今日は昼過ぎまで寝ていた。

眠ろうとする時間自体が遅く、夜眠るときの薬と朝の薬を

一緒に飲む有り様だった。


起きてからは映画を観に行った。

観たのは、太宰治原作の『ヴィヨンの妻』

主演は松たか子さんだった。

松さんのなにかに達観したような、"存在感"がとても印象

に残る映画だった。


でも、夫が愛人と心中未遂を謀り、そのうえに、嘘まで

つかれた時、松さんから流れ出てくる涙がとても切なかった。


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その後ライブに行く前に、United Arrowsで秋冬向けのニット

を買った。



ライブは、Cotton Cl.ueにて、21:30より。



東京で暮らすある人間の日記



Pat Martino(g) Quartet featuring Eric Alexander(ts),

TonyMonaco(org), Jason Brown(ds)

という構成だった。

去年だったか、

Harvey Mason(ds) Trio

featrugin Pat Martino(g), TonyMonaco(org)


というライブを観ていたが、個人的にはそっちのほうが

よかったかな?という気がした。


理由は二つ。

 ・Eric Alexanderは優等生すぎる。

  もっと、Pharoah Sanders ばりに一音で会場に激震が

  入るようなインパクトが欲しい。


  若いのに、守りに入っちゃって、ひかわきよしみたいで

  いまいち魅力に欠ける。

  当分は、「どうしちゃったんだこの人。」と思われるくらい、

  ブリブリ吹きまくって、周囲から浮いちゃうくらいのスタイル

  に転向することを要望したい。


  でも無理なんだろうな。

  彼のようなスタイルは、ひかわきよしを好む演歌ファンが

  一定層いるのと同じで、古いJazzファンにはそこそこ

  好かれるから。


 あともう一つは、

 ・Pat Martinoはやはり衰えてきたなあと思った。

  この人は再起不能の状態に陥って長年、リハビリを続けた

  後に復帰して、今も現役なのだから、驚くべき、

  前回よりもフレージングの鮮明さに欠けるような気がした。

  相変わらず、早弾の技術はすごいんだけどね。


 Tony Monaco は相変わらず、変態エロオヤジ的な形相で

 的確なバッキングとソロを取っていた。


 比較的安定したプレーヤーとしてPat Martinoが信頼を寄せて

 いることが分かる。




帰りは、日比谷から三田線に乗って帰った。

三田線って、ほとんどの駅が板橋区にあるのに、

なんで港区の三田の名前が付いているんだろう。

とふと思った。


まあ、所得税収・法人税収は段違いに港区のほうが大きいから

そういうのも影響しているのかな。






明日はテニスの予定でしたが、落ち込み気味なので、

一日中寝ている予定です。


また、火曜日からタイトなスケジュールで動くことに

なるので、なるべく充電です。