宝塚線脱線、事故調委員が情報漏らす JR西前社長に
http://www.asahi.com/national/update/0925/TKY200909250186.html
JR西・前社長「責任者の特定避けて」事故調委員に要請
http://www.asahi.com/national/update/0925/TKY200909250412.html
ほんとにひどいやつらだな。
自己保身しか考えていない。
100人以上が無くなったことの重大性を分かっていないのか?
自らは経営者であり、その企業の活動全般に責任を持つという
自覚がないのか?
ほんとにいい学校出て出世したやつらがみんなこんな奴ら
ばかりだから、希望が持てなくなるんだとつくづく思う。
言い訳だけは達者な連中なんだから。。。
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この事件の背景には日本の鉄道関係者が共通して持つ「定時運行」と
いう目に見えない大きな圧迫感がある。
余部鉄橋から列車が転落した事故も定時運行にこだわるあまり、風速が
規定以上の25m/sを越えていたにもかかわらず、運転を行った結果
起こった。
『定時運行より大切なものがある。』
20年かけても、尼崎の事故では、それが運転士を追い詰めた。
全然過去の教訓が生かされていなかった。
そして、余部の事故から20年経って生じた事故に対しても、
何の反省もない。
頭の人間がどんどん腐っていくだけだ。
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前原国交大臣は就任早々、八ツ場ダム・川辺川ダムの建設中止や
この問題など多くの難題にいきなり向き合うことになった。
いずれも何十年も国と地方と地元住民が話し合ってきた問題で、
簡単に解決するわけもないが、ここでどういう手腕を発揮できるか
が、政治家としての力量を問われるところ。
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こういうときは小沢さんだ。
ことを動かすには金がいる。
そういうとき、国交大臣がいくらがたがた言っても、予算の裏付けが
ないとだめだ。
そして、そのためには財務省が首を縦に振らないとだめだ。
ただでさえ金のかかるダム事業は、結局推進しても止めるにしても
金がかかる。財政規律の引き締めを主張する藤井さんが財務大臣と
なったので、ますます財務省の財布のひもは固くなる。
またそもそも、マニフェストで掲げる様々な政策を実行するにあたって
はダムの建設のための予算を削るしかない。
しかし、地元の住民に文句を言わせつつも事態を解決させるためには
金が要る。
今の政権で財務省に根回しして金を手当てさせられる大物というと
小沢さんくらいしかいない。
前原さんが小沢さんに助けを求められるかどうかだろうなと思う。
結局政治とはそういうもので、僕は小沢さんが首相にならなくて
かえって良かったと改めて思う。
いつ死ぬかわからないというのもあるけど、若造の政治家なんか
屁とも思っていない財務省幹部を相手にするには、それなりの
人材が必要なのだ。
まあ、前原さんも、事の複雑さ理解せずに、大臣引き受けちゃったん
だろうな。
この人と、運輸・建設行政は接点何もなし。
まあ、いいお勉強にはなるでしょう。