観てきました。
(上記写真は、ブルーノート東京の玄関脇にて)
しょっぱなから、終始一貫、カントリー調のほんわか
ムード漂うバンドメンバーの演奏の中で、
ビリー・ホリデーの影響を強く感じる
Madeleine Peyrouxのボーカルの巧みさに魅了
されました。
彼女のボーカルは、バックの演奏の中で自由に
フレーズを唱えながら、それでいて、伴奏の演奏
から完全には逸脱することなく、フリーな印象を
強く抱かせる、といった感じのとても巧みなもの
でした。
それでいてテクニックだけが目立つということもなく、
しっかりと曲それぞれが哀愁を感じさせるように
歌っているところに旨さがあるように思いました。
今日はなんだか少し熱っぽかったので、ライブを
観るには体調的によくなかったのですが、何とか
最後まで見続けることができました。
女性Jazzシンガーのライブがここのところ続いて
いますが、みる人それぞれに強い個性を感じさせ
られることが多く、このジャンルがいわば「急成長」
しているんだなぁと思わせられます。
ざっと、ここのところ、今日のMadeleine Peyroux以外に
・Erin Bode
・Jane Monheit
・Bei Xu
・Anna Marix Jopek
と旬の来日ミュージシャンを片っ端から観てきました
が、実力でいうと、Jane Monheit、好みでいうと、Bei Xu
が一番かなと思いました。
ですが、それ以外の人たちもみないい意味でみんな
それぞれに光る個性を感じさせてくれて、彼女達の
アルバムは今後もチェックしていきたいなと思っています。
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amazon.co.uk に今日観たMadeleine Peyrouxの
美しいポートレートがありました。
最新作 Bare Bones は amazon.co.uk で手に入れました。
通常のジャケットに外カバーの別ジャケットがついていて
少し得した気分です。
(amazon.co.uk は最近のポンド安と消費税がかからない
ことから、日本と同等もしくはそれより安く商品を買い
求められます。)
ステージで帽子をかぶっていました。
最後のほうで、帽子を脱いでいましたが、
とても美しい髪をした女性でした。
以下、彼女のアルバム。
どれもいい作品で、一番を選ぶのが難しいですが、
最新作の"Bare Bones"はかなり気に入っています。
Amazon.co.jp
Careless Love/Madeleine Peyroux
Amazon.co.jp
Half the Perfect World/Madeleine Peyroux
Amazon.co.jp
Amazon.co.jp
Got You on My Mind/Madeleine Peyroux
Amazon.co.jp
追記:
今日のバンドのメンバーは、
・Madeleine Peyroux(vo,g)
・Jim Beard(key)
・Jon Herington(g)
・Barak Mori(b)
・Darren Backett(ds)
でした。
http://www.bluenote.co.jp/jp/sp/270.html
(注:音が鳴ります。)