今日、家に帰ると、Pat Metheny の新譜が届いていました。
 
 
 
Day Trip/Pat Metheny Trio

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Pat Metheny の作品は、フュージョン色の強い、Pat Metheny Group のアルバムと、ジャズ色の強い作品の2系統に大きく分かれますが、今回は後者の作品です。
 
 
私の中では、アコースティックジャズ系のPat Methenyのアルバムは、なかなか一聴して評価が定まらないことが多く、聴けば聴くほど、はまっていく。というような作品であることが多いのですが、今回もそういう意味では、一聴して「いい!」とは思えなかったです。(まだ前半聴いているだけですが。)
 
 
ただ、同じような感想を持った、以下のアルバムたちが今ではどれも愛聴盤になっているので、今回もあなどれないなあと思っています。
 
 
 
Rejoicing/Pat Metheny with Charlie Haden and Billy Higgins

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たぶん最初に触れた、パットメセニーのアコースティック的な作品がこの"Rejoicing"です。
 ・1曲目の Lonely Woman
  (Horace Silver作、Ornettte Colemanの演奏で有名。)
 ・6曲目の Story From Stranger
の美しい旋律に感動しました。
 
 
 
Question and Answer/Pat Metheny with Dave Holland and Roy Haynes

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次はこれです。


最初聴いた時は、全然印象に残らなかった作品ですが、今では、
  ・2曲目のQuestion And Answer
  ・4曲目のNever Too Far Away
  ・6曲目のChange Of Heart
など大好きな曲目白押しのアルバムになりました。(その後、このメンバーで行ったライブのBootlegもゲットして、よく聴いています。)
 
 
 
Quartet/Pat Metheny Group

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このアルバムは、すごくポップなアルバムだった"We Live Here"の後に出たので、すごく地味に感じられて、最初は退屈に思っていて、買ったあと何年もずっとまじめに聴いたことがなかったのですが、ある時聴いてすごく実験的でかつ洗練された表現になっていると感じて、「うーむ、すごい」とうなった作品です。
 
 
このアルバムに入っている"When We Were Free"は、今回発売された"Day Trip"でも再演されています。
 
 
 
Trio Live/Pat Metheny Trio

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この作品は前もブログの中で触れたけれども、表現力がすごい作品だと思いました。
今考える限りギタートリオの最も先進的かつ完成された表現結果と言える作品じゃないかと思います。
 
 
Pat Methenyがこの頃に出演したライブのBootlegはDVDなども含めて、買い集めまくっています。
 
 
 
Quartet/Metheny Mehldau Quartet

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このアルバムは、演奏しているメンバが来たコンサートを去年の9月に見て、初めてPat Methenyを生で観られたし、思い出深い作品です。
 
 
もちろんアルバム自体もよくできています。
(まだ、ちょっと聴き足りないのかもしれませんが。)