1Q84 - 村上春樹さんの新作

村上春樹さんの新作『1Q84』が5/29に発売される。

私もすでに10日ほど前に予約を入れている。
長編としては、2004年の『アフターダーク』、複数間に亘る作品と
しては2002年の『海辺のカフカ』以来となる。

東大の柴田教授が責任編集をされている”モンキービジネス”

の春号では村上さんへのロングインタビューが掲載されている。

インタビューを読みたくて買ったのですが、先入見ができると嫌なので、

後で読むことにしたので、まだ読んでいません。

私は村上さんの近年の作品では、「スプートニクの恋人」が好きです。

タイトルそして、表紙の装丁も素敵だと思います。

でも、この作品が発表されてからもう10年も経つんだなぁ。

近作とはもういえないかもしれない。

これを買ったときは、私は23歳で京都で暮らしていた。

仕事でてんてこ舞いになっていながらも地下鉄と新快速に乗って

通勤する時間に読んでいたように覚えている。

ずいぶん遠い記憶のように思える。

まだWindows2000も発売されていなくて、当時はWindows NT4.0

向けのシステム開発をしていた。

あれからわたしも考え方の面でずいぶんと変わったと思う。

村上さんも60歳になられたし、私も年をとったということは

認めざるを得ない事実なのだと思った。