ようやくという感じもしないでもないけど、ついに首都圏で
新型インフルエンザの患者が確認された。
新型インフル、都内の女子高生感染 首都圏で初の確認
http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY200905200297.html
ただ、不思議なことがいくつかあって、
1つ目は
なぜ、また、高校生なのか?ということ。
海外へ渡航しているのは、高校生ばかりではなく、ビジネスパーソンや
旅行者も多数いるはず。
2つ目は、
この高校生は、海外渡航歴があり、海外で感染した後、帰国したと
考えられる。
つまり、首都圏の患者が見つかったことにはなるが、関西圏での
感染の広がりとは直接の因果関係がない。
毎日、数万人単位で関西と首都圏で新幹線・飛行機が使用されていて
十分感染が広まっているとしてもおかしくないのにそういう事例は
最初に感染者が出始めてから10日が経つのにまだ出てきていなくて、
首都圏ではじめて見つかった患者は、海外渡航者だった。
新幹線や飛行機の利用者は圧倒的にビジネスパーソンや旅行者が多いだろう。
どちらも何か感染しやすさを解明するためのヒントを与えてくれてはいない
だろうか?
あと、普通の風邪やインフルエンザとみなして、治療している人がかなりいる
のではないかとも思う。
(首都圏の人はまだ対岸の火事という意識が強いだろうから。)
まだ都内では、電車の中ですら、マスクをしている人をほとんど
見かけません。
が、早晩、「国民総マスク装着状態」になっていくでしょうね。
ワクチン以前にマスクが足らないという笑えない事態になるような気がします。