今日は特に何もなし。
予定していたテニスは観に行かず、ずうっと家に
引きこもっていた。
昨日も夜更かしをして、眠りに就いたのは明け方
になってからで、また、昨日と同じように朝の薬と
眠るときの薬を一緒にして飲んだ。
目が覚めると10時10分頃だったのだけど、
アナログの時計の長針と短針をよく見ていなくて、
1時50分頃と勘違いしていた。
そのまま、「結構長いこと寝たのに、眠いなあ。
サイレースのせいかなあ。」と思っていたのだけど、
よくよく見てみるとまだ10時過ぎだった。
4時間くらいしか寝てないんじゃ、まだサイレース
の血中半減期にも達してない。眠くて足元が
おぼつかないのも当然だ。
それからは寝るでもなく、掃除したりしていた。
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今日の出来事としては、実家からなんか送ってきたが、
実家からだとわかった瞬間、嫌気がさして、受け取り
拒否して、そのまま送り返した。
秋祭りの時期だから何か作ったものを送ってきたのだろう。
しかし、ぼくには不愉快なだけだ。
すみません。佐川急便の方。
面倒をかけてしまって。
あと、伯母の49日と納骨は日程を早めて既に終えたという
ことを今日初めて知らされた。
ぼくなど呼ばなくてもいいということを、家族も親戚もみんな
思っているってことの証左だろう。
まあ、終わったことだ。
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あとは、Blogを更新したり、仕事関係の本を読んだり、
映画の情報をネットで探したりしていた。
今日読んだ本
- 「工事進行基準」に完全対応 システム開発「見積り」のすべて/野村総合研究所SE応援ネットワーク
- Amazon.co.jp
この本は、確かに見積もりについて書かれている本だが、
FPやCOCOMOなどの手法を詳しく書いた本ではない。
むしろ、「工事進行基準」を適用するということによって、
IT業界の仕事の仕方(特にWBSの作成と見積もり、
進捗の管理など)をどのように変えなければいけないに
ついて書かれた本である。
その要諦は、
・売上の計上基準が、コストの発生進捗によって決まること。
(これまでは完成して納品したら、売上が上がる
「工事完成基準」だったため、工事期間中のコストを
会計が意識する必要がなかった。)
・コストの発生進捗の正確な把握には、プロジェクト着手前に
各タスク別の精緻な見積もりを行うこと、そして、その
見積もりに対する実績を正確に把握する必要があること。
・工事完成時(IT業界でいえば、プロジェクト完了時)の売上高
は事前の契約締結時に確定させておくこと。
(でなければ、進捗率に乗じて、売り上げを計上することが
できない。あいまいな口約束などによる概算金額と、
進捗率を元に売り上げを計上することはできない。
もちろん、納期遅れや瑕疵などによる増減はあり得る。)
ということになろうか。
そして、その管理のためには、WBS/EVMといったツールの
活用が有効となり、これをうまく運用に載せることが即ち、
システム開発における「見積もり」の出発点ということになるの
であろう。
この仕組みがしっかり動かなければ、現場は、プロジェクトの
進捗管理を適切に行うことができず、また、経理部門は、受注
見込・受注残(受注後、まだ進捗が上がらず、売り上げに結び
付いていない額のこと。)・売上等の把握ができず、月次決算
や業績見通しの編成作業に影響する。
この本では、見積もりを作成する際の注意点・流れ等から、
運営ノウハウ、そしてプロジェクトを成功に導くための監視・
コントロールの方法などについて触れられている。
工事進行基準が適用強制となったことは、ITベンダーの
企業ガバナンスを強化する手段としての仕組みが制度会計
に組み込まれたということも意味する。
(外部への財務報告は)制度会計で、
(内部の経営管理は)管理会計で、
という枠組みを見直すことにもなります。
このあたりは旧来の部署別の責任会計による管理手法と、
工事進行基準によるプロジェクト別の管理会計をどのように
併存させていくのかといった問題もあります。
次は、
PMBOK第4版によるITプロジェクトマネジメント実践法/佐藤 義男
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PMBOK関係の本は、その体系の構成を伝えるのにも
多くの紙面を割かねばならず、この本も、個別のタスクへの
説明は少なめですが、チェックリストとしては、十分に
役立つと思います。
実際のプロジェクト管理とこの本を読みくらべ、
・このプロジェクトではどのような手法を取ろうとしているのか
それに対して、
・PMBOKはどのようなタスク・流れを想定しているのか。
を比較検討し、漏れがないことや、逆に予算取りや決裁など
のPMBOKには出てこないプロセスを先行することなどは
この本とは別に検討する必要があると思います。
プロジェクト管理手法には、PMBOKだけでなく、PMBOKを
下敷きにして編成されたISO10006などがある。
がISO10006に関してはいい本が見つからない。
(誰か教えてください。)
あと、ITILかそれ関係の運用関係の本と、ISMSとセキュリティに
関係する本も読みたいなと思っている。
プロジェクトの様々な側面で、いわば標準規格が重要視される
機会はここ数年、かなり増えており、
PMOなどによる指導や、エンジニアの意識も確実に変化が
起こってきていると感じる。
僕は昔ながらのたたき上げPMタイプの人が個人的には好き
です。理屈より結果。みたいな感じの人。
(自分自身ももそうなりたいと思っていた。)
なんで、あまり、四角四面の枠組みの中で仕事するのが好き
ではないのですが。
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今日聴いていたアルバム。
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Foleyという人はあまり、というか全然有名でないのだが、
Miles Davisのバンドなどにも参加していた有名な
Funk系のベーシストだ。
wikipediaには「最近は、George Clintonのバンドでドラムスを
演奏している」と書かれているが、本当のところはよくわからない。
http://en.wikipedia.org/wiki/Foley_(musician)#ref_lastmiles
しかし、「彼の与えた影響が大きい。」という記述はまさにその
通りで、また、Wikipediaには彼が共演したミュージシャンとして、
Miles Davisのほかにも、 Sly Stone, Santana, Herbie Hancock,
Prince, Patrice Rushen, Al Jarreau, Bootsy Collins,
Arrested Development, Mint Condition, Monica, Lenny White,
Marcus Miller
など一流のミュージシャンが数多くあげられている。
私は二十歳のころ、彼の噂だけは耳にしていて、
Jazz/Hip-Hop/Funk的な要素があって、かっこよさそうという
イメージは先行していたのだが、アルバムがレアで
手に入らなくて、楽曲を聴くことができずにいた。
その後、偶然、心斎橋のアメリカ村の中古CD店で上記の
アルバムを見つけて、即買いして以来はまってしまった。
中身はというと、すごくタイトにしまった Funk Instrumental
っていう感じ。ボーカルもときどき入るけど、あくまでノリで
聴かせようって感じのアルバム。
20曲以上あるけどあっという間に、Funkyな世界に引き込
まれてしまって、時間が過ぎるのを忘れてしまう。
正直言って、Marcus Millerでもこのレベルのアルバムは
作れていないと思う。
(Marcus Millerはもっと正当派的なアルバムを作る。)
FoleyはMarcusに比べれば音もタイトなのだが、ルーズさ
を絶妙に差し込んで、ものすごく面白くてカッコいい作品
を作ってしまった。
私にとって、1990年代では
Me'Shell N'degéocelloとともに重要なミュージシャンだ。
- Peace Beyond Passion/Me'Shell N'degéocello
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この"Peace Beyond Passion"を聴いたときの
衝撃は、凄かった。
特に、1曲目から5曲目のタイト感がたまらなく
いい。Wah Wah Watsonなど、参加メンバーも
僕の好きなミュージシャンが参加している。
途中3曲目の"Deuteronomy: Niggerman"では、
Joshua RedmanがSax Soloを取るパートがある
が、これもめちゃくちゃかっこいい。
ただこの人は、あまり有名でないせいか、
アルバムを発売しても、全然気づかないことが
多い。
つい先日(10/6)新作を発表したが、今日調べる
まで全く気付かなかった。
(以下、その新作。)
彼女は、去年も今年も来日しているが、いずれも
見逃してしまった。
今度来たら絶対観に行きたいと思っている。
仕事さぼってでも行く。
以前は、彼女は、Madonnaが作ったMavelickという
女性アーティストばかりが所属しているレーベルから
アルバムを出していた、(Alanis Morisette や、
Michelle Branche なども同様。)
その後、Mavelickはレーベル運営に行き詰ったため、
Time Warnerの子会社となるが、彼女はリストラされる
こともなく、Mavellick以外の別のレーベルからアルバム
を出している。