「イランの風景伝えたかった」文学界新人賞のシリン・ネザマフィさん
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090508/bks0905082030002-n1.htm
文学界の新人賞を外国人が受賞することも驚きだが、
(しかも漢字を使わない言語圏の出身者は初めてのこと。)
さらに驚いたのは、受賞した作家の女性の美貌。
さらにさらに驚いたのは、システムエンジニアであるということ。
でも、なんか、こういうパターン最近多いな。
美人過ぎる市議会議員とか、全然中身の薄いのもあったけど。
(すでに過去形。)
話題作りとみなす向きもあるだろうけど、小説の世界は
実力勝負。賞をとっても泣かず飛ばずの作家は数知れず。
食べていけるのはごくわずかの人気作家だけ。
もはや、文学に時代を動かす力もなく、憧憬をたくす対象で
あることも少ないのかもしれないけど、”何か”をもたらす
ものであるのなら、それは存在価値のあるものだと言える
と思う。
また、内向きになりがちな日本人にとって、イランという地を
小説の舞台として選んだことは、日本の文学にとっての
方向性として、意義あることだと思う。