的に理論が構築され、その視点から、

とかく、批評家的視点が入りやすいのですが、それは

あまり考えずに自分の感じるままにまず受容してみる。


音楽という趣味はそんなふうな気持ちの持ちようが

よいのではないかと思っています。



アランフェス協奏曲は、次の作品などでそれぞれの

人が取り上げています。



The Miles Davis and Gil Evans: Complete Columbia Studio Recordings
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Concierto/Jim Hall
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アランフェス協奏曲/パコ・デ・ルシア
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Miles Davis & Gil Evans の一連のセッションの

コンプリート盤は、6枚組で\8,000くらいしましたね。


買うのは、ちょっと思い切りが必要です。

普通の人は、


Sketches of Spain/Miles Davis
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がいいでしょうね。

1960年という時代に、スペイン音楽とJazzとの融合に取り組んだ

Miles と Gil の取り組みは画期的です。






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今日は、帰りの車で居眠り運転しそうになったので、

首都高の都心環状線を走っているとき、急遽、ICから

降りて、すこし疲れをためてしまったかもしれないなと

思います。


明日からはまた仕事。



柔軟で受容力のある仕事ができればいいなと思います。